’19年10月 気が付けば   自己ベストシーズン         の物語








この時期としては
10年に一度の寒波襲来
と喧伝されていますが
たしかに12月並みの
冬将軍の御挨拶
北海道は一夜で
雪景色となりました。

こんにちは
Mrs.&Mr.小柴は
少々凍えながらも
季節の進みに
順応しております。







北海道 小柴ふあーむ

ことしの現場作業を
この雪景色になる
わずか2日前に
無事完了いたしました。

滑り込みセーフ!

今年もなんとか
ゴールイン出来ました。







シーズン中は
しんどいしんどい と
言い続けていますが
終わってみたら
あっという間

春の仕事が
つい昨日のようです。







明日の心配が
仕事そのものの
農業

自分たち
いったいどうなるのだろう?!

そんな日々の
ピリピリ来る緊張感が
終わってみれば
快感になります。

無事に終えられた
今だからこそ言える
そんな能書き

今月はそんな流れで
進めてまいります。


どうぞお楽しみくださいませ!








「農業は 人生を賭ける 価値がある」





<経営理念>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



北海道 小柴ふあーむ
公式ホームページ



北海道 小柴ふあーむ
今年の営業
すべて完了いたしました。

どうもありがとうございました。



すでに全品完売となっておりますが
ホームページのショッピングカートでは
商品ラインナップを継続して
展示しております。

ショッピングカートは
こちらから!


ウィンドウショッピングの様に
しばし楽しまれるのも
興かと存じます。

ショッピングカートにて
ぜひ一度お確かめ下さいませ。


小柴ふあーむのこども達は
日々を忙しく送られる方に
季節の節目を気付かせてくれる
北海道ニセコからのお届け物として
年々評価が定着しつつあります。

北海道とつながった
あなただけの季節感を
北海道 小柴ふあーむ が
お届けします。

待ってワクワク
届いてニッコリ
食べてジンワリ

大切な方と分け合って
嬉しさ倍増の春夏秋冬
いまから始まる今年一年の
「季節を耕す物語」です。


今年見逃したあなたにも
来年こそはお会いできるよう
安定かつ充実のラインナップで
代表とともに
お待ち申しております。

来年こそは ぜひ!
お試しくださいませ














〜勇気ある生き様〜
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最新情報を現場から
随時アップ中!

臨場感タップリに
「季節を耕す物語」 を
リアルタイムで
提供しています。

天気のめまぐるしい変化
日々作業の進み具合
目を見張る作物たちの成長
そして
私たちの 喜怒哀楽

ネットであなたがご覧になる風景は
同じ時に私たちが現場で見ていた風景
リアルタイムのアップで
お互いの季節を共有しましょう。

本当にお届けしたいものが
ここに詰まっています。

「季節を耕す」とは
どういうものか?

小柴さんちは今日
なにをしてたのかな?

北海道は、ニセコは今日
どんな天気だったのかな?

生産者でしか気付けない視点
地元ならではの臨場感を
皆さんにもお分けしたく
毎晩更新しています。

ニセコの今を
どうぞチェックしてみてください。











今月のテーマ
気が付けば
自己ベストシーズン
の物語



あらためまして
今月のテーマ

「気が付けば・・・」
についてのお話し。







今年、一貫したキーワード
「勝ちパターン」

時に浮かれ
時に揺れ
時に沈み

「勝ちパターン」の
検証に賭けた
一年でしたが・・・

至らぬ人間ゆえの
浅はかな喜怒哀楽とともに
進めてきた営農ですが
最後、〆てみれば
微増といえども
また少し
実績を上げておりました。

軽い驚きとともに
ホッと安堵しております。







常々申してますが
我が家の経営スタイルは
小規模高効率
一発狙いの荒業でなく
こつこつランナーを溜めては帰す
知的経営を目指してます。

無策で成り行き任せ
とは違いますよw

メガチームの様に
最強のエンジン、シャシ、ドライバー
を駆使したレースでなく
中堅チームの様に
スタンダードな技術を
堅実に使いこなし
各レースでポイントを着実に重ね
気が付けば
年間ランキング4位あたりに付ける
そんな経営を目指してます。







徹底的な自己分析を基に
確実な改善を重ね
0.1秒単位の
ラップタイム差を刻みながら
最後は表彰台の一角に
手を掛ける。

そんな硬いレースを
イメージしております。







派手さはありませんし
注目も浴びません。

あくまでストイックに
昨日の自分が
今日の標的です。

外部評価を気にすることなく
自己ベスト更新を限りなく続け
確固たる客観性を築き上げる。

小さな新参者が生き残る道
そう見据えております。

今年はその一つの区切り
と念頭に置いて
「勝ちパターン」の検証を
進めてきました。

その結果の
自己ベスト更新
どうぞじっくりと
お楽しみください!











今月のフラッシュ






 


'19年10月
「気が付けば 自己ベストシーズン の物語」
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All rights reserved @北海道 小柴ふあーむ










今月のあれこれ








「季節の移ろい」



北の季節は
素早く変わります。

一雨ごと
一風ごと
空気がどんどん変わり
海洋から大陸へ
南から北へ
雰囲気が入れ替わります。

風が吹き
雲が流れると
新しい季節が
やって来ます。













「最後の収穫」



もう10年以上挑戦してきた
晩生メロン

その勝ちパターンが
だいぶ整ってまいりました。

今年も地道に取り組んで
気が付けば管内最後
大トリを務めたようです。

ここまで来るのに
多くの関係者にご迷惑をおかけし
また多大に助けられて
まいりました。

技術的なこと
流通的なこと
品種的なこと

通常販売はしていませんが
個別注文には対応していて
今年の晩生メロンは
ご期待に十分応えてくれました。

この時期の技術的要点は
一応復習できましたし
今年さらに追記する技術も
得られました。

考えがあって辞めた
会社ではあったけど
会社で学んだ多岐にわたる教養が
いま農業現場で
もの凄く役に立ってます。

むしろ
技術や品質や経営の
指針作りや判断基準は
会社での経験が
そのまま活かされています。

世間を知るということ。

会社20年を通して
色々な意味での世間や
それとの対し方を
学ばせてもらえました。

農業者としては
駆け出しの新参者でも
社会人としては
35年のノウハウがある。

農業以外のノウハウは
私たちだけが持つ強み。
私たちには私たちならではの
見え方と考え方がある。

晩生メロンの確立は
その典型事例。
私たち独自の
消化があって
成果があって。

経営では
補助的意味だったのが
いまや完全に
レギュラーメンバーと
なりました。

自己ベストシーズン成り得た
功労者のひとりが
晩生メロン兄弟たち
でした。









「土に命を吹き込む−堆肥」



地力 という言葉
お聞きになったこと
ありますか?

作物の良し悪しについて
語るとき
収穫の良し悪しについて
語るとき

地力あるから、とか
地力が無いなぁ、とか

畑を擬人化して
収穫と関連付けますね。

地力とは
なんぞや・・・?

簡単なイメージで言うと
土の耐久力
みたいなものですかね。

作物が育つにつれて
そのステージによって
作物が吸収する栄養の
時間密度や種類、比率は
刻々と変化します。

おおむね
生育が加速する
中盤以降に最も急激に増大し
終盤の仕上げ時期まで
継続します。

これを元肥として
最初に投入すると
肥料の発効調整が適合せず
作物の要求とズレた時期に
過剰に効いたり
あるいは飢餓になったり
健全な成育を
邪魔しやすくなります。

堆肥は
無限の分解微生物を
お弁当付きで
畑に入れるようなもの。
元々は
肥料ではありません。

土と空気と混ぜ合わせられ
寝かせられていると
微生物は自己のために
堆肥の有機物を食べて
排泄します。
この食べるという過程が
高分子の有機物を
細かく砕き単成分に近付ける。

排泄物は
有機物から肥料分に近く
それが硬い結合で土に充満します。

ここで作物の
根が登場するのですが

作物は栄養を土から吸収するとき
自分で酸性の汁を出して
硬く結合した肥料分を
溶かしながら吸い取ります。

微生物の排泄が多いと
溶かせる肥料分が
たくさん在庫されてるので
根は自分の都合に合わせて
溶かして吸い
要らなければ溶かさない。

つまり
欲しい時に 欲しい分だけ
栄養が働くので
作物は健全に持久力よく
最後まで育ち続けるのです。

そう、これが
地力と作物の関係で
地力とは土の耐久力
と言われる概要です。


話を小柴ふあーむに
戻しましょう。

栽培工程の終わった畑
あっという間に片付けられて
土が剥き出しにされます。

そこに熟成された堆肥を
たっぷり振り撒きます。
微生物をお弁当付きで
土に放つというわけ。

小柴ふあーむでは
海産系と畜産系
2種類をブレンドして
土の安定を図っています。

以前は海産系のみで
ミネラル重視の土作りでしたが
いま土は十分に出来てきて
ミネラルも貯金十分となりました。
そこで
ミネラルから肥料成分へ
シフトし始めて
全体をバランスとりながら
底上げしております。

命を収穫するには
命を混ぜ込む。
土に命を
吹き込む。

牛や魚の命が
土に還り
根を通して
次の命になる。

命の再循環
最初の一工程が
堆肥撒きとなります。

来年の実りを思い描きながら
今年も土に
御褒美の堆肥を
たっぷり食べさせました。









「土に命を吹き込む−天地返し」



土作り工程
第二段階

堆肥を振り撒かれた
上層の土を下層に潜り込ませ
新しい土を上げて
入れ替えます。

通称・天地返し
と言いますが
我が家のそれは
全面入替えではなく
溝の様に条溝入替えです。

全面入替えですと
機械が通った場所に
硬い剪断面が残ってしまい
水が抜けずに溜まりやすくなります。

一方、条溝入替えですと
切った溝が水を呼び寄せ
深層へ導くよう作用しますので
乾いた土と湿気た土が
交互に存在することとなります。

すなわち
多少条件が変化しても
根に居心地の良い場所が
必ず用意出来るわけで
環境変化への余裕度が
向上するんですね。

最初の頃は
この機械を挿そうとしても
土が硬くて刺さらなくてね。
刺さっても抵抗が大きすぎて
トラクターが引っ張れなくて。

それが15年たった今
ご覧の様に
サクサクと進むように
なりました。
しかも
機械の設計最大値で
目いっぱい挿しこんで。

土作り
面白いですよ。

ひょっとしたら
農業やってて
一番面白い作業は
この分野かな?
と思います。

来年の育ちを想像しながら
期待値120%で
ニヤニヤ笑いながら
機械を動かす私です。











「土に命を吹き込む−攪拌・整地」



お弁当持った微生物を振り撒き
溝を切って上下の土を入れ替えて
最後の仕上げ

砕いて 混ぜて 均します。

微生物は
エサとなる有機物の他に
酸素があってこそ
活動できます。

しかも
各微生物と有機物が
出会う確率も必要です。

その為に
土と堆肥を細かく砕いて
空気とともに出会う確率を
上げてやります。

そして最後は
奇麗に均すこと。
これ大事です。

というのも
来春、雪解けの時
もしデコボコのまま
溝切のままだと
凹んだ所が水たまりになり
いつまで経っても乾きません。

水気が多いと
土は泥になり膜を作り
水たまり自体が
消えなくなります。

そんなところに
トラクターが入ると・・・

もうお分かりですね?

ぐちゃぐちゃ ねちゃねちゃ
陶芸が出来るような
練り込んだ土となり
作業は出来ないわ
土は塊になって解れないわ
復活の見通しは立たずに
その場所の1シーズンは
台無しで終わります。

すべての一つ一つに
意味がある。
意味を分かって
仕事をする。

おのずと
手間の掛けたが
変わります。
例えば
機械のセッティングとか
操作手順とか
作業タイミングとか

日本は
温帯から亜寒帯に広がる
火山国ですので
土との付合い方が
欧米のそれよりも
デリケート且つ複雑です。

取っ組む相手は
火山灰であり
洪積土であり
亜熱帯的モンスーンもあり

作物の要求に応える
栽培環境の整備は
複雑であります。


代表は
一通りの作業を終えた土を
必ず手に取り観察し
感触を確かめます。

この土なら
来年もイケる!

今年が終わったばかりながら
今からでもまた
植えたくなる衝動に駆られる。

手入れを終わったばかりの土は
それほど
農業者のモチベーションを
刺激して止みません。

ほんわか漂う
土と堆肥の匂いに
思わず深呼吸して
命のエネルギーを
来春のために溜め込む
私たちです。











「ハウス解体」



北国のビニールハウスは
一冬ごとに
引っ剥がします。

骨組みを残して
他のすべてを
解体します。

ここは北海道有数の
豪雪地帯。
一冬に
10m近い雪が降り
2mくらいまで圧縮されます。

そのような気象環境で
もしハウスを維持し続けるなら
暖房と除雪で
御守りし続けねば
なりません。

場合によっては
夜中の除雪とか
猛吹雪での暖房管理とか。
それはまさしく
雪との
いや、冬との戦いです。

我が家的には
それは困難な課題。
ゆえに
8棟のビニールハウスは
毎冬解体して
雪のダメージを避けています。


この作業も
ノウハウの塊ですし
なにより気象を読むセンスが
問われます。

なぜなら
133坪に及ぶ
大きな一枚被膜の取扱いは
風との対話ですもの。

その日の風を読んで
作業の手順や進行方向を
細かく修正し
もし仮に風が動いたとしても
影響を最小限にできるよう
構えておかねばなりません。

地面の乾き具合とか
草の生え具合とか
実は
春からの圃場管理に
この作業への下準備も
含まれるんですねぇ。

高価で大切な被膜を
可能な限り汚さず傷めず
来春の始動がし易いように
手を掛けずに取り込む。

ひょっとしたら
お家のシーツ洗濯と
似てるかもしれませんね。

あの大きなシーツを
汚さず手際よく
干して、取り込む。

家事の当事者であれば
ごく自然と
あのはためき具合が
思い起こされるでしょう。

あれの巨大バージョンと
思っていただければ
間違いありません。

今年は秋の天候に恵まれて
とても効率よく
ビニールを回収できました。
一気呵成に
その天気の日に
まとめて完了です。

大きなヤマを越えて
ホッとできる一日です。











「素晴らしき かぼちゃ」



皮の存在を感じない
しっとり やわらかい
メロン屋のかぼちゃ

今年も上出来でした。
お客様の評判も
上々でホッとしております。

今年は収穫をじっくり待ったため
熟成度が高くなり
長時間低温熟成が
終わり切らぬ間に
すでにシットリ系の風合いと
なってました。

火通りがあっという間で
すぐに溶けてしまう。

だから
本当に極小の水気で
ゆっくりと加熱せねば
原形をとどめなくなりました。

今年は
堆肥のブレンドを変えたのと
昨年手応えのあった
待伏せ肥料の使い方で
最後まで力強く
充実してくれました。

メルヘンかぼちゃは
長期保存に向かない品種。
だから雪が降る今
そろそろ味のバランスが変わり
ボケてくる頃でしょう。

メロン屋のかぼちゃを
それらしく頂けるのも
間もなく終わりです。

どうぞじっくりと
味わってあげてくださいませ。















「ここまで来たぞ!」



今年のアスパラ養成
最高の仕上がりで
終われました。

これほど力強い
耐久力のある金色化は
初めてじゃなかろうか?

昨年の養成は
弱々しく終わってしまい
結果、今年のアスパラは
終盤のタフネスが不足してた。
目標値の2割減。

と言っても
一昨年が過去最高収益で
それの2割減だから
数値ほどに減収感は
強くないのですが・・・。

それでも
すべてにおいて
自己ベストを目標としてるので
私たちとしては
面白くない。
その雪辱期すべく
今年のアスパラ養成は
技術を修正しました。

まず一つ。
風通しを良くする為の
枝払いを見合わせました。
どうやら
枝払いの傷口から
病気をもらいやすくなってる風で
しかも茎葉体積を損してるし。

そして、その二。
防除の強化を図る。
アスパラの収量確保は
なんといっても病気対策が肝。
枝払いも病気対策だったのに
樹勢が強まるにしたがって
枝払い工数が半端なくなって
結果、なんとなく
アンバランスを感じ始めてました。

防除強化は同時に
工数と費用の増大を
もたらしてしまい
それを別途手を打たねば
ゴールに至れません。

まず薬剤費用の増大は
薬品選定で
対応することにします。

薬品は色々あり
効果が強い代わりに
価格も高いとか
古くから使われた
スタンダード品だと
価格は安い代わりに
効果は長持ちしないとか。

高い薬は
生物物質からの抽出とか
抗生物質的な作用なので
ライセンス管理の真っ最中ゆえ
どうしても高価なんですね。

一方、安い薬は
硫黄とか銅の鉱物系で
しかも技術は既知ゆえに
広く安定して使われてます。
ただし雨とかに流れやすく
簡単に空気や水で無効化する。

その作戦を考えるとき
古くて安い薬でも
防除工数を解決できれば
頻度を上げて対応可能
と結論されるわけでして。

じゃあどうする?

そこで原点回帰の
噴霧器導入となりました。

通称・鉄砲。
高圧で薬液を噴出し
まんま消防士が如く
遠方まで液剤を到達させる
という至極単純な道具ですが。

自称・先進的?な農家には
ホース引っ張って
全身使って操る銃は
時代がかってカッコ悪いし
一種の軽蔑をもって見られる
原始的技術に入りますが
実はこれが全く
馬鹿に出来ません。

耕作規模にもよりますが
我が家のような小規模経営では
これの方が使いやすい!
なぜなら
自分の思い通りになるから。

見た目には一様な畑も
内情はエリアで千差万別。
農家のオヤジはそれ知ってるはず
だけど
めんどくさいから一様に見ちゃう。

でもムラを熟知し
ある程度個別対応してあげると
畑全体の力が上がるんですよね。
それでも大面積には勝てないけれど
そもそも私たちは
そういう経営戦略じゃないので
あまり気になりません。

そして、この鉄砲
圧力で遠くに飛ばす特性を利用し
茂みの中まで薬液を届かせる
貫徹力がもう一つの魅力!

離れたところからでも
噴霧強度を調整してやれば
樹を傷めずに深層まで濡らすことが
出来るんです。

今年のアスパラ養成
この二つの戦術が
見事に当たりました!

安いけど安定した薬剤を
昨年までの3倍の頻度で
ホースを引きずることなく
畑外縁から高圧銃で
遠距離噴霧。

収穫後に与えた礼肥の量も
今年は増やしたおかげで
夏の茂みは力強く
その勢いを冬まで
保つことが出来ました。

こりゃ来年のアスパラ
期待できますよ!
凄いことになりそうな予感!

通常、アスパラ株の寿命は
10年くらいと言われてますが
我が家のこども達は
すでに15年ながら
まだまだ収量アップを
記録し続けてます。

こうした工夫を重ねること
毎年の反応が楽しくて!
思い込みと堕落に流されず
自分で考えて確かめる工程こそ
農業の神髄だと思います。

この力強い黄金化を見て
来年の鎌が今から唸ってます(^^


















「いのちの瞬き、秋」



秋は
一日一日
見える風景が変化します。
朝と夕で
樹の様子も変化します。

まず五感に感じる
すべてのものが
変わります。

色、明るさ、音、温度、柔らかさ
きつい夏から きつい冬へ
やさしい秋を一瞬だけ通って
瞬間移動していきます。

瞬きする間に終わる
やさしい秋

まさしく
瞬間のやさしさ!

それをよく見つめていると
太陽、空気、水、土が
変化しているからと
また五感で分かります。

命の元は
太陽、空気、水、土

太陽系 第三惑星
地球

地軸が24.5度傾くおかげで
命の元が変化する。
人間はそれを季節というが
季節を持つのは地球であり
いのち自体が
地球の公転に合わせて
変化するから。

時間の正体とは・・・
一日は地球の自転であり
一月は月の公転であり
一年は地球の公転であり

天動説と地動説の混濁の中
知らぬ間に
いのちは周期を
司られています。

瞬間でシフトする


自然と総称される
命の集合体は
人間もまた
一葉のひらりと
啓示してる気がします。

そんな秋だからこそ
目をしっかり見開き
瞬きもせず
見逃さぬことが
大切なんだろうと思います。

今年の秋は
今年しか見られない。
今年の いのちは
今年しか ありませんから













「準備万端!さあ来い!」



冬用の機械整備
機械換装
雪囲い

そして出撃配置
完了です。

トラクターなるもの
夏も冬も
働きます。

トラクター を訳するなら
自走式動力供給車

各種の作業機械に
動力を供給しながら移動し
作業する時と場所を
選ばない。

アタッチメント を替えながら
色んな状況に対応しますが
それはお台所で
みじん切りしたり
摺ったり卸したり
混ぜ返したり
調理器具のプロセッサーと
良く似ています。

畑用の夏装備から
除雪用の冬装備へ替えて
オイルも冬用の柔らかめにし
摺動部分をグリスで柔らかくし
燃料も冬用の揮発しやすいものに。

すべて低温仕様に
交換します。

クルマもそうですが
およそ−10℃あたりを境に
機械の様子は一変します。
バッテリーは元気を失い
オイルは固くなり
燃料もドロドロに。
作業機械も重くなって
しかも衝撃に脆くなる。

すべて物理的に
当然の現象なんですが・・・。

でもニセコはまだ良い。
作業環境はそれくらいで済むから。
これが道北になると
−20℃以下もザラ。
さらに一段階進んだ処置が
求められます。

雪囲いも
機械を雪の破壊から守るため。

雪は
降り積もった後
各々粒子が結合して
一つの固体として
氷に変わります。

自重と分子力により
時間を掛けて
しかし手加減なく
地上のあらゆるものを包み込み
締め上げます。

鉄の機械など
赤子の手をひねる様なもの。

だから直接
積雪を受けぬよう隔離し
氷結した力を遮ります。

すべて準備が整ったら
今にも出動できる位置に
機械を配置。

雪に邪魔されて
出動できないなんて
よくある話ですから
邪魔しようとしても
邪魔できないように
位置と囲いを工夫します。

これ
ちゃんとした倉庫を持たぬ
零細農業者の
つらさ、というか
知恵の試され場面です。

機械側から見た
畑方面

これからの出動シーンを
思い描いて
身体の動きも変わります。
深雪の歩き方が
自然と再現されます。

さあ、来い!

気合が入り
上気する自分を確かめて
人間も準備完了となるんです。















「冬に向けて 急ぐ者たち」



雪が積もると
成る様になりません。

当たり前の行為が
当たり前の作業が
まったく
成る様になりません。

土木関係
林業関係
そして
山の住人たち

私たち農業者は
そのほんの一部です。

ゆっくり巣穴に籠るためには
雪降る前に
余計忙しく働かねば
なりません。

そのお祭り騒ぎ具合も
北国の物語です。

北海道で生まれ育ち
いまは日本全国
世界各地で活躍されてる
道産子たちは
冬入り前の
のこうした忙しなさを
懐かしく思う時があります。

そして初雪とか
根雪という言葉に
敏感に反応して
過ぎし日を懐かしみます。

道外にいると
よく言われました。

寒い北海道より
暖かいこっちの方がいいでしょ?
雪の無いところの方が
いいでしょ?

決め付けとも感じる
その問いかけに
なぜか反発を覚えて
北海道出身者は
北海道を意識するように
なると思います。

そうか、じつは
雪が好きだったんだ、って。

冬入り前の
人や森の忙しなさ

この静かなお祭り気分が
北海道の一つの
醍醐味なのかもしれません。

もし道外で
この月報を読まれている
北海道出身者なら
小さく頷いて頂けそうな
そんな気がしております。

いかがでしょうか?










今月も どうも
ありがとうございました。










北海道 小柴ふあーむ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



気が付けば
自己ベストシーズン
の物語













自己ベスト

それがなんだ?!
と言われる向きも
おありでしょうね。

低いレベルで
自己満足してんじゃねえよ!
とね。







人と比べて
数値競争に入ると
自分のすべてが
無意味になります。

人より高く売りたい。
人より多く作りたい。
人より偉くなりたい。

人をギャフンと言わせたい。
人を振り向かせたい。
人を支配したい。

自分は凄いんだ。
自分は偉いんだ。
世の中を思い通りにしたいんだ。

先頭に立ちたい!
一番になりたい!
尊敬されたい!
崇められたい!

そういう思考を
私たちは気にしません。

会社を43歳で離れるまで
思えば競争社会の一員でしたし
いまさら感が
否めません。







せっかく組織を離れたのに
なぜ、組織員みたいな心境で
周囲と競わねばならんのか?

私たちにとっては
ナンセンスな領域ですね。

自分を偉く見せようとする
コンプレックスの反動は
もう飽き飽きしました。

それより
農業の良いところを
もっと強く意識していきたい。

すなわち
自然は万人に公平であり
時間は各人に平等である。

自分のところだけが
天候が悪いわけでもなく
自分だけが
時間が早いわけでもない。

仕事を左右する要素は
かなりの範囲で
平等です。

それが農業の良いところです。







もちろん
各々の土地によって
不利不適はあります。

明治の開拓期
土地の当たりの良し悪しが
その家族の運命を左右しました。
それはわかります。

だって
今の私たちも
そういう要素を持ってますから。

でも
一攫千金的な思考で
生産販売しても
おそらく未来永劫
納得する時期は
来ないだろうなと思います。

能力的・素質的な部分も
ありますけど
私たちが人を雇わず
事業規模を拡大をしない
大きな理由が
そこにあります。







向上心は必要です。
絶対に必要です。

ただし矛先は
経験と年代によって
変わるべきと思ってます。

若くて馬力のあるうちは
世間と競争して
大きくするのもアリと思います。
その時期にしかできない
能力だと思います。
旬 というやつですね。

でも私たちは
その道程の不整合を感じ
自分の人生に集中したくて
農業に入ってきました。

人と比べて
のし上がる為に
やってません。

むしろ
成り上がり志向を
嫌うほどです。

今の私たちは
ですよ?







モノづくりに集中したくて
農業やってます。

成り上がりの道具として
農業をしてるわけじゃありません。

モノづくりって
もの凄く奥深くて
人から受ける評価と
モノが示す評価が
必ずしも一致しません。

良いモノが高い評価を受けるとは
限りません。
どんなに良いモノでも
普通の評価だったり
逆に
普通のモノなのに
凄く高い評価を受けたり
当惑することの連続です。

思うに
世間の評価とは
(主に経済的評価ですが)
作り手の思惑とは関係なく
勝手気ままに動くんです。

思えば工業界に居る時も
そうでした。
商品の評判と売上げは
たいして相関はなく
営業さんが懸命に
キャンペーンで盛り上げてくれて
技術や生産をアピールしてくれてた。
だから世間も
やっと振り向いてくれていた。

レースだってそうでしたもんね。

良いエンジン、良いチームが
放映されるとは限らなかった。
すべては
大きな勢力のキャンペーン次第。
地道な活動は
商売ネタにならないから。

でも現場の人間には
じつは・・・という話が
いくつも知られていて

あそこのアレは凄い、とか
やつらのアレを知りたい、とか
アレにだけは追いつけない、とか
あのバランスが分からない、とか。

モノづくり達ならではの
評価基準というのが
あるんですね。

自分としては
そういう人たちの間で
玄人評価されるようなモノづくりを
目指しているんです。







そうなるためには
自分に集中し続けていないと
ダメなんだと思います。

隣を意識してちゃ
ダメなんです。
嫉妬とか 羨望とか 卑屈とか
いわゆるコンプレックスに弄ばれ
自分自身を見失ってしまいますから。

しかも
数値勝負、比較勝負になると
極論すれば
絶対に満たされる時は
来ません。

その路線で
もし満たされるとしたら
単なる自己満足
自慰行為と思いますよ。

私たちは何のために
ここに来たのか?
何をしたくて
ここにいるのか?

人と競うためじゃないでしょ?!
数値や順位にこだわって
成り上がるためじゃないでしょ?!

ましてや!
人より大きなクルマに乗ったり
大きな家に住んだり
楽しく遊びまわるとか
そんな唯物的価値観とか
快楽主義から離れるために
財産の一差を処分したんだよね?

自分らの向上心を
純粋な形で確かめたいからでしょ?
虚構の世界から距離を置き
誰が何と言おうと
自分らの幸福感を確かめたかった
しかもモノづくりの現場で
でしょ?!

ほら吹き話で揺さぶる連中は
それはそれで置いておいて
自分たちは自分たちの幸福感に
まっしぐらに実現すればいいんだよ。

自己ベストにこだわる
私たちの生き方は
こうした背景に
起因しております。







昨日の自分より
今日の自分

そして明日
明後日と
1ミリでもいいから
前に進む。

人を対象に進歩を確かめず
敵はあくまで自分たち自身
内なる自分が
標的である。

その積み重ねでしか
幸福って得られないんじゃないか?

その確かめ方って
じつはゼロから始めた
私たちにしか出来ない確かめ方
なのじゃないかな?

だったら不利な条件でなく
有利な環境として捉え
愚痴をこぼしながらも
このまま真面目に歩いて行こうよ。

そう思うところであります。



今月もどうもありがとうございました。














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