’18年3月 消えぬ雪はない 適応力試される物語






平年より早い桜の饗宴とともに
新年度、始りました!
新たなスタートはいかがですか?

こんにちは
Mrs.&Mr.小柴は
きょうも元気に働いています。







近年、類を見ない
春の素早いスタートダッシュ!
と思いきや?
4月に入ってからの
長期にわたる寒の戻り。

偏西風の蛇行がもたらす
大きな振幅の中
それでも畑は
営々と進められています。







一時は180cmに達した
蘭越町アメダス観測も
4月9日 15:00観測で
ゼロcmになりました。

とは言いましても
畑の場所はそこから
8km山側にあり
アスパラ畑にはまだ
40cmほどの雪が
残っています。







厳しかったこの冬の後始末
天も人も右往左往でした。
未だ完全ではありませんが
春本番への一里塚を
越えつつある4月10日。

今月も畑の臨場感とともに
季節を耕す物語を
お届けいたします。

最後までごゆっくりと
ご覧ください。








「農業は 人生を賭ける 価値がある」





<経営理念>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



北海道 小柴ふあーむ
公式ホームページ



今年も御贔屓様へ
年初の御挨拶状をお届けしました。

もうご覧になっていただけましたか?

嬉しいことに
早速のお申込みが続いて
幸先よい春を予感させて頂いてます。

どうもありがとうございます。







昨年、大好評だった
「北海道食べ尽くしセット」 が
今年も序盤好調な滑り出しです。

一度の御注文で
年間通して自動的に旬が届く。
そんな便利さと値ごろ感に
高い評価を頂けてます。

やはり
日々の生活で忙しい皆さんには
一発注文のメリットを
大きく感じていただけたようです。

一度の御注文で
春から秋まで
北海道の旬を
自動的にお届けする。

忙しさに流されそうになって
季節を忘れかけしまっても
ニセコの畑に
呼び覚まされる。

そんなコンセプトが
御理解いただけたのかな? と
解釈させていただいております。





今年は

1.アスパラの「日持ち向上包装」
2.メロンの「成熟度増強」
3.かぼちゃの「新じゃが増量」

を作り込んでまいります。


小規模生産販売のメリットを
存分に生かした作戦で
お馴染みさんにも
初めましてさんにも
喜んでいただきます。






小柴ふあーむのこども達は
日々を忙しく送られる方に
季節の節目を気付かせてくれる
北海道ニセコからのお届け物として
年々評価が定着しつつあります。

北海道とつながった
あなただけの季節感を
北海道 小柴ふあーむ が
お届けします。

待ってワクワク
届いてニッコリ
食べてジンワリ

大切な方と分け合って
嬉しさ倍増の春夏秋冬
いまから始まる今年一年の
「季節を耕す物語」です。


去年見逃したあなたにも
安定かつ充実のラインナップで
代表とともに
お待ち申しております。

今年こそは ぜひ!
お試しくださいませ














〜勇気ある生き様〜
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各種SNSで
最新情報を現場から
随時アップ中!

臨場感タップリに
「季節を耕す物語」 を
リアルタイムで
提供しています。

天気のめまぐるしい変化
日々作業の進み具合
目を見張る作物たちの成長
そして
私たちの 喜怒哀楽

ネットであなたがご覧になる風景は
同じ時に私たちが現場で見ていた風景
リアルタイムのアップで
お互いの季節を共有しましょう。

本当にお届けしたいものが
ここに詰まっています。

「季節を耕す」とは
どういうものか?

小柴さんちは今日
なにをしてたのかな?

北海道は、ニセコは今日
どんな天気だったのかな?

生産者でしか気付けない視点
地元ならではの臨場感を
皆さんにもお分けしたく
毎晩更新しています。

ニセコの今を
どうぞチェックしてみてください。











今月のテーマ
消えぬ雪はない
適応力試される物語



あらためまして
今月のテーマ

この冬の後始末に
これまでの経験をもとに工夫した
新しい3月の様子を
お届けいたします。







明けぬ夜はない
止まない雨はない
そして
消えぬ雪はない

厳しい冬を明けた今
その言葉を思い起こします。







畑の除雪

作業完了まで
およそ1ヶ月を要しました。
お疲れ様でした。

ただし
1ヶ月毎日稼働ではなくて
お日様や雨の力を借りて
要所を抑えて
効率良い排雪を
試みていました。







春の仕事は
やり始めが最も厳しくて
進捗とともに徐々に
太陽の力も強まり
季節が息吹き始めるんです。

その流れを上手くつかんで
機械仕事100%じゃない
天候を上手く利用して
必要最小限の手間に
抑えるんです。







そういう節約
いや効率化技術も
一年一年の模索と失敗
改善と積重ねがあって
今に至ってます。

後になってから
なあ〜んだ、そういうことか!
みたいなことの連続。

人に訊いても教えてはくれませんから
そこはやっぱり自分で
授業料を払うしかないんですよね。







経験、という言葉は
実はあまり好きじゃありません。
思考停止の臭いがするので。

でも季節の移ろいが
体に染み込んでいる諸先輩は
やっぱり動きに無駄が無いんですよね。

無駄なことはしない。
慌てない 焦らない。
じっくり構える。

その代り雰囲気が変わったら
それからの素早動きと集中力
素晴らしいものがあります。

日和見

あまり良い使われ方しない言葉ですが
具体的分析に基づく日和見は
まっとうな作戦です。
一年一年、失敗と学習を繰り返し
私たちは、今ここに
至っております。

さて今月は
どんな物語があったでしょうか?
最後までどうぞ
お楽しみください!










今月のフラッシュ



’18年3月 消えぬ雪はない 適応力試される物語
 


'18年 3月 「消えぬ雪はない 適応力試される物語」
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全440枚  All rights reserved @北海道 小柴ふあーむ









今月のあれこれ

















「早生メロン 第一ハウス」

北海道 小柴ふあーむ の
先陣を切るのが
このハウス。

7月上旬に頭出しの
トップバッターです。

その時期のメロン出荷
日程を逆算すると
3月から仕事を始めても
ぎりぎりです。

既報のように
この冬の積雪は多くて
メロンのハウス周囲には
2m近い雪が積ってました。

雪とは言っても
累計10m近い降雪が
1/5まで圧縮されて
粒状化した氷
それが互いに凝着し
強固に締め上げられた層です。
スコップなどでは歯が立たない
カチカチの雪氷のコンクリートです。

早生メロンたちは
冬の置き土産を切り開いて
立ち上がらねばなりません。

ならば悲惨な仕事かというと
必ずしもそうではないんですね。

3月に入って
目に見えて長くなる日を感じつつ
あるいは
締まりつつ緩みつつある雪を感じ
同時に
機械を使った雪との戯れとも思え

その歳歳によって
異なる雪質をつかみながら
機械の動かし方を調整して
如何に効率良く食いつくか
投雪個所はどこが良いか
それに合わせて
方向と距離と風を含めて考え

作業を計画・設計していくことが
けっこう楽しいもんであります。

なぜかって?

だって除雪機もトラクターも無い
スコップ一丁から始めた
畑ですから。

あの時を思い出すだけで
いまの恵まれた環境に
喜びを感じざるを得ないんです。

自分たちの機械で
自分たちの思い通りに
作業を計画出来るなんて
夢でしたからね。

雪と格闘する時
ここまで基盤を整えてきた充実感と
雪をものともしない知恵をもらった経験に
なんともいえない自己満足を覚えるんです。

そう、それはあくまで
自己満足

おそらく先輩諸氏らは
もっともっと恐ろしい体験と
難しくて苦しい局面を
乗り越えてきたわけで

でも先輩諸氏の経験談も
私ら自身が類似体験して初めて
話としてスッと入ってくるわけです。
そこで初めて
話の意味が分かるわけです。

自己満足ではありますが
私たちの経験もまた
私たちにしかできなかった
無一からの立ち上げ
無一からの雪との格闘。

数々の知恵と勇気を
覚えさせてくれたわけです。

そういうことが
ギュウギュウ詰めにされた
早生メロンであります。












「消費燃料 250リッター」

真冬の維持から
春の除雪まで
機械2台を大刀小刀が如く
駆使した結果

この冬に
雪がらみで消費した燃料は
250リッターに達しました。

例えば
記録的な小雪だった昨冬は
100リッターほど。
今冬のハードさが
数字となって示されました。

3月中に
貯蔵燃料が底を付いたのは
何年ぶりでしょうか?
予感はしておりましたが
最後の一滴が絞れた時は
さすがにビックリしましたよ。

それだけ
機械たちは仕事してくれました。
オペレーターの私に
よく応えてくれました。

よくこれだけの機械が
開発されてるものです。
永年の歴史を無駄にすることなく
一つ一つの現象を分析して
機械に反映してきた結果。

需要を発掘して
商品化まで漕ぎつけた
先人と業界に
感謝です。

なにより
内燃機関という代物が
すばらしい!
地下深くから汲み上げた有機化合物を
酸化させて熱を取り出して
それを動力に置き換えたうえで
作動機に伝達し
求める機能を遂行させる。

ギア一つとっても
リングやメタルを見ても
一朝一夕で仕上がる部品では
ありません。

不具合なく順調に
作動する機械を見て
今の時代に感謝すること
しきりです。













「効率良い除雪」

燃料の消耗
機械の疲労
なにより
人の時間と疲労

これらを効率良く機能させてこそ
「仕事」と言えます。

良い職人は
ムダがありません。

ムダは資源の浪費
すべての資源を
製品に注ぎ入れてこそ
職人であり、プロであり。

分けわからん情緒で
思い込みにとらわれてるうちは
素人です。

さて、今年の除雪
いくつか念頭に置いて
作業を進めました。

1.除雪機を優先使用し際を攻める。
2.トラクターで大掃除する。
3.自然の融雪を活かす。
4.日程に合わせ早彫りしない。

その結果
仕事量に対して・・・
1.燃料消費率を抑えられた。
2.人手仕事が減らせた。
3.作業速度を上げられた。
4、肉体疲労が軽くなった。

機械を入れるタイミングは
大事です。

雪の減り具合を見て
残り何段斬りかな?と
寸法を測りながら決めます。

鍬入れまでの残り時間を見て
一日の融雪量を勘案して
最後の薄皮の量を決めます。

一筆書きの導線を描き
時間の無駄を省きます。

常時PID制御を念頭に
仕上がりのムラを失くす。

仕上り精度が上がるほどに
次の作業が楽になり
結果、考えられる容量が
増えていく・・・

手順をきちんと思い描いたら
実施は決して焦らない。
時期が来るまで
ジッと待つ。
その間、他の仕事に
時間を振り向ける。

なにも除雪に限った事では
ありませんが
今年の冬の後始末には
殊更、必要で
しかも役に立った
これまでの経験と
知恵とノウハウでした。














「代表、戦列復帰!」

畑に代表が
帰ってきました。

二人しかいない畑ですが
これでたいそう賑やかになります。

代表の頭と心に
段取りはすでに
プログラミングされてます。

現場到着
まずは氏神様に詣で
シーズンの安全と
豊穣を祈願します。

次に現場状況の確認
ひと通り見て回り
現況を把握します。

それから
不足事項の指摘と
次工程と段取りの指示
そして、お叱り・・・

以上のルーチンを経た後
工具を身につけて
猛然とハウス組立てに取り掛かる
頼もしき代表です。

じつは数日前から
私の報告をもとに
代表はシミュレーションを始めており
ゆえにプログラミングは
かなりの精度と確度を
伴っております。

わたし的には
いささかカチンと来ることも
ありますが
段取りと展開に関しては
間違いなく代表の方が
能力が上なんです。

グッとこらえて
たまには文句言って
それでも目前に立ちはだかる
巨大な壁に力を合わせて挑むべく
パイプの端と端
ビニールの向こうとこっち
工具のこれとあれ
互いの力を信じて
共同作業に取組みます。

祝!歓迎
代表復帰
だす(^^

















「区切りの慰労会」

順序は入れ替わりますが
代表が戦列復帰を果たす前
冬の年季奉公が明けて
心身の労いと切換えを兼ねて
ささやかながら
保養の機会を設けました。

ニセコからそう遠くないところ
でも道程は思い切り遠回り
あちこち寄り道して
ちょっとした旅行気分で。

ここ2〜3年
少しずつ自分たちへの投資も
可能となってきました。

いわゆる大規模宿泊施設で
いわゆる廉価版プランで
リーズナブルなリフレッシュ

いつもと違う場所で
いつもと違う空気を吸って
お風呂入って
食事いただいて
なんの支度も後片付けも要らず
自分100%になって
透明化出来る時間。

この一晩のおかげで
これまでの3ヶ月を肯定できて
これからの9ヶ月を能動できる。

外に行くと
チーフやスタッフたちの仕事に
刺激も受けられます。
コンセプトやプランに
勉強もできます。

行く先々で接する人々に
明日の自分たちの道筋を
教えてもらえます。

私たちが恵まれてるのは
自分たちの城を持ってること。
外界で受けた刺激を
自分の城で反映できます。

これって、凄いことじゃありませんか?

そう思えるだけで
区切りの慰労会はまさしく
自分たちへの投資となるんです。

何も感じなければ、単なる費用
何かを持ち帰れば、すなわち投資
タダでは帰ってきません。

ふしぎなもので
外に出かけて 宿泊すると
話すことは昔のこと。

あの時はああだった
この時はこうだった
あの地は楽しかった
あの人たちは良かった
良く頑張れたもんだ
良く見つけられたもんだ

そして最後にはいつも
この状況を大切にせねばね。
いまの環境に感謝せねばね。
良いか悪いかは自分たち次第
良くなるように頑張ろうね。

そういう〆になりまして
とうちゃん飲み過ぎ、もう寝なよ
と諭されてゴーツーベッドw

そう遠くないところで働く次男に
ちょっと顔見せて 昼飯一緒して
そして また
私たちの城へ戻ってきます。

お外へお出かけするたびに
こう思ってしまいます。

いまが人生で一番幸せだな。と。

一番幸せな時が
毎回更新出来ますように
だから
頑張れるんですね。













「パワー、ON!」

春の 小柴ふあーむ で
真っ先に立ち上げるのは
育苗ハウス。

メロン、かぼちゃ、ズッキーニ
畑の命を芽吹かせる
小柴ふあーむ の 発進基地です。

元からある農家の場合
育苗ハウスは解体せず
越冬しています。

冬終盤に
即座に始動できるよう
ひと冬お守りしています。

それは
母屋と農地が隣接して
配置や電源、水利など
サプライ系統が確立して
しかも
爺さん婆さんに代表される
越冬中の守主がいてこそ
可能となる状態です。

春一番に
良い苗を供給できるのは
農家にとって重要な戦略力
でもその為に
ひと冬を付きっきりで面倒見てる
影の功労者がいてこそなんです。

たとえば 冬の間
別な仕事も控えて
暖房も掛けて
随時除雪を継続し
つねに倒壊の恐怖に
耐えねばなりません。

ましてや
遊びに行くとか
旅行に行くとかで
何日も家を空けるなんてこと
あり得ないわけでして。

爺さん婆さんがいてこそ
可能となるんですね。

我が家の場合
表通りから200mも奥まった離れ
地形的にも雪処理が困難
冬の稼ぎもまだまだ必要

どうしても
越冬ハウスを持つには
相当なリスクがありまして。

ということで
早生メロン3作のうち
当初2作は外注苗
3作目以降を自作苗
としています。

パイプを切り出して
残る雪を天気で融かして
細かい造作を剥き出しに。

ビニールを一気に掛けて
中の雰囲気を温めて
作業環境を整えます。

形が出来あがったところで
温床の接続。
ここが苗立ての中枢部分で
苗床に電熱線を埋め込んであって
これをサーモスタットで制御して
発芽や育苗の
生育管理を行うんです。

外部からの受電盤
メインブレーカーを上げる時
緊張いたします。
久しぶりにエンジンをかける時と
同じような緊張感です。

漏電の有無
各区画の接続
サーモスタットの作動
そして
電熱線の作動
いくつかのチェックをクリアして
立ち上げとなるわけです。

電熱線の作動チェック
これは発熱量管理の肝で
つまり
種や苗の温度管理が
可能かどうかを見る
大事な点検です。

その工程には
根拠が無ければなりません。
我が家では
各区画ごと独立制御してますので
別個に温度制御を動かし
そして
通電出力を計測します。

受電盤にある電力計で
1kwあたり所要時間を測り
各区画の安定を確かめます。

最終確認は
全区画を立ち上げて
一晩放置。
翌朝の温床温度が
設定値になっていれば
完了です。

ここまで
前職の経験が役立って
短時間で根拠ある点検が可能で
本当に助かっております。

組織では
説明や説得が必要。
その作り込みに
たくさんの知恵とノウハウが
あります。
これと言った絶対解ではなく
その場で根拠を示せる
適応力が求められます。
その為の基礎知識であり
基礎学力なわけで。

あとそれを実践出来る
実行力。
これも現場経験を重ねて
得られる力ですね。
何もすべて自分で
やり切る必要はなく
アシスタントでも良いし
受けての立場でも良い。
能力ある人の仕事に隣接して
盗ませてもらうわけです。

自分の畑で
自分ひとりでやってみて
自分自身の力を思い知る。

そこから始まる
本気の進化です。















「貴方にお届けする 夏メロン!」

命のスイッチ
起動しました。

3月末に目覚めた命は
8月初に次世代へ繋いで
一生を終えます。

貴方にお届けする夏メロン は
次世代へ繋ぐ命です。
申し訳ないが
完成した次世代の塊を
横取りさせてもらいます。

この子たちは
代表の指先で
一生の面倒を見ます。

種まき
発芽
鉢上げ
定植
摘芯
着果
摘果
台座

私の役目は
代表とメロンの営みに必要な
環境を整えてあげること。

温度と湿度
水分と栄養
そして、記録

4ヶ月の道程
初めは長いと思うのですが
終わってみるとアッという間
子育てと同じ感慨です。

あの時、もう少しああやれば
そんな反省を記録し続けて
次はもっと、更にもっと
進化を目指します。

だから
代表の所作一つ
昨年と同じではありません。
毎年、変化を伴います。
メロンが教えてくれたことへの
適応力ですね。





















「除雪作業 完了!」

3月2日から始めた
除雪作業

ちょうど1ヶ月後
4月1日夕方に
所定の内容を完了しました。

燃料消費 300L

今年の雪の層は
ふかふかサラサラ
中間にメチャクチャ硬い氷

だから序盤は苦戦しました。
機械は踏ん張らず
アリ地獄が如く吸い込まれ
かと思えば
氷の層に跳ね返されて
なんとも掘り下げられない。

ただし3月中旬からの
これまた異常とも思える好天続きで
雪は一気に馴染み
そして締まり始め
融雪のペースも安定して
むしろ終盤は
地際の雪を
機械が踏み抜くのを心配するほど
急速な融雪となりました。

おかげさまで
当初は三段斬りだったのが
最後は一段斬りのみで完工
非常に効率良い工程管理と
相成りました。

仕上げは
お天道様にお願いして
隅々まできれいに
拭い去ってもらいましたが
このスタイルは
創業時には無かったもの。

当初は力任せに除雪
機械の能力任せ
燃料使い放題
オペレーターも
疲れ放題www

でも自然の力を借りれば
機械仕事の1/3くらいは
省略出来ると気付いてからは
とにかく焦らなくなりました。
栽培計画と天気予報を見比べて
ゆっくりじっくり
雪を寝かせるようになりました。

だから
除雪完了まで1ヶ月と言っても
その半分は自然に任せて
無駄な努力は省いてました。


これ、豪雪地帯ならではの
痛い目に遭ってからの
知恵です。
地道に賢くなっております。











「みんな、楽しかったよ!」

年度末
スキー場も営業終了が迫り
オールスタッフ招待の
打上げパーティーがありました。

この冬
苦楽をを共にした
国際スタッフたち
数日後には次の拠点へ
散り散りに旅立ちます。

一期一会

その日 その時 その人と
次は無いかもしれな出会いを
精一杯に良くしよう。

生まれも育ちも異なる
彼ら彼女らは
一期一会という言葉は知らない

知らないけれど
生き方として
スタイルとして
一期一会の心が
身に付いてるようで。

ただ日本人的な
楽しもう!みたいな
イージーな能天気とは違い
彼らとの楽しみ方は
意外と深く広いんだよね。

シーズン中、昼飯を食いながら
話すテーマは多岐にわたり
文化論、経済論、政治論
そして、戦争論
日本人同士じゃ話さないことを
各国の育ち、教育、経験を背景に
互いの知ってることを
突き合わせるんだよね。

これって
イギリスで覚えた楽しみ方。
あちらでは仕事の後に
パブで一杯という文化があり
そこでの会話が
まさしくコレ!

互いの国の成り立ちや
行政の仕組み
天下国家の話を
酒飲みながらやるんだよね。

おそらく
チーフディレクターが
採用時の重要ポイントとして
念頭に置いてるんでしょう。
チーフディレクター自身が
カナダへ単身渡り経験したことを
このニセコで活かしたい
と言う人だから。

そういう空気
とっても伸び伸びとしていて
大好きなんです!

みんな、元気でな。
楽しかったよ。
また一緒に飲んで
飯食えたらいいな。
こんなオヤジでも分け隔てなく
仲良くしてくれて
ありがとうな!























「代表」

この人は、経営者です。

農家の娘、でも
農家の嫁、でも
農家のかあちゃん、でも
ありません。

この人は
農業経営者です。

やらされ仕事でなく
やりたい放題でなく
言いっ放しでも やりっ放しでもなく
自分の意見を実行に移せて
なにより、始末をつける
調整力と責任感を
携えています。

大きな道筋は
私が敷かせてもらってますが
それすら修正する力を持ち
理想と現実の狭間を
実行で埋め合わせます。

仕事の入り口から 出口まで
すべてをマネージする
経営者です。

性格が内向的なので
北海道では多くの誤解と
陰口をもらいますが
本人はいたって明るくて
自分の事に集中してくれます。

静岡ではノーマルな性格も
北海道に来るとアブノーマル。
そこを敢えて悲観せず
北海道の人を尊重し遠慮して
事を荒立てぬよう
静かに生きています。

なんでもかんでも
言えばいいってもんじゃないし
暴れる必要もない。
波風立てて 誰が得をする?!
そう考える人です。

しかし自分の仕事には
自ら厳しく臨みます。
他人を許し 自分に厳しい
そういう人です。

私はずいぶん
この人から学んでます
生き方というか 佇まいというか。

いつまでも健康で
二人で仲良くケンカしながら
この城を機能させ続けて生きたい。
そう思ってます。









今月も どうも
ありがとうございました。









北海道 小柴ふあーむ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



消えぬ雪は無い
適応力試される 物語













4月に入ってから
強烈な寒の戻りが
居座りました。

3月のあの好天はどこへやら?

いつもの4月に戻り
ハウスの温度管理に
胃が痛くなる日々が
戻ってきました。







偏西風の大蛇行により
およそ10日間
真冬日に行きつ戻りつ
していました。







ハウスに降りる予定だった苗たちも
足止めされて行き場を失い
育苗ハウスの中で
しどろもどろしていたようです。







しかし
これまでの経験から
こういう局面での苗の管理を
代表はしっかり身につけており
遅れた定植後の生育アップを
地道に仕込んでいたんです。







幾つもの経験を
自己責任で経てきて
追い詰められそうな状況での
生き残り方を身につけつつあります。

まだまだ十分ではないと思います。
でも創業時に比べたら
サバイバル能力は
何百倍にも育ちました。

ほんの些細なことでも
ジャケットの選び方然り
体温調整然り
計測値の読み取り方然り。







感覚や感性が
物理現象に密着してきてると
思います。

こんな例え話で如何でしょう?

広大な田園地帯で
直交する2本の道路。
優先権はこちらにあるも
右の方から減速せずに
交差点に接近するクルマがいる。

適応力の無い運転手なら
優先はこっちよ! と迷わず緩めず
直進し続けるでしょう

一方で、経験を積んだ
現実的な運転手なら
自分が優先を前提としながらも
交差点でかち合わないように
加減速で調整して
交点をずらしにかかるでしょう。

起こりうる事態を想定して
行動を修正する。
許容範囲を広げておく。

それすなわち
適応力だと思います。







考えてみますに
会社の主語が一人称の時は
自分ヤバい時ですね。
自分のことしか考えてない
自分のことしか見ようとしない。

イイ歳した大人なら
せめて二人称で
出来るだけ三人称で
情報や考えを整理しましょう。

一人称から離れるだけで
見える世界がガラリと違って
生き様や佇まいが変わります。

「ワシが、ワシが!」

友達だけでなく
家族といえども失ってしまう
最悪の思考回路の
象徴です。







己をちっぽけなものと知り
居ても居なくても
世間は何も変わらないと悟る。

その現実の中で
自分の居場所を探し
居させてもらえるように
現実との接し方を
勉強し続けたいと思います。

心を無にすること。

まさにそれが
仕事に集中し結果を与えられる
最善で最短距離の
在り方じゃないかと
私たちは思います。

すなわち
適応力の真実
なのだろうと。


いかがでしょうか?

今月はこんな思いで
綴らせていただきました。

どうもありがとうございました。

















北海道 小柴ふあーむ
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スライドショーでご紹介しています。

そして
御注文の窓口も
御用意してあります。
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御注文ページへストレートに行けるよう
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また
日々の現場風景を
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オンタイムでアップしてまいりますので
ぜひともご覧ください。

季節を耕す物語 が
ここにあります。

また御贔屓様への御案内状は
4月上旬に
一斉発送いたしました。

たくさんの返信
心からお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

















次回報告は
5月中旬

なんと
貴方にお届けする
朝獲りアスパラ! が
準備されてる頃ですね!

今年のアスパラは
どんなのが出てくるのでしょう?
精一杯の手入れをして
御注文にお応えいたします。

どうぞご期待下さい!


今月もどうもありがとうございました。
来月報告までどうぞお元気で











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