'17年 9月 秋早し 雨風寒波の 物語






すっかり秋の空気となり
通り雨が頻繁に来て
その、ひと雨ごとに
空気がヒンヤリとしていく
北海道ニセコです。

如何お過ごしですか?
いつものように
今月も御挨拶申し上げます。

Mrs.&Mr.小柴は
きょうも元気に働いています。







先日の十五夜
皆さんのお住まいで
見られましたか?

こちらニセコは
残念ながら雨でして
お月見は出来ませんでした。

でも翌日
十六夜(いざよい)は
イイ感じの朧月(おぼろつき)
でした。

静かな良い夜でした。







9月18日
北海道は気が気でない一日を
送る事になりました。

列島を縦断した
台風18号

14年前の15号
そして
はるか60年前の
15号
(あの洞爺丸台風ですね)

先月報告は
二百十日を取り上げましたが
今年の二百十日は
数日遅れて
やって来ました。







今年の秋は
やけに足早に
やって来ました。

だから尚更
台風の発達が激しいのかも
しれませんね。

9月に入ってから
急降下した平均気温
その影響は台風に限らず
畑の作物にも
大きな損害をもたらしてます。

心地良いお話ばかりではありませんが
今月は
足早に深まる秋と
その周りのあれこれについて
畑の風景ととも
お届けいたしましょう。

最後までごゆっくりと
ご覧ください。








「農業は 人生を賭ける 価値がある」





<経営理念>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



北海道 小柴ふあーむ
公式ホームページ



今年の メルヘンかぼちゃ
いま! 御注文取りまとめ中です。

年に一度の
メルヘンかぼちゃ です。





アスパラやメロンとは違い
ほんの短期間に
一斉にお送りします。

味付け要らずと
大変な御好評をいただき
毎年根強い人気を誇ります。





いかがでしょうか?

低温でじっくり乾燥熟成した
深いコクとうまみの
なめらかな かぼちゃです。





皆様からの御注文
お待ちしております。

ぜひラインナップを
お確かめくださいませ!







小柴ふあーむのこども達は
日々を忙しく送られる方に
季節の節目を気付かせてくれる
北海道ニセコからのお届け物として
年々評価が定着しつつあります。

北海道とつながった
あなただけの季節感を
北海道 小柴ふあーむ が
お届けします。

待ってワクワク
届いてニッコリ
食べてジンワリ

大切な方と分け合って
嬉しさ倍増の春夏秋冬
いまから始まる今年一年の
「季節を耕す物語」です。


昨年を見逃したあなたにも
安定かつ充実のラインナップで
御期待にお応えいたします
どうぞ楽しみに。

皆さまのお越しを
代表とともに
心より
お待ち申し上げております。















〜勇気ある生き様〜
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臨場感タップリに
季節を耕す物語 を
リアルタイムで
提供しています。

天気のめまぐるしい変化
作業の進み具合
作物たちの育ち具合
そして
私たちの喜怒哀楽

本当にお届けしたいものが
ここに詰まっています。

「季節を耕す」とは
どういうものか?

小柴さんちは今日
なにをしてたのかな?

北海道は、ニセコは今日
どんな天気だったのかな?

生産者でしか気付けない視点
地元ならではの臨場感を
皆さんにもお分けしたく
毎晩更新しています。

ニセコの今を
どうぞチェックしてみてください。











今月のテーマ
秋早し 雨風寒波の 物語


あらためまして
今月のテーマ


足早な秋について
振り返ってみました。







雨の多かった 8月







台風直撃の9月







冷え込み強い 10月







北海道は高い緯度で
大陸と海洋の狭間に位置するため
季節の変わり目は
とても激しい気象変化となります。

一夜にして
夏秋冬 と
瞬時に変わります。

作物も 人も
付いていくのに苦労します。

そうならぬ為の
仕込みであり
管理であり

それが
仕事の本質なわけですが

今月は
そんな手元足元から
空を見上げる私たちを
お伝えしてまいります。


どうぞお楽しみください!










今月のフラッシュ



'17年 9月 秋早し 雨風寒波の 物語



'17年 9月 「秋早し 雨風寒波の 物語」
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全220枚  All rights reserved @北海道 小柴ふあーむ









今月のあれこれ








秋の天気

毎日 毎時
目まぐるしく
変わります。

地表は夏の熱を湛えたまま
上空に寒気が流れ込みます。

自ずと
上下入れ替わる
対流は激しくなり
水蒸気が凝縮したり
放散したり

それを風や雲で読み取って
私たちは畑を
駆け回ります

開けたり 閉めたり
作物たちを
守るために。









最後の着果

気温が下がる中で
ハチたちは懸命に
受粉してくれました。

でも天候と
開花のタイミングによっては
一部で不安定なエリアもあり
やはり標準外の生産技術は
たくさんのノウハウに
委ねられます。

難易度が高い分だけ
遣り甲斐も大きい。
それが
遅生メロンです。









かぼちゃ達

作付の6月は
雨がちだったので
今年の かぼちゃ畑は
草にまみれてしまいました。

すなわち
かぼちゃが吸うべき肥料を
草たちが奪い取ったわけで
すなわち
かぼちゃの玉肥大が
いま一つ伸び悩み。

しかも
早い秋の年は
ネズミがうるさい
というのが定説。

おそらく
冬眠準備が整わぬうちに
気温低下を察知すると
あわてて
栄養摂取に走るのかと。

今年の かぼちゃ達
全体の 1/3ほど
廃棄となりました。

その量、1トン半・・・。

皆さんのお給料が
1ヶ月分カット?!
と思っていただければ
その辛さを実感頂けるでしょうか?

今年の かぼちゃ達は
ほんとうに
つらい玉が多かったです。












熟成

かぼちゃは
強い生命力で
玉を維持しています。

収穫後も
その勢いはしばらく止まず
旺盛な呼吸量で
成長し続けようと
頑張ります。

切り離してのち
もう成長の源は断たれたと
玉に悟らせる時間
それが、乾燥・熟成の
工程です。

よけいな水分が飛ぶくことで
果肉の青臭さが消え
低温で貯蔵することで
でんぷん質が落ち着いて
少しずつ糖分への変化が
始まります。

低温で長めに
乾燥・熟成させるのが
小柴流。

これ見よがしの甘さじゃない
しっとり奥深いコクが
醸し出されてきます。

同じ品種でも
小柴なりの味わいが
得られる工程です。









秋メロン

収穫の時を迎えました。
6月頭に植えた子たちが
満々に膨らんでくれました。

糖度も十分
じっくりと寝かせて
その時を待ってます。

秋メロンは 露地栽培
手間がハウス栽培よりも
かかります。
損耗率も不利ですが
玉のワイルド感は
ハウスを凌駕します。

とっても上品に奥深い
固定ファンも多い秋メロンは
厳しい条件での栽培を強いることから
私たちの栽培技術の向上にも
役立ってます。











収穫

嵐の足音を聞きながら
秋メロンの収穫に
入りました。


秋メロンは
2ロットに分けられてます。
その前半と後半の間に
台風が直撃しそうです。

とにかく
前半ロットだけでも救うべく
獲りまくりましたよ。

獲りたい時に獲らせてもらえる
そういう状況になるには
種蒔きから続く
しっかりと根を張り
体力を仕込む栽培が
求められます。

じつは
私たちにとって露地栽培は
ハードルの高い作型でした。
毎年、改良を重ねて
物言わぬメロンの姿に教わり
少しずつ水準を上げて
安定させて来ました。

それが今年
蒔いてきた技術の種が実を結び
一気に成果を出し始めてます。
自分たちでもビックリするくらい
強い手ごたえを感じた
露地栽培 秋メロン
でした。













台風18号

中心気圧970hpaのまま
北海道へ向かって来ました。
凄く嫌な予感のする台風で
それもそのはず
北海道にとって喜ばしくない
危険半径に入る
しかも直近の進路予想。

これまで
北海道へ大きな被害をもたらした
忌まわしい幾つかの台風と同じ
進路と気圧変化となってます。

私たちに出来ることといえば
ハウスや露地トンネルの
応急対策くらい。

アンカー、ビニールの
点検、補修、羽止め
防風ネットと固定の追加
直前まであきらめない収穫

過去の被害は
体が覚えています。
似たような風が吹き始めると
あの、ザワッとした感覚を
体が思い出します。
自然と、アレコレ体が動きます。

圃場の処置と点検が終われば
大人しく家で
通過を待つのみ。
台風特有の
途中で出てくる日差しを見ながら
温度と風のバランスを考え
家で待機し続けます。

久しぶりにそういう一夜を
過ごした9月半ばでした。











通過、したか・・・

今回の台風は
最悪の進路から少し
東へ避けてくれました。
目を挟んだその40kmが
実はとても大きな差です。

ここへ到達する頃には
台風の進行速度は
時速60kmを超えてます。
風速20mが吹くとして
その8割が相殺されます。
仮に風速30mだとしても
13mまで減殺されるんです。

目を挟んだ西と東
天国と地獄です。

直前でクイッと曲げて
わずか逸れたことは
これまさに 天佑
幸運以外の何物でもありませんでした。

さらに言えば
私たちの立地は
四方を山に囲まれて
地表付近の風は
エネルギーがかなり
減衰しています。
その分、リスクは減るんです。

農業をやる上で
立地はとても大事ですが
その要件は多岐にわたります。
土、風、雨、太陽
Earth Wind & Fire
+ Water

しかも
何十年、何百年に一度が
ひょっとしたら
明日なのかもしれない。

そんな時に
この土地は この地域は
どんな受け止め方をするのか
どんな牙を剥くのか

大きな災害予報が出るたびに
そんな思いで
空を見て 大地を眺めています。










被害調査

ところどころに
綻びは見つかるも
損害はいたって軽微

ホッと安堵の
夜明けでした。

と同時に
ドッと疲れがw

それだけ
数日間の強い緊張状態
だったのでしょうね。

まずは
一安心でした。









秋メロン 総仕上げ

嵐をやり過ごして
さあ、秋メロンの
後半ロットの獲り込みです。

雨、風、寒波
そして カラス

色々な苦難を潜り抜けて
後半ロットが仕上がりました。
心配された糖度も
最終盤にグイッと来て
余裕のゴールです。

春から夏にかけて
仕込んできた
根の力が
ここでも発揮されました。

そして
忘れてはならないのが
代表の愛情。

作物に対する行動は
脳で考えるだけでなく
体が反応するものです。
そう、子育てと同じです。

おカネや欲に
目がぎらついてるようじゃ
育てられません。
損得を忘れて
一心不乱に向き合う人が
最後のゴールに辿り着き
幸運の女神が微笑みます。

最初から女神に紐を結ぶ
そういう人には
作物は育てられないと思います。

色々な環境変化の中
きちっと結果を出せるのは
生き様からシッカリしてる
その人です。










ズッキーニ

今年も収穫最盛期を
迎えました。

夏野菜の一つ
ズッキーニ
本来ならもう
シーズンが終わってますが
我が家は そこから
スタートです。

メロンの肥料が残る
ビニールハウスで温めながら
雪が降るまで
生産し続けます。

覚えてますか?

7月報告で
ズッキーニの苗に対する
代表の献身的な仕事を。

まだ小さく弱い苗に対し
マルチ裏の熱風が掛からぬよう
ひと株ごとに
手で土を盛って止めていました。

あの手間を惜しまぬ愛情が
秋のズッキーニを
育て上げています。

一つずつの手間は
それほど大したことが無い。
でもそれを
躊躇わず数百回繰り返す
そういう人間性が
生産という仕事の
大切な素質だと
私は思います。









最後の作付

シーズン通して
最後までハウスに居るのは
やっぱり、メロン!
メロン屋ですから

最終ロットは
11月10日過ぎ
収穫予定

8月の天候が不順で
着果が遅れてしまったのが
ちょっとつらいですね。
11月に入ってからの
1週間は大きいです。

でも一生懸命に
玉は膨らみ続けてくれてますから
冬の訪れが穏やかであることを願って
諦めずに育て続けたいと思います。

栄養を補給して
病気や虫から守り
風をひかぬよう温かくして











秋の深まり

作物とともに
山の色も変わります。
空の光も変わります。

ついこの間
雪が解けたはず

ついこの間
アスパラの草に悩んでたはず

ついこの間
熱帯夜に苦しんだはず

ついこの間
・・・

季節の移ろいを
畑で感じる時
自分自身の移ろいも
一年一年あるのだなと
思い至ります。









答え合わせ

収穫が
畑からの通信簿なら
後片付けは
答え合わせになるでしょう。

栽培中には見られない
根の状態を
確かめます。

どれくらいの太さで
何本出ていて
どこへ向かっているか
末端の密度は
掴み方は
どれほどか

株を抜いて
土を掘り返してみて
地中で何が起こっていたのか
確かめます。

その結果をオフの間にまとめて
来年の技術に反映します。

過去は振り返らない?
いえ
答え合わせは
大事です。

明日の為に
振り返ります。










今月も どうも
ありがとうございました。









北海道 小柴ふあーむ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



秋早し 雨風寒波の 物語













9月から
気温が一気に
急降下しました。

その傾向はいつもの事ですが
今年はいきなり
3℃まで下がり
アスパラ始め作物たちの
体力を奪いました。

特に台風のように
風と雨にさらされると
植物は弱まります。

茎葉は風に叩かれ
内部の機構がブツブツに切られ
根は雨水に浸り
窒息してしまいます。







それでも
耐えられる株はあるのでして
それがどういうのかというと
根がしっかりと張っていて
首の太い奴なんですね。

生育初期に
地上部の伸びは緩慢ですが
その間に
目に見えない地下部が
太い根をたくさん
挿しこんで行ってるんです。







太い根の途中から
次々と細い根が分岐して
さらに毛のような根が。

そうやって網のように
土の粒子間に入り込み
土粒をガッチリと
つかんでます。

これが
激変する天候への
耐性となって現れます。
あちこちの損傷を
補う力になります。

植物は
体が損傷したり
栄養が足りない時に
根が自分の養分を提供して
一時をしのぎます。

つまり
なにか不測危急の事態を
根の余力で対応するのです。
だから
根をきちんと作っておくことが
安定した作物に
必要なんです。







実を熟する時
茎葉は働きを止め始め
株は体中の栄養を
実に集めて熟させます。
新たな生産ではなく
体力を実に転嫁するんです。

だから
収穫期の作物は
みんな黄色く
色が抜けて来ます。

我が家でも
アスパラ、メロン、かぼちゃ
すべて そうです。

作物が黄色く透き通り
そして枯れ上がっていく時
根の力が
物を言う時なんですよ。







今年の足早な秋に
小柴ふあーむのこども達は
よくぞ耐えてくれてます。

それもこれも
代表が献身的に
小さい頃から面倒を見た
お陰です。

自分の傷みのように
作物たちと一体化して
管理し続けてきた
お陰です。

いうなれば
代表の心と体の栄養を以て
小柴ふあーむのこども達は
熟して行くといっても
よろしいでしょう。







私たちにとって
主語は「私」ではなく
「作物」です。

アスパラであり
メロンであり
かぼちゃです。

考えにおける主語は
とっても大事です。
行動を司りますから。

だからいつも
主語を大事に
代表とは意見交換をします。

その結果が
今年の強い作物たち
なのだと思います。







今年の農作業も
あと1ヶ月余り

かぼちゃを無事に送り出すこと
メロンをきちんと仕上げること

そして
お客様との約束を果たし
取引先からの信用を裏切らぬこと

この1ヶ月
寒波もきつくなり
太陽が減り
霜が降り
雪も降るでしょう。

栽培環境や作業環境が
どんどん悪くなるこの時期を
無事に乗り越えてこその
1シーズンです。







縁起のいい
ヤモリに見守られ
今年の最後を締めくくります。
メルヘンかぼちゃ と合わせて
どうぞご注目くださいませ。





















北海道 小柴ふあーむ
公式ホームページは
こちらから!


私たちの生い立ちを
スライドショーでご紹介しています。

そして
御注文の窓口も
御用意してあります。
出来るだけ御手間をとらせぬよう
御注文ページへストレートに行けるよう
ボタンを明確にしてあります。
どうぞご利用くださいませ。






また
日々の現場風景を
フェイスブックページ
オンタイムでアップしてまいりますので
ぜひともご覧ください。


季節を耕す物語 が
ここにあります。

















次回報告は
11月中旬

おそらく
まだ畑は完了出来てなく
後片付けの追い込み中と思いますが

かぼちゃの発送がどうなったか?
最後のメロンはどうなったか?
ハウスは雪に潰されなかったか?

などのトピックで
お伝えできるでしょう。
どうぞお楽しみに!

ではまた11月に
お会いしましょう!

今月もどうもありがとうございました。
皆さま、どうぞお元気で!











こちらもどうぞ ご覧ください!
Nisekoの楽しい季節がたっぷりと紹介されてます。



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