'16年 9月 誇りある やせ我慢の物語






急激に涼しくなった日本列島
とはいえ
これが平年並みと聞いて
今までが異常に暖かかったのか
と気付かされる10月です。

北海道Nisekoより
今月も御挨拶申し上げます。

Mrs.&Mr.小柴は
きょうも元気に働いています。







おかげをもちまして
9月中旬で今年のメロン販売を
終了いたしました。

多くの御引き合いをいただき
誠にありがとうございました。

技術改良の成果もあり
お客様にはご満足いただけたとの御連絡
ありがたく、ありがたく
頂戴いたしました。

本当にどうもありがとうございました。







そして今
畑から取り上げた
熟成かぼちゃ たちが
出発の時に備え
念入りに旨みを凝縮中
となってます。

こちらにも
たくさんのご贔屓様をいただき
感謝、感謝の毎日です。







秋も深まって来て
北海道ニセコの最高気温は
もう20℃に達しなくなりました。

自宅のストーブは点火式を済ませ
朝晩は手放せない生活となっています。

快適な暖房と住居
いにしえの開拓者を思うと
なんと恵まれた生活環境。

心も身体も健康でいられる
この状態に有難味を覚えずには
いられません。







低気圧が通過するたびに
寒気が引き寄せられて
大地の熱を奪って行きます。

勉強不足な方が
地温は深くなれば高くなる
などと言ったりしますが
それは明らかな間違い。

事実は
地表30cmほどまでは
日平均気温に引きずられ
以下10mくらいまで
年平均気温に引きずられるそうです。

それ以下は100mほどまで
10〜15℃で安定して
そこを超えると
地圧や地熱の影響をうけて
100mあたり数℃の割合で
徐々に地温が上がるそうです。







作物の根は
深さ1mくらいの世界で
生きています。
2か月遅れで
気温に追従する地温
それを頼りに
いま遅生メロンたちは地道に
成長を続けています。








「農業は 人生を賭ける 価値がある」





<経営理念>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



北海道 小柴ふあーむ
公式ホームページ



熟成 メルヘンかぼちゃ

いよいよ今年最後のお届け物
かぼちゃ の時期がやってまいりました!











小柴ふあーむのこども達は
日々を忙しく送られる方に
季節の節目を気付かせてくれる
北海道ニセコからのお届け物として
年々評価が定着しつつあります。

北海道とつながった
あなただけの季節感を
北海道 小柴ふあーむ が
お届けします。

待ってワクワク
届いてニッコリ
食べてジンワリ

大切な方と分け合って
嬉しさ倍増の春夏秋冬
いまから始まる今年一年の
「季節を耕す物語」です。


昨年を見逃したあなたにも
安定かつ充実のラインナップで
御期待にお応えいたします
どうぞ楽しみに。

皆さまのお越しを
代表とともに
心より
お待ち申し上げております。















〜勇気ある生き様〜
フェイスブックページ



フェイスブックページでは
最新情報を日々アップし
臨場感タップリに
提供しています。

作業の進み具合
作物たちの育ち具合
天気のめまぐるしい変化
そして
私たちの喜怒哀楽

本当にお届けしたいものが
ここに詰まっています。

「季節を耕す」とは
どういうものか?
こちらをご覧になれば
私たちが目指すスタイルを
感じていただけることでしょう。

小柴さんちは今日
なにをしてたのかな?

北海道は、ニセコは今日
どんな天気だったのかな?

生産者でしか気付けない視点
地元ならではの臨場感を
皆さんにもお分けしたく
毎晩更新しています。

どうぞチェックしてみてください。











今月のテーマ
誇りある やせ我慢の物語


あらためまして
今月のテーマ


やせ我慢

皆さんはどのような時に
やせ我慢を自覚されますか?

そもそも
やせ我慢に対して
肯定的な方もいれば
否定的な方もいますね。

わたしは
肯定派の一人ですが
多くの肯定派がそうであるように
好きでやせ我慢をするというより
熱いお風呂に我慢して入る様な
ああいう心境のやせ我慢観
であります。







ウチの代表は
とても素直で正直な人。
なので
やせ我慢とは無縁



の筈ですが じつは
やせ我慢が服着て歩いてるような
誇り高き人であります。

だから、この経営も
上手く行ってる訳ですが。







やせ我慢 は
否定派の方に言わせると
めんどくさい、の
一語に尽きるようです。

やりたいようにやればイイじゃん!

ま、そういうことです。

好きでやせ我慢してるんだから
グダグダ言うなよ!

ま、そういうことです。

やせ我慢をす人は
ケチョンケチョンな目に遭います。







肯定派の方に言わせると
やせ我慢は
プライドを賭けた自己との戦い
なのです。

やりたいようにやっては
自分が自分でなくなるのです。

やせ我慢をすることで
自分を維持できることが
そこかしこにあるのです。







めどくせえのか
かわいいのか

やせ我慢には
それなりの美学があって
その美学感が是非を分けている
のかもしれません。

そんな一ヶ月の物語を
どうぞごゆっくりと
お楽しみくださいませ。










今月のフラッシュ


'16年 9月 誇りある やせ我慢の物語



'16年 9月 「誇りある やせ我慢の物語」
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全210枚  All rights reserved @北海道 小柴ふあーむ









今月のあれこれ






お赤飯

めでたい めでたい!
三男の道筋が見えてきて
そして
寄宿舎に帰って行きました。

小2から北海道へ来て
いろいろな障壁を乗り越えて
中学卒業とともに
600km離れた学校へ
投宿し勉学に励んでます。

その子がいよいよ
社会人とな?
3人いる息子達の
すべてに道筋が付いて
親としての責務を
間もなく終わろうとしています

内定をもらって帰宅した夜
我が家はめでたい赤い食卓
お赤飯に マグロの赤身
いいもんです!

お赤飯って
こういう味わいがあるんだなと
改めて噛み締めた次第。

祝い膳を頬張ってのち
三男はまた
自身の本拠地へ出かけました。
我が家の夏休みが
終わりました。








秋メロン

頑張ってくれました。
厳しい栽培環境の中
最後まで
頑張ってくれました。

技術的には
まだまだ改良点はあります。
昨年からの改良点
今年緊急で採り入れた改良点
奏効したのみでなく
フィルタライズされて
次の道を指し示してくれました。

一年として同じことはありません。
一年として留まってはおりません。
同じ十年を費やして
十年分の学習をするか
五年分か、十五年分か
それは当事者たる私たちの
センスと努力次第。

木偶の坊に甘んじてる訳には
いきません。
だって、その挑戦と成長自体が
お客様が求める物語の
重要な一コマですから。





虫食い

美味しいメロンに
仕上げれば 仕上げるほど
虫が寄って来ます。

収穫まで1週間を切った
いよいよ甘みが乗ってきた
最後の数日で吸いつき
皮を破り 内部へ侵入
栄養たっぷりのメロンで
腹を満たします。

防ぐ手立ては あります。
たとえば、ハウス内の湿度を下げ
玉の周りに石灰を撒き
定期的な防除を行う。

しかし
メロンを食い破る虫は
ほんの1日で
一気に突破して来ます。

なので
どのタイミングで
狙うターゲットへの薬を混ぜるか
それがポイントなんです。
薬効はおよそ1週間
しかも2回しか使えない。
早過ぎては空振り
遅過ぎては手遅れ。
切り札の使い方は
完全に勝負感覚です。






アスパラ畑の保全

先月は 刈上げ作業を
お伝えしました。
その作業はなんの為でしたっけ?

そうです!
病気に罹りやすい下枝を
最初から無くし感染予防して
さらに原発になりやすい
株元を乾かして
しかも薬が掛かりやすくする。

予防と防除を
見越した方策でしたね。

その結果
ことしも防除が1回で
乗り切れそうです。
事実上の減農薬栽培ですが
あえてそこは価値にしていません。
それより
少ない作業負担で
最高に美味しいものを生み出す。
そちらに考えが行ってますので。

むやみやたらに手間を掛けるのを
偉いことだとは思いません。
手間の見極めをきちんと出来て
必要なら手間を惜しまない。
そこに価値を見出しています。







朝獲り

我が家の産物において
アスパラとメロンは
朝獲りとなってます。

朝獲りのメリット

樹がしっかりシャキッとして
張りが良い。
それはすなわち
収穫後の品質保持が
長くなります。

製品への養分転流が
一日の中で最大値となる。
作物は根や樹からもらう養分を
消耗しながら育ちます。
日中は成長重視
夜間は補充重視
なので
夜に補充された栄養を
使い始める直前
すなわち、朝
が最も美味しくなってます。

朝獲り

朝の作業時間は限られているため
それを実践・完了するためには
前日からの作業調整が
必要です。

毎朝の定常業務のほかに
当日の効率向上に必要な
資材の段取りも済ませます。
これがけっこう
頭と体力を使う仕事。
先を見越して
その場の手間を惜しまなければ
次の作業がやりやすくなる。
それは効率の側面だけでなく
大局的な品質向上活動といえ
私たちが企業に勤めていた時に
徹底的に仕込まれた素養の
一つなのです。






扇風機

夏も終わり
こんなに涼しくなってると言うのに
なにをいまさら
扇風機?!

勘違いなされますな。

これは かぼちゃの
乾燥用送風機として
使うものです。

かぼちゃは 生命力旺盛な
農産物です。
収穫後も旺盛な呼吸を伴い
果実内部の反応を続けます。

最初は樹からの吸肥のため
そして しばらくのち
体内のでんぷん質を
糖分に変えるために
呼吸は続きます。

人と同じで
呼吸の水分は 結露となって
周囲の環境を悪化させます。
かぼちゃ自身の身体を濡らし
雑菌の繁殖を促します。

せっかくの玉が
食べていただく前に腐敗する。
これは、イカン!

取上げた命を
目的のために全うさせる為
24時間 送風・換気し続けて
外部環境に強くして
しかも!
余計な水分を出来るだけ飛ばして
内部の熟度も向上し
旨みが凝縮された
ギュウギュウ詰めのかぼちゃに
仕上げます。

だから
この風に当たったかぼちゃは
よけいに美味いんですよ。
みなさんきっと
驚くと思います。












収穫

一枚3反半の畑に
1200株
おのおの2〜3個
実を付けてます。

腰まである かぼちゃの草むら
ひたすら かき分け
玉を探しあてます。

而してのち
トラクターで回収に回るのですが
その受け渡しが
かぼちゃ農家なら皆やってる
あの、アレです。

玉をポイポイ
パスするんです。

簡単そうに見えて
けっこう要領がいる。
なんせ一玉2kg前後
持つだけでズシッとする玉を
3〜4mくらい離れたところから
飛んでくるんですから。

世間体で言えば
投げる方が大変なので
そちらを旦那さんがやれば?と
お思いになるでしょうが
受ける方は2kgの慣性力を
うまく逃がして捕る必要があり
これは力と体格の劣る奥さんには
危ない作業となるんです。

実際、代表も
金網とかぼちゃの間に指を挟み
かなり痛いケガをしています。
以来、私が
受け手となってるんです。









熟成作業

金網のカゴにしまい
光を遮り
風を送り続けます。

魚の干物ではありませんが
余計な水分を飛ばして
青臭さを消して
純粋な旨みだけを凝縮し
本来の持ち味を感じていただける
そういうかぼちゃを目指してます。

つまりは
かぼちゃ本体だけで完成されてる味
味付け要らずのかぼちゃ

それが私たちが求める
かぼちゃ像です。






風物詩

冬眠場所を探して
アパート内をうろうろし始める
ヤモリ。

イモリ と ヤモリ
その違いを述べよ。

これ、高校受験 理科の
必須問題。

漢字で書くと分かるんですよ。
井守 と 家守
ってね。

井守は、きれいな水に棲む
両生類。
家守は、家に棲み虫を食べる
爬虫類
どちらも環境の良さを示す
インジケーターです。
なので
縁起が良いと
大切にされて来ました。

最初はギョッとしても
ほんの数年で慣れてしまい
いまでは微笑ましく
見つめています。







抜け殻

メロンの間には
ヘビの抜け殻が
よく残されてます。

縁起が良いんですってね。
ウチの畑は縁起の宝庫です。

たぶんメロンの樹肌に
皮を引っかけて
脱皮に都合がよいのでしょう。

ありがたいことに
ヘビの気配があると
ネズミが寄って来ません。
たま〜にメロンに残る
ヘビのかじり傷もありますが
ネズミに比べたら
無問題です。

ネズミはズラーッと
かじりまくって行きますから
あれは怒髪天に昇りますよ。

色んな天敵が共存する畑ですが
テントウ虫 と クモ と
ヘビ と アリ
このあたりは事実
役に立ってると思います。






遅生メロン

ただいま肥大を終えて
中身の成熟に入ってます。

夏と違って
晩秋の成熟は
極端な環境変化との戦いです。

夜は0℃近く
日中は20℃以上
曇天続きの間に
突然カンカン照りが訪れる。

まるで樹の耐久レースを
してるようです。

条件的に、技術的に、営業的に
難しい作付の遅生メロンですが
これを潜り抜けてこそ
得られる知見と技術があります。

秋にその年の技術を確認して
来春の作付に
存分に生かされるのが
遅生メロンの技術経験です。








秋メロン

来年への仕込み
完了しました。

残渣を外へ持ち出し
資材をはぎ取り
海のミネラルパワー堆肥を
た〜っぷり撒いて
ロータリーで深く梳きこむ。

畑の土を健康に保つため
後片付けの手間と
栄養補給の手間は
省けません。

それは子供の寝床を整える
あの母性と同じかもしれません。

子供が帰省してくる前
彼らが使うベッドは
乾燥器を入れて 掃除機かけて
新しい洗いたてのシーツを敷いて
ふかふかの状態で
到着を心待ちにしますね。

メロン畑の仕込みは
あの感覚と同じです。

たっぷりの堆肥で
根をスクスク育てられるよう
一枚一枚の畑を
丁寧に整えて行くんです。

農業は
土を育てる仕事です。
作物栽培は
その後に来る仕事です。






かぼちゃの後片付け

玉を切り離した かぼちゃの樹
あっという間に消えて行きます。

そして
間髪いれずに
後片付けが始まります。

どの作業にしてもそうですが
後片付けが上手なのは
代表です。

上手というより
とにかく手際が良く、早い。
片付け上手は
仕事の基本。
畑仕事をしながら
男子3人を育て上げた
その気量は伊達じゃない。

外食などする余裕も無かった
創業立上げ時期の我が家で
ご飯支度、洗濯、掃除
学校の準備と
フル稼働でやり遂げた
その自負と自身が
見事な仕事ぶりに
現れます。

いっぽう、私はと言えば
なにも無い白紙の畑で
試算結果に基づいて
経営計画を立てて
測量して 基点を打って
配置を決めて 機械を入れる。

技術改善と臨機判断を
自分の責任において
断行する。

代表が疲れている時は
代わりに身を捨て
率先垂範し 有言実行
口先番長と言われぬよう
いつも背中を意識して
下絵描きに集中してた。

思えば
畑仕事は 夫婦の在り方の
ダイジェスト版ですね。
口先番長に入ろうとする自分らが
見事に炙り出されます。
嘘もばれるし 言い訳も通じない。
見栄や虚栄の害を
嫌というほど学べます。

後片付け作業にみる
代表の力量。

それは
一つずつ身体と心を使い
自力で積み上げてきた
嘘偽りの無い実績の証。

人の能力は
後片付けを見れば
分かります。
わたしが、それを
証言します。







設備投資

長期経営計画を考える上で
どうしても避けられないのが
機材や設備のリスクマネジメント
リバイスやバックアップ
への設備投資です。

本来これらは
減価償却費として計上されて
その分、現金残高としてプールされ
設備投資へ運用されるものですが
実際の経営において
特に創業・立上げ段階では
キャッシュフローの確保が優先され
経理性格上の役目を
全う出来ていないのが実情です。

しかし
投資を怠れば それは
修繕費として跳ね返って来て
悪いことに
設備投資以上の額として
経営に打撃を与えます。

また4年前に味わった苦しみですが
機材バックアップを考えない
一発勝負の運用では
不測の事態に対処できなくて
即!ジ・エンド
のリスクを背負い続けます。

先輩農家と交渉しようにも
自前バックアップをさぼっていれば
理解を得られないこと必定です。

限られた経営資源と
残された経営年度
そして農協組合員でない身分
以上を勘案するにつけ
早めに手を打っておかねばならぬと
常々考えておりました。

今般
旧車サブトラクターが
不調に陥ったのをきっかけに
モヤモヤしていた懸案を
一気に現実のものと受け止める
シグナルと理解しました。

数百万円の買い物になりますが
経営の屋台骨を確実にすべく
さらに息子らに迷惑をかけぬよう
自己完結の道程を
小さな経営なりの安全保障を
また一歩進めようと思います。

息子達が巣立つ 今
新たなプレッシャーを掛けるべき。
私たちはそう考えました。








今月も どうも
ありがとうございました。









北海道 小柴ふあーむ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



誇りある やせ我慢の物語















やせ我慢

これは
男の専売特許
みたいなもんでしょうか?

いやいや
ウチの代表などを見てましても
なかなかどうして
やせ我慢をいっぱいして来ましたよ。

特に母親の顔だったり
妻の顔だったりする時
私とともに
やせ我慢の競り合いが
年から年中ありました。
生活そのものが
やせ我慢みたいなものでしたね。







やせ我慢

理解できる人、無理解な人
肯定する人、否定する人
認める人、けなす人

その育ちや経歴により
あっちとこっちに分かれます。

俗世的な言い方では
やせ我慢は
めんどくさいヤツのやること。
確かにそれはありますね。

止めたきゃ 止めりゃいいジャン!
好きでやってるんだろ?
だったらブチブチ言うなよ!
いったいどうして欲しいのよ?
ハッキリ言えばいいジャン!

だいたいこんな感じだと思います。
多くの方が
こうした非難にさらされた御経験
おありでしょうねw







わたしも若い頃は
そうした一人でした。

思ってることを
なんでも口に出して
あるいは
言葉で聞かないことは
一切理解しませんでした。

いまから考えると
非常に幼くて 短絡的
浅慮の限りでありました。

どおりで人から相手にされなかった
まさにそう思います。

会社でチーム仕事をしていて
先輩や後輩から
あるいは取引先から
自分の幼さと浅慮を
教えてもらえました。

仕事をしても空回り
誰も相手にしてくれず
情報も入って来なければ
相談にも乗ってもらえませんでした。

だって
人の気持ちを
理解しないヤツだったんですから。

だって
自分のことしか
眼中にないヤツだったんですから。

そりゃあ
一緒に仕事なんかしたくないし
大切な情報を分けたくなんか
ありませんよね。

いまなら
本当によく分かります。







やせ我慢

世の中では 多くの人たちが
していると分かりました。

ある局面だけの場合もあれば
数年に及ぶ場合もあれば
一生の場合もある。

なにがそうさせているのだろうか?

それは・・・
たぶん、プライドの示し方
なのじゃないかなぁ。

やせ我慢は
逃げちゃお終い、という
殿役(しんがり)を務めてる人の
典型的佇まいなのではないかな?

たとえば
やせ我慢してる者同士って
とくに知り合いでなくても
互いの空気で感じ取り
眼で認め合いますよね。

意外とそれが
仕事を上手く転がす
最高の妙薬になる時って
ありますよね、実際。

やせ我慢

背中や横顔を見れば
痛いほど伝わってくるものです。
いつも一生懸命な人は
ほかの一生懸命な人を理解する。
横顔や後ろ姿から横溢する
熱いほどの責任感と誇り
その価値を共有できる者同士は
言葉を交わさずとも
空気でリアルに感じ取ります。
よね?







やせ我慢

そこには誇りを賭けた
勝負があります。

職場でも
自営でも
親としても
子としても

それぞれの立場で
やせ我慢はあります。

それを口に出して説明した途端
すべては儚く崩れ落ちます。
かろうじて保っている均衡が
瞬間で崩れ去ります。

いまの農業においても
それは言えることでして
作物相手に講釈垂れても
なにも現実は変わらんのです。

あるいは短気を起こして
ガシャガシャ動き回っても
ワァワァ喚き歩いても
なにも現実は変わらんのです。

数多の条件の狭間に身を置いて
じっと我慢し続けることが
大事なのです。

やせ我慢
したくてしてる訳ではありません。

眼前に繰り広げられる状況
身辺を取り囲む環境
その中の一部品として自己を認識し
客観的にどうすべきか?を
第三者の目で離れて判断して
自身をそこに投ずるのみ。

そういう俯瞰性が
やせ我慢の本質なのだろう
と思います。







人は誰しも
一部品。

人は誰しも
木偶の坊。

それを甘んじて受け止めて
心と身体を切り離して
その場から退却せずに踏ん張り続ける。

その役は誰かが果たさねばならず
自分がたまたまその役になったのなら
静かに任に身を投ずるのみ。
役者としてそこにいたのなら
という感覚ですね。

だから
やせ我慢は 凡人では務まらず
まして、エゴイストやナルシストには
到底無理な役柄なのです。

そこには
理念と誇りが無いと
成り立たない奉仕と犠牲がある。

究極
理念と誇り
この二つを原動力とする
奉仕と犠牲

それが
やせ我慢の本質
なのではないでしょうか?

それでもあなたは
やせ我慢を否定しますか?
やせ我慢に無理解を貫きますか?







自分がやせ我慢を経験するようになってから
世間で行き逢う やせ我慢の人に
とても優しくなりました。

うん、頑張れよ!
オレもやるから。

そんな無言の会話が
出来るようになりました。

言葉は大事ですが
文法と文学を修めねば
制御不能の武器を振り回すが如し。

相手を思いやるようには使われず
自分を守る為の
一方的道具にしかなりません。
それすなわち
人への敬意から対極にある
精神的成長を遂げられなかった
社会的に未熟な 似非大人が
知らずに辿る末路じゃないかと
思うこのごろです。



















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やせ我慢は
やりたくてするものではありません。

ならば
やらなくていいものか?
となれば
答えは「ノー!」 です。

やりたいとか やりたくないとか
そういう次元の精神ではありません。

やらねばならぬのです。
それが自分で済まされることなら
やらねばならぬのです。

その日、その時、その場所に
その立場で
自分がいたことを運命と感じて
受け止める役が回ってきたと
覚悟せねばならぬのです。

それが
私なりの「やせ我慢」の
定義です。







立場は人を育てる。

よく聞く言葉ですが
あなたは共感されますか?
立場を勘違いする人もいれば
立場を宿命と捉える人もいる。
立場になってみて
初めて分かることはたくさんあります。

人の傷みを知ること。
その上でなお
突き付けねばならぬこと。

人と関わる上で
立場はかならず生じますから
やせ我慢は
必ず誰かが
やらねばならぬ役目です。

北海道で畑を始めて
たくさんの人に助けてもらい
一部の人にいじめられ
身近な人に困らされ
最愛の家族に支えられ

でもたくさんの人と関わるからこそ
その狭間で必要な立場が生れ
そのたびごとに
やせ我慢をしてる気がします。

でもそれは結果的に
ひとの気持ちの流れを
遮らぬ為に必要なこと

経営者として
夫として
父として
息子として

挟まれた立場から逃げることなく
立場を悪用することなく
社会的責任を果たすために
きょうも、ここで
立ち続けている。

そう思います。







これから晩秋
そして初冬

今年の栽培活動も
最終盤を迎えます。

厳しい寒さとともに
収益も判明してきて
最後のひと絞りを
畑に残る遅生メロンやかぼちゃに
賭ける毎日です。

そう、これも
やせ我慢 です。

疲れた作物たちの中に立ち
でもそこから逃げずに
踏ん張り続ける。

技術的にも 経営的にも
そのやせ我慢から見えてくることが
以降の最高の財産となる。

すでに何度も
経験してることです。

本当はしたくは無いけれど
それでもそこから逃げない
やせ我慢です。







今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。












最後に・・・

熟成 メルヘンかぼちゃ

ただいま最高の状態で
全国各地へ発送しています。

いまからでも間に合います。
年に一回のこの機会
ぜひお見逃しなく!







味付け無しでイケる
それだけで完成された味

喉の奥でいつまでも楽しみたい
深いコクと旨み

まろやかな舌触りと
クリーミーな喉越し


故郷を離れて仕事に励んでいた私が
北海道から送られてきた
かぼちゃ一つに涙した
あの感動を
あなたにも体験していただけたら。

そう思って育てました。


まずは一回、ご連絡を。
手持ちの中から
最高の逸品をお届けします。



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それでは、また
来月 お会いしましょう!


次回報告は
店じまいの頃ですね。

最後の 遅生メロンを
なんとかゴールさせて
良い表情で締められたらと
頑張ってまいります。

状況は決して緩くはありませんが
今年の仕込みを信じて
最後まで諦めぬ仕事を
全うします。



ではまた11月に
お会いしましょう!

どうもありがとうございました。











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