'14年 5月 「いつか返す畑だから」







5月じゅうの好天・猛暑の後に
しばらく不順な天候が続いている北海道Nisekoより
ごあいさつ申し上げます。

お元気ですか?

Mr.&Mrs.小柴は
きょうも元気に働いています。







さわやかな北海道
さわやかなNiseko

世界中の人があこがれる
6月のNiseko

高温低湿
カラッとした天候

畑も人間も
よく動き よく伸びます。







6月初めまで
連日の30℃超えが
続いてました。

メロンたちは良く育ちましたが
ハウスに入っている人間は
も〜ヘロヘロ状態でした。

サウナ風呂の中で服を着て
筋トレをしている感じ
そういえば伝わりますか?

毎日が健康の為にあるような
労働環境です。

少々のきつさも健康の為
疲労回復に難があるものの
肉体鍛錬に事欠かない
ことし春のハウス作業でした。


皆さんのお住まいでは
いかがでしたか?

ニュースでこぼれ聞くところでは
どちらも猛暑に見舞われていた様子。
私たちだけではなく
日本中の皆さんと
あの猛暑を分かち合ってたと
妙な連帯感を勝手に持ってました。

いやいや
お互いにいい汗かきましたね。








「農業は 人生を賭ける 価値がある」



新しいホームページ
もうご覧いただけましたか?


<経営理念>
「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語


フラッシュプレイヤーを使った
自己紹介や商品紹介が
好評を博しております。



北海道 小柴ふあーむ 公式ホームページ


これまでの道程から得られた
膨大な写真の中から
その時々を代表する瞬間を抜き取り
コメントともに自動再生しています。

お時間がある時に
ぜひご覧になってください!

完成度より情報量を優先した
私たちのポリシーが
ここにも表れています。










〜勇気ある生き様〜 フェイスブックページ

フェイスブックページでは
最新情報を毎日
提供しています。

作業の進み具合
作物たちの育ち具合
天気のめまぐるしい変化
そして
私たちの喜怒哀楽

本当にお届けしたいものが
ここに詰まっています。

季節を耕すとはどういうものか?
こちらをご覧いただければ
感じていただけるでしょう。

小柴さんちは今日
なにをしてたのかな?
生産者でしか気付けない視点を
皆さんにもお分けしたく
毎晩更新しています。

どうぞチェックしてみてください。






今月のテーマ
「 いつか返す畑だから 」



ちょ〜っと不穏な韻ですね。
ちょ〜っと薄暗い空気ですね。

でも最後までお聞きください。

私たちは
現代の小作農
です。

農地解放されて久しく
今の世の中に小作農が?

はい、確かにその通りです。
体面は「借地による農業」
経営上、農地を貸し借りして
お金で精算させてもらってます。

しかし、農地は宅地と違い
土地の生産能力が
大きな要素となります。

安定経営の為には
力強い生産基盤が必要で
それ即ち
土地の生産能力です。

土地の生産能力は
最初から整っていることはなく
生産者が長年手入れして
命を吹き込んでいくものです。

自分の土地であれば
可愛がって可愛がって
代々受け継いでいけばよいでしょう。
まさしく素晴らしい継承です。

しかし小作農の場合
手入れして良い畑にしても
地権は地主さんのもの。

出来上がった畑とともに
生産能力まで含めて
お返しする立場です。





ですから
生産者はみんな
出来ることなら
畑は自分のものにしたいのです。

可愛い可愛い畑であり
命を吹き込んだ土ですから。

「畑は惜しくないが 土は惜しい」

これは小作農同士で
よく交わされる会話です。

それほど
生産者にとって土は
自分の分身のように
可愛いものなのです。





でもそこには
いろいろな事情が
散開しています。

一概に地権を取得するとは
限りません。

小作農の事情もあれば
地主さんの事情もあります。

お互いの思惑が一致すれば
地権譲渡もありますが
先に述べたように
農業者にとって畑は
単なる土地以上の価値があるもの。

どちらの事情も
絶対的とは言えないのが
現実であります。





北海道 小柴ふあーむ は
どうするのでしょうか?

どうやら
私たちはこの畑を
取得することはなさそうです。

地主さんの都合
私たちの都合
そして
地域の事情

総合的に判断して
この可愛い畑を取得することは
たぶん無いと思われます。


と、いうことは?

そうです、この畑は
いずれこの世から
消滅する畑なのです。

畑が消滅するというより
小柴ふあーむの畑が
いずれ
この世から消滅する

そうなるでしょう。

いまこうして
毎日お伝えしている時間や空間は
私たちが耕している今だけの
特別な年限だけの
特別な季節となるでしょう。





だから、いま皆さんと
分け合っているこの季節は
私たちだけの記憶に残る
特別な季節なんです。

暑いなぁ 寒いなぁ
雨降ったなぁ 晴れたなぁ
すごい雪だぁ 早い雪解けだぁ

そういう季節ごとの感慨が
すべて記憶にしか残らぬ時が
いずれ来ると思います。

小作農を選んだ者の宿命です。

しかし、だからこそ
この瞬間 この季節が
皆さんとともに分け合えて
嬉しいのです。

なんかこう
夢があるじゃありませんか!

いずれ返す畑だから
いまの季節が愛しくて
いまの関わりが愛しくて

小柴ふあーむの畑が
目の前から無くなっても
関わった私たちの記憶には
もちろん皆さんも含めて
ずっと ずーっと
無形の価値として
残っていくんです。





なぜこういう感慨を
今月に限って思ったのでしょうか?

それは息子と一緒の時間を
畑で過ごしているからです。

いま、少し時間にゆとりのある息子と
畑で貴重な時間を共有しているからです。

たぶん今年限り
一生のうちでこの夏だけの
一度きりの大切な時間を
息子と過ごしているからです。

いつか返す畑だから
いまのうちに畑の素晴らしさを
一緒にしゃぶり尽くそうかなと
そう思っているところなんです。



今月はそういうくだりで
お届けしたいと思います。

どうぞお楽しみください!












今月のフラッシュ

'14年 5月 「いつか返す畑だから」
'14年 5月 「いつか返す畑だから」
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全230枚 All rights reserved@北海道 小柴ふあーむ









今月のあれこれ




「初芽」が出始めたのは
5月12日
それから1週間
「初芽」ラッシュに
畑は沸きました。




メロンハウスを背景に
すくすくと湧き上がる
「初芽」
朝露の中で収穫される芽は
シャキシャキ コリコリ
最高の歯応えです。




「初芽」収穫始めの頃は
まだ防寒着を着ていたんですねぇ。
この1週間後には
タンクトップでも暑いほど
一気に季節が進んでいました。




お隣の温泉「幽泉閣」にて
「初芽」が出展されてます。
お客様へ発送の期間は
全量を振り向ける為お休みですが
発送が一巡すると
また出展再開しています。




5月18日
先頭を走るメロン第1ハウス
花が咲きました。
今季初出荷のメロンは
この花から始まります。




堂々の2Lサイズ
一番奥に並べても一番太く見える!
小柴の自信作「初芽」です。




5月20日
完熟「秋」メロン
苗立てが始まっていました。
種を蒔いてから10日
じっくりとここまで揃わせます。




苗の基本は
頭寒足熱
温室育ちと言っても
あまり甘やかしません。
いじけない程度にちょっと厳しく
さすれば根の充満度が高まります。












5月23日
「初芽」ラッシュ
今年は長続きしました。






アスパラの害虫対策
畑外周部の刈払いも
さっそく行いました。
この時期は特に
ナメクジやカタツムリが
アスパラに吸いつきます。




きつい作業は
代表と二人がかりで
助け合います。
喧嘩して仲が悪い時でも
作業となれば別です。
パートナーですから。






トラクターの電装系修理
ディーラーにマニュアルをコピーいただき
自分で出来ることは自分でやります。
むかし取った杵柄が
通用する時もあればしない時も。
今回は・・・
8割くらい通用しました。






アスパラ収穫に使う
専用の鎌。
柄にある目盛りで
芽の長さを確認しながら
収穫します。
しかし・・・
慣れるとほとんど目盛りは使わず
目勘定でだいたい刈り取れます。








「極太」「冷蔵」「遮光」
展示品の心配りです。
自前でここまでやるのは
小柴ふあーむ だけです。
しかも、パンフレット付き。




とっても重宝していた
iCloudシステム。
ある日を境にカメラデータが
PCに降りて来なくなりました。
いまだに復旧せず
原因も不明のまま。
iPhoneにした意義が
無くなりました。








ハチ、セミ
畑の周りには
虫がいっぱい。
益虫もいれば害虫もいます。
いずれも短い命
ときには微笑み
ときには腹を立て
ときには儚さに悲しみます。








今年の大きな課題の一つ
アスパラ畑とかぼちゃ畑への
給水ラインの敷設。
過去2年間痛めつけられた
干ばつへの対応です。
地団太踏んで言い訳ばかりじゃ
何も前に進みません。
少々の投資は必要でも
同じ理由での損失を繰り返しては
納得できませんから。








10年ぶりの再会!
同じ北海道出身者として
静岡の地でともに励んだ
元上司が訪ねてきてくれました。
来し方、行く道
厳しかったあの頃を思い出しながら
またの再会を約束しました。
今度は私がお邪魔する番です。








6月4日
メロン第1ハウス
ネットが入り始めました。
先頭を走るこのハウス
今年は順調に生育を重ねています。












6月9日
完熟「秋」メロン
1回目の定植です。
土が乾き過ぎていて
機械にはちょっと硬い
辛い条件でした。
でもメロンの苗たちにとっては
管理しやすい良い土に
なっていたと思います。














完熟「夏」メロン
6月8日から開花
そして続々と着果しています。
この小さな膨らみが
あなたの舌をとろけさせ
喉をうならせる
重量感たっぷりの あの
完熟メロンになるのです。












6月2日
「二番芽」の発送が
始まりました。
特設ワークステーションで
1/3まで厳選された芽が
全国のファンの皆様へ
旅立ちました。








そして今日も畑では
季節を耕す物語が
紡がれています。








今月もどうもありがとうございました。








北海道 小柴ふあーむ

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語



いつか返す畑だから

いま耕している畑と季節は
いつか消えて無くなります。

私たちが精魂込めて
命を吹き込んだ土も
いつか元に戻ってしまいます。

形あるものは
いつか消えて無くなります。

たとえ私たちが
自作農だろうが
小作農だろうが

いずれは消えて無くなるでしょう。







でも
北海道 小柴ふあーむ の
コンセプトを思い出しみてください。

「農業は 人生を賭ける 価値がある」
「Nisekoから世界へ! 季節を耕す物語」

つまり
土地に縋ったり
土地に縛られたり
土地を残し継承するのが目的では
ないのです。


この土地に助けてもらいながら
季節を耕す行為
物語を紡ぐ行為
人生を賭ける姿勢
取組む私たちの在り方

そうやって膨らませた
時間、季節、空間など
目に見えぬ価値を
全国や世界の方たちと
分け合う幸せ

勇気をやり取りする
その状況


それが出来ていれば
目的は達せられていると思うのです。

皆さんの心の中に残る
一瞬 一景

その一つに
「北海道 小柴ふあーむ」の
切れ端が絡んでいてくれれば
十分にこの畑は生き続けていると思います。

いつか返す畑だから
いまを大切に
耕したい。

目の前から消えても
皆さんの記憶に生き続ける。

それで十二分に
目的は達せられているのです。







小柴ふあーむの こども達

皆さんの記憶に
残ることができますか?

これからも
質実剛健なモノづくりで
安定と信頼の品質を
具現させたいと思います。

派手さはないけれど
振り返ればそこに居るような
確かな立ち位置を
より勉強していきたいと思います。









いつか返す畑だから


ここから生み出される季節を
皆さんとともに分け合い
確かめ合い
愛でたい。

いつか畑が帰って行ったとき
後悔しないように。



それを含めての
物語だと考えています。







それでは、また
来月 お会いしましょう!

次回報告は
メロン第1ハウスからの
今季メロンの初収穫
かな?

そしてプクプクと膨らみ続ける
完熟「夏」メロン

そして「秋」メロン

さらに!
熟成メルヘンかぼちゃ


6月の山場を
上手く乗り切って
笑顔でまた
ご報告したいと思います。


どうぞお楽しみに!






今月ももどうもありがとうございました。











こちらもどうぞ ご覧ください!
Nisekoの楽しい季節がたっぷりと紹介されてます。



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