'09年 8月   「豊作か 凶作か」      

「 豊穣と 飢饉を分ける 一週間 」

どうも
北海道より 小柴です。

梅雨明け宣言の無いままに
夏が過ぎて行きましたね。

高校の修学旅行
もう32年前(!?)のこと
え、本当にそんな昔なのかい?
それはおいといて
高校の修学旅行は
京都、奈良、東京へ
5泊6日の旅でした。
時期は まさに今
9月上旬です。

ふるさと旭川は
もう秋の気配
そう、小田和正の世界です。
旭川バージョンの井出達で
特急「おおぞら」 キハ82系
青函連絡船
寝台特急「ゆうづる」 583系
そして 新幹線「ひかり」 0系
今は亡き機種の勢ぞろい
そうして 24時間後に
京都に降り立ったのですねぇ。

暑い!
蒸し暑い!
じとじと ベトベト ねとねと

いま時期の内地は
まだまだ
そういう空気なのでしょう。



こちらだけ涼しくて
(いや もう寒い)
どうも、すみません

今年の夏は
8月21日で
終わりました。

地面が熱を持っているので
ほんの一日で気温は
急降下しませんが
それでも
3日あれば
雰囲気は完全に切替わります。





圃場の最高最低温度計
こういう 感じです。

これが
季節の変わり目
ほんの3日間の
前と後です。



先月もお伝えしましたが
大凶作のお話。

お米の豊凶を決めるのは
7月中旬の
ある 1週間に掛かっている
と言って過言ありません。



出穂(しゅっすい)

イネ の花が咲くことです。
イネの軸の中で準備された花
それが スルスルと真っ直ぐ伸びていき
ある日の早朝
両手を合わせたようなカプセルが
パカーーーッ と開いて
中から雄しべ・雌しべが垂れ下がり
風に揺られて受粉して
夕方にはまた
カプセルが閉じてしまいます。

出穂のある 一週間
天気が良くなければなりません。
この一週間で
豊凶が左右されます。


<マメ知識>

「イネ」とは、学術としての名前
「稲」は、作物や信仰対象の名前。

花が咲く茎を 「穂」
花のカプセルが 「籾」
籾の付いた穂を 「稲穂」

「稲穂」 から 「籾」 を分離するのが 「脱穀」
「籾摺り」 をして 「籾殻」 と 「玄米」
に分かれます。

玄米を摩り下ろして
「白米」 と 「糠」
に分かれます。

ちなみに
天皇家が天皇家たる所以は
朝鮮半島から水稲栽培技術を引っさげて
倭の国へ侵攻してきた一族筆頭
との説があります。

縄文から弥生にかけて
持続的食糧生産の技術は
最高の戦略兵器だったと言われます。

ちなみに
乾燥地帯の他文明では
小麦生産が それに該当するそうです。

以上、出処不明の聞きかじり
(へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜)


ことし7月
低温、多雨、寡照
極悪三条件が 揃い踏み
水稲農家はみんな
暗い顔でした。



しかし
8月に前半に
夏らしい高温、好天
穂が 少しづつ垂れてきて
ここで 相当取り戻しました
よかったぁ〜

そこんところの様子は
今月号の末尾で
たくさんの写真と共に
紹介します。

ご安心ください
お米 大丈夫そうですよ。





さて 今月は
「豊作か 凶作か」

イネに限らず
農業生産全てが
今シーズンは神経を遣います。

この地球は
「太陽」 と 「水」 があって
成立っています。
太陽から届く 「光」 という名の放射線
輻射・対流・伝達
熱がからむ主要三現象は
光が全てであり
命を育む源になっています。

太陽がのぞかなければ
全ての生命維持が不可能です。

「豊作か 凶作か」
ある意味 人間が自らもたらした
気候変動の顕著な結果
「豊かさ」 って、なんなんだろう?
と考えさせられた
この夏

究極の豊かさは
「命」 の存在
それが 全ての源

「豊作か 凶作か」
言えてるうちが花かも
なぁ〜んて 漠と感じつつ
眺めていた畑の様子を
報告しましょう。







1.かぼちゃ、草との闘い






























6月28日
驟雨

定植直後の溢れる雨
その影響が
8月に現われてくる

一度 水浸しになった畑
圃場改良の成果か
2〜3日で 水は引いた

8月
蔓が加速する時期
しかし
それを阻むように
草が立ちはだかる

水をもらった畑では
ヒエの種が目を覚まし
一斉に立ち上がってきた

余剰水が持ち出した株元の肥料が
ベッド周囲のヒエを
加速させている

ヒエ
恐るべき相手
地に落ちた種は
3千年すら休眠する
と言われている。

水分をもらうと
覚醒するやつら。
今年のように
雨が多いと
ヒエの発芽率が高くなり
営農活動を阻害する。

かぼちゃ が先に地面を覆えば
後から生えるヒエは
ある程度 制圧できる。
しかし
かぼちゃ の進攻が遅れたり
茎葉面積が小さくなれば
すきを縫って
ヒエがドンドン先攻する。

一度 先攻を許せば
主導権を奪われる。

ことしは
どうも 主導権を獲られたようだ。
相当の難戦を強いられている。

果実肥大期の いま
カンフル処置を施して
かぼちゃ を救おうか?

でも よく考えないと
カンフル剤が ヒエにも効いて
事態はさらに悪化

よ〜く 考えた結果
カンフル剤 打ちました
効果、出始めました
今のところ 良い方に転んでます

でも結果に結び着くかどうか
大きくて 美味しい かぼちゃ が
たくさん 取れるかどうか
これからも闘いは続きます。
(たくさん、だけは脱落したなぁ)










2.メロン、なが〜い闘い

















7月上旬から始まった
メロンの出荷

休む間もなく
第2陣の成育が始まってます。

メロンの生育期間は
約 130日
そのうち、ハウス内で育つのが
約 100日

1年のうち 100日しか稼動しない施設
すなわち
「もったいな〜い」
と、マータイさんもおっしゃってます。

我が家のハウスは
2回転します。
いや、別に回るわけじゃなくて
2ラウンド制の生産体制
という意味です。

およそ200日以上
7ヶ月間
毎朝毎夕 空調管理です。
この時期、段々疲れてきます。
いや、既に疲れているので
疲れが現われる
というのが正解。

乳飲み子や赤ちゃんを育て続ける
そんな感じです。
根気の勝負です。

でも畜産農家に較べたら
大したことじゃありません。
あちらさんは
1年 365日
毎朝夕
えさ遣りから ベッドの掃除まで
延々とエンドレス
わたし達は
少なくとも1年毎のサイクル
区切りを意識して頑張れます。

メロンの超遅出し
道内でもあまり軒数はいません
わたし達も3年目の挑戦ですが
栽培技術はまだ確立できてません。
情報を集め 実地検証して
試行錯誤を繰り返し
損失も出しながら
希少技術への挑戦を続けています。

今年の 超遅出し
ここまでは 過去最高の出来
今からが 果実肥大のハードルが
待ってます。



わが代表
夕方6時にもなると
ヘロヘロです。

ハウスの温度管理を終えて
家路へ着くとき
思わず
「ふ〜ぅ」
と息が抜けます。

夫婦二人の経営
全ての経営作業を
たった二人で背負うので
ときどき 負担の重さに悲鳴が上がります。
まして 今年は
生産量を拡充しているので
そのプレッシャーもある。

「果たして、どこまでやれるのか?」

大ゴケしちゃいけないので
被害を最小限にとどめられるよう
常にトラブルを想定しながら
己たちの限界を探しています。

挑戦した者にしか分からない世界
覗いてみたいのです。










3.豊穣の秋、となるか?











八幡様
(はちまんさま)

天照皇大神
(あまてらすすさおおみかみ)

八幡様は
大分県宇佐市の本宮からの流れ
農村地帯に多く見られる
農耕の神様

天照大神は
岩戸伝説に出てくる
伊勢神宮そのもので
皇室の守り神

八幡様も
皇室守り神 No.2

No.1 と No.2
わたし達がいる集落で
両方が揃います。

以前暮らした 静岡近隣は
戦国時代の前から
豪族や荘園主の
勢力争いが多く
古くから戦の絶えない土地柄で
旧城址のまわりには
戦の守り神
御諏訪様が
あらしゃいました。

北海道は歴史が無いぶん
御諏訪様のような
戦の神様を祭る祠は
少ないようです。

秋、9月第一週は
「神社祭デー」

家内安全 と 五穀豊穣
とても慎ましい御祭りが
そこら中で一斉に
執り行なわれます。

地域の伝統文化
いわゆる
「無形文化財」
北海道は残念ながら
そういう土地柄でないですね

白けています
合理化が進んでます
組織がなってません

だから
人が集まりずらく
盛り上がりに欠け
長続き出来ない
そして
行政頼みになる

古参の人たちは
当然 じれったく思い
ボヤキが こぼれます
祭りの場でこぼす悪口は
第三者の口から 当人へ伝わり
ますます人が離れていく

お金も危なくて
みんな欺瞞の目
場に顔を出すほど
お金が掛かる
だから
我が家には ちょっと辛い

それに
わたし達 新参者は
微妙な立場に置かれます
各勢力囲い込みの対象です

しかも
農家やってると
独特な世界がそこにあり
難しいんですよ
ほんと

あること、ないこと
揶揄され、詰問され、説教され
「農家を舐めんじゃねぇ」
と叱られて
でも 平身低頭
八面六臂ならぬ 八方美人
常にイイ人を演じなければいけない
「無色、透明、中立」
新米農家の基本です。

こども達も 気の毒
ことしから 我が家に
小学生はいなくなり
ホッとしています。
大人たちの狭間で
可哀想な目に遭うのは
子ども達だから

本当ならば
地方から発信される
こういう情報では
「地域バンザーイ! 祭りサイコー!」
と書けるのが理想でしょうが
偽善者に為れぬ わたし達を
どうぞお許しください

6年目を迎えるこの秋は
「人質を開放された保護者の心境」
正直ホッとしています。
変な話し
下限会費3千円を払えば
微妙に距離を取れます。



とは言いましても
秋祭りの大儀である
「家内安全 五穀豊穣」
は キチッと御参り
それも
畑で作業しながらね!

ほんと これには
生かされていることには
心底 素直に
感謝です!

市販カセットテープのお囃子が
スピーカー拡声で遠くから聞こえてくる

盛岡の さんさ祭り
天竜の 二俣・山東祭り

これまでの祭りを思い出しながら
農作業に勤しんでおりました。





































なんとか 豊穣?

不良作から やや不良へ
たぶん 平年作80%くらい

良かったねぇ
お米 なんとかなりそうですよ

大冷害があったのは
’94でしたっけ?
当時 わたし達は
イギリスに居ました

日本がお米不足で大騒ぎ
イギリス人も その騒動を
ニュースで知っておりました

でも 日本人として
肩身が狭かったですね

新米が足りないからといって
東南アジアの米を買い占め相場を荒し
そうやって買い付けたお米も
口に合わないから と言って
捨てたり 売り直したり
しかも 倉庫には
古米が十分あったのに

海外で笑い者になってました
ただでさえ バブル騒動で
呆れられていたのに

自分だけはババを引かないよう
東奔西走
行った先々でお金に任せて
買い漁る
いい迷惑なのは 地元の人
相場が荒らされ
自分達の口に入らなくなる
高騰した相場がもたらす利鞘は
中間業者の懐へ

このストーリーは歴史上
何回も行われてきたこと

天明・天保の大飢饉
昭和の大飢饉

農村での餓死者 数十万人
しかし見事な重商主義で
都市部はかえって好況に

「さすがエコノミック・アニマルだな」
それは
光に集まる虫 と同じ意味らしい
日本人は お金に集まる 人じゃない生き物

「あ〜、そういう意味だったんだぁ」
妙に腑に落ちた わたし達
正確な語韻を知って
参りました。


いま世間では
高い国産より 安い中国産
安心・安全 は優先度が下がったと
報道が流しております。
みんなが けし掛けて
煽り立てた 有機無農薬野菜
行き場がなくなってます

「不良品でいいから 安く売って!」
いま 正規品の値段でも
生活できないのに
それはないでしょうよ
どこまで生産者を辱めれば
気が済むのでしょうか

どうか みなさん
スーパーで農産物を見る時
食卓でお茶碗のご飯を見る時
そいつらが土に根っこを張っていた光景を
思い出して上げてください

相場が乱高下している時は
圃場で大変なことが起きてる時
風雨や 霜や 旱魃や
そういう天候の中で
半ベソかいた面を
奥歯かみ締め堪えながら
畝間に分け入り 巡回続ける
生産者たちが 必死で送り出した
命が食卓に届いていることを

「農家
さん
この言い方、嫌いです
人前で話す時だけ
これ見よがしに
さん付けされても 嬉しくない!
「わたしは農家
さんを尊敬している」
「無知な消費者とは違うわよ〜ん」
って語韻があって、嫌い

それに
野菜に「
」を付けないで欲しい
野菜」だなんて
気色悪い
場末のバーの年配ホステスが
「あ〜ら、
兄さん! ビールにする?」
みたいな語韻です。

だから
「素敵な農家
さんが育てた 健康な野菜たち」
というフレーズは
そうとう エクスキューズです。

そんな言葉で自分を美化したり
生産者や作物を評論するよりも
命の存在と 生産者の意地に
気付いてください

それだけで
作物も 生産者も
報われます



人間は
他の命をもらわねば生きていけない
はかない生き物です

活発な商業が繁栄の象徴である 「重商主義」
お金の多寡が豊かさの指標である 「重金主義」
それを通り越しお金が唯一絶対神である 「拝金主義」

400年前に普及した
大航海時代の思想とも
そろそろ 賢く付き合いましょうよ
100年に一度の大不況 と言いますが
100年後もこんなこと続けてるなら
人間て進歩の無い種族ですよね

生活を豊かにするための交易が
種族を滅亡させる原因とならぬよう
勉強していきたいものです

そこに
子供たちの未来がかかっていること
忘れたくありません










4.お勉強









夏休み
北海道は お盆が明けたら
すぐ 2学期

夏休み
宿題の鬼門が
自由課題

夏休み
始業式前日に
深夜残業

TVを点けて
まだ 余裕
時計は既に 22時
ポスターは 背景色が
まだ丸残り

父の方が
先に寝てしまいました。

翌朝
全部完成した(らしい)宿題もって
寝ぼけた風情で
登校していきました

完成しただけ 父より立派
父の場合は
あきらめが早かった
君達には言えないが
本当にいい加減な
子供だった

君達は立派なもんだ











他所の産地を
視察に
いや 偵察に
いや スパイに

要するに
なにかの時に
どさくさに紛れて
盗み見る

施設の造作
使用資材
株間・畝間
土質と湿気具合

他所の圃場を観る眼が
変わっていることに
自分で気が付く
似たような経験が
昔あったっけ

ひょっとして
自分達の経験と実力が
一段上のステージに
入っているのかな?

一つずつ積み重ね
結果に反映出来れば
しめたもの











隣接産地で
店頭価格をリサーチ

2kg以上の玉 ×4ケ で
¥3,300!

それもそのはず
この時期
生産者価格は
¥2,000まで下落
卸売と仲買で
プラス ¥1,300

それでも全量買取だから
それはメリット

これまでも
ホテルなどで
土産品の話があったけど
すべて当方在庫扱いなので
生鮮品にとっては
やりずらい

いいモノを いい時期に 確実に
それを実践するには
「収穫 即直送」

だから 我が家は
納期はこちらにお任せ
を お願いしてます。











これが お勉強か !?

いえいえ、こころのお勉強
ふっくらしたパンを見ると
こころまでふっくら
あたたかくなります

と、ある道の駅
ここのパン屋さんは
シッカリした生地で評判
角食 3斤  ¥630
思わず 買い!

角食に
指を突っ込んで
ほじくって食べる
それが幸せ

共感できる人
どうぞ御賛同のメールを!










5. ほいでもって 夏は行ぬ




























行ってしまいました

ほんの2週間で
行ってしまいました

北海道の秋は
一晩でやってきます
朝、外に出た瞬間
「おっ」
と感じます

季節の変わり目は
雲に表れます
秋の場合
上空に寒気が入いり
地表からの対流が収まるので
積雲が多くなります
千切れ雲です。

羊雲、いわし雲、うろこ雲
すじ雲、はけ雲

屋外作業のメリット
陽を浴び 空を眺め 風を感じ
大気や宇宙を
肌で実感できること

農家になる前
こんな環境でビールが飲めたら
うまいだろうなぁ
と、思っていた
いまでも思っている

でも農家になって分かった
畑は リラックスする場所じゃない
戦場だということ
ビールを戦場で飲んでも
あずましくないや

そこだけは
農家にならんと
分からなかったや





「一般気象学」
この本を読んで
分かったのは
大気のうごめきは
意外なほどマクロに捉えられ
長年の研究で追求され
理路整然とつながっている

人間にとって
大きなスケールの大気層も
地球にとっては
ほんの薄皮一枚の中での現象

例えるなら
直径30cmの大玉スイカ
にとって
表面上 0.7mm
これが成層圏30kmの厚さ

大気圏100kmなら
スイカ表面上 2.4mm

人間は
こんな薄い膜に守られて
その膜のちょっとした揺らぎに
右往左往しながら
生きているのですね

薄皮一枚に守られているくせに
薄皮を利用し 破壊し
自分達がこさえた「お金」という
物々交換の一道具を
沢山持つことに執心し
「金融工学」
(工学だけど経済学)
とやらを考え出し
一道具の貸し借りで
食料、資材、こころまで
支配しようとする奴らがいる

薄皮一枚
これがなきゃ
食料も工業も生産出来ず
命も存在を許されず
宇宙の一片
足りうるのがやっと

おい人間様よ
あんたら
自分達が思っているほど
大したことないんだぜ
いま あるものに
素直に感謝しようぜ

その一つが
「旬」
だと思うんだがねぇ












今月も 有難う御座いました。

「豊作か 凶作か」
如何でしたか?

収穫作業が立ち入ってくると
ついつい理屈っぽくなりますね
それだけ
命や 土や 水や 太陽に
要するに
宇宙の万物を感じながら
仕事しているとお受け留めください




芳醇の 秋メロン
収穫は
10月 1〜10日 頃
(予定ですので天候で変動します)


今期のメロンは これが最後
いま一度 お代りされたい方は
これが最後のチャンスです!

また2シーズンセット
お申込みのお客様
秋メロン特有の
芳醇さをお楽しみに!

収穫 即 発送
市場には流れない
キッチリ熟した実を
速攻でお届けします
ぜひ お試し下さい!



旨いメロンをお探しなら
我がふあーむでどうぞ!

















そうそう簡単に
欲張っちゃ いけませんねぇ

「夏は行ぬ 幾多の命 引き連れて」

今夏、山岳遭難者が
大量に出てしまいました。

美瑛岳、トムラウシ山
どちらも
エスケープルートがとりずらい
共通項があります。

自分も大学時代
6月のトムラウシで
ルートを見失ったことがあり
2時間ほど復帰にかかりました

あそこ、怖いんですよ
旭川からも 新得からも
山頂域はハッキリ見えないんです
それだけ 奥深いんです
あそこから下山するのって
みんな嫌がりますもん
だって 下山路が長いんだから

トムラウシ温泉側へ下りた時
ほとんど小走りで
(たぶん時速8kmほど)
3時間半かかりました。

ばてていたら
その倍以上は必至です。

誰かの書いた本の影響で
日本百名山への
年配登山者の執着は異常です

なぜみんなで
同じ山を踏破したがるのか
幾つ踏破済みかを
自慢し合うのでしょうが
岳人の感覚からずれてます

自分の惚れた山に登りに行く
それが裏山の未踏峰なら
カッコいいじゃないですかぁ

山登りって
それが原点だと思いますよ











こんなこともありました

「夏は行ぬ 幾多の議席 引き連れて」

比例復活で
復活して欲しくないタイプの人たちが
真っ先に復活してくる
納得いかんなぁ

北海道には
古典的な政治家が居りまして
ちょっとKYなおじさんと
流行に敏感すぎるおじさんで
お二人とも比例当選でした。

KYのお方は
「いやぁ、地獄から天国でね」
と早速KY発言でひんしゅくを買い

流行敏感のお方は
「安心・安全な政治」「チェンジ」など
流行語を恥しげもなく散りばめてました。

にしても、安心・安全な政治って
どんなのだ?
賞味期限をつけるってことかい?
ならば
あんたみたいのは
擬装表示にならんかね?

まぁ、北海道の農村部で
革新系が勝つんですから
よほど愛想をつかされたんでしょうね。

でも よく考えましょうよ
保守系がここまで負けたのは
行政改革を進めて
公共事業や農業政策で
昔みたいに
お金を持って来れなくなったから

ここで革新系になったら
もっとお金は回ってこなくなるんだけど
そこんところ分かって
地方部は投票してたのかなぁ
もうちょっと 大局を感じたほうが
いいんじゃないのぉ?

というのが
野党の言う「切捨て」「格差」「疲弊」
の対象地域からのレポートです。

わたしですか?
わたしはバランス感覚で投票しました。
異常な振れは予測していましたので。

わたし達自身が
一人一人が
政治の当事者だと
理解しましょうよ、ね!





今年の秋は
なんとか凶作は免れそうです。
美味しいお米 嬉しいですね。
でも 古米もちゃんと食べましょうね
等級も関係なく ちゃんと食べましょうね
一億総ブルジョワにならずとも
充分に幸せを感じられますから


それでは また お会いしましょう

「旬の贅沢 こころの贅沢」

最前線で頑張っている皆さんに
少しでも元気をお届けできますよう

ありがとうございました。








 
発行    編集局 制作責任 小柴孝志
----------------------------------------------------------------
☆ご意見・ご感想は、こちらまで!
----------------------------------------------------------------
★メールアドレスの変更や配信停止、各種問い合わせは、小柴ふあーむまでご一報ください。

(C) Copyright 2004 「北海道 小柴ふあーむ」. All rights reserved.
全文、または一部の記事の無断転載および再配布を禁じます。