'08年12月   「6回目の年越し」      

「早や一年 これで六つの 年を越す」

北海道より 小柴です。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞお付合いの程
よろしくお願い申し上げます。

さて 明けて 2009年
どんな年になるでしょうか?
いや、どんな年にしたいでしょうか?

わたし達?
それはもちろん
経営体としての一刻も早い自立
です!
昨年度の決算が徐々に
明らかになってきました。
皆さんのお陰を持ちまして
ついに経営的に黒字となりました!
おめでとうございます!
(パチパチパチ! 自画自賛)

でも家計的には まだまだ赤字
十分な自力航行が出来ておりません。
離陸時の搭載燃料に
頼っている状態です。
でも楽観的に見れば
燃料消費率はだいぶ低減され
過去ベストを更新しております。

楽観は出来ませんが
悲観しても仕様がない。
こころはいつも ニュートラル
やるべき事を きっちりこなし
胸を張って
「農家やってます」
と言えるようになりたい。

これが 今年の
わたし達の目標です。



今月のテーマ
「6回目の年越し」

2003年 9月30日
会社を退職し
一家で大海に漕ぎ出してから
早や6回目の年越しです。
ほんとに早かった。
アッ ちゅうまでした。

毎年想うのです
「来年もみんなで年越し出来るかなぁ」
今年も何とか 出来ましたよ。
我が 小柴ふあーむ
まだ 潰れていません。
まだ 生き残っています。

6回の年越しの間に
家族は進化し
自分達は老化し
人生は高度化されました。
お客様の幸せを糧に
わたし達は進むことが
出来ました。
本当にありがとうございました。

この進歩を弛まず持続し
家族に対して 社会に対して
責任を果たせるよう
念じて参りました。
そうして迎えた
6回目の年越しです。

年末年始企画なので
しょうしょうコンパクトですが
まずは
北海道の正月の空気を
お届けしようと思います。
どうぞ お楽しみください。







1.イブ、そして大晦日




今年のケーキは
子供たちの自作品



本人達の願望満載
My Mother 仕様
いえ、わがまま仕様です。
(ハイここ、クスッと笑うとこですよぉ)

彼らが望むケーキの在り方とは…
1. クリームがたっぷり
2. スポンジは固め
3. デコレーションはイチゴ
4. で、ふんだんにイチゴ


自ら具現化した結果が
これ!

今年のイブのケーキ
うまかったです。



帰宅したのは遅かったけれど
ちょっと不細工でも
手作りのお寿司に
ホッとしたうれしさを
実感

おまけに付いてた
「サッポロ クラッシック」
うれしさ倍増でした。





雪の夜道を急ぐ
大晦日

静かです

先をリードする
道路パトロール
すれ違うホテル業者

みんな働いてます
静かな雪の世界で
生活を維持するために
働いている人が
たくさんいます。



すれ違うだけで
互いのいまを感じあい
なんとなく会釈する
「おたがい、ご苦労さん」
そんな雪の夜道



運転席では
ノスタルジックな音質で
AMラジオから
紅白歌合戦

中居君だったかな?
10時頃のMCで言っていた
「この時間にも働きながら 聞いている人たちがいる」

そう、ここにも居るんだよ
と、つぶやく。
でもこの時間は
相当好き
学生時代にGSのバイトで
年末年始を送った時に
クセになった。

自分ひとりの時間
だけど
ラジオでみんなとつながっている
AMラジオ
しかもNHK第一
一人で聞くには
これに限ります。





紅白と言えば
圧倒的人数によるバックダンサー
これが大好き。

古くは 小柳ルミ子の
「ダンディーズ」
陳腐なネーミングと
分かりやすくも 大真面目なダンスが
クサヤのように 癖になった。

最近では 「マツケンサンバU(トゥー)」
冗談みたいな振付けが
あの人数でいっせいにやられると
ごめんなさいと言うしかなかった。

そして今年
大トリの 氷川きよし
出だしで現われた 珍妙なダンサー群
その振付けと 迫力ある顔のギャップが
ツボに入ってしまった。
あの振付けを あの人数で
いっせいに 勢いよくやられたら
やっぱり
ごめんなさいと言うしかなかった。



それにつけても
氷川きよし
以前からファンだった

会社員時代
北海道士別へ出張のおり
休日に入った 街の床屋
その日は日曜日で
しかも昼食直後の
12時50分
田舎の床屋と言えば
BGM代わりの
テレビつけっぱなし
そこで聞こえてきたのが
「きよしの ズンドコ節」

「ズンドコ節」といえば
小林旭、ドリフターズ
正直、氷川きよしには
好感を持っていなかった
しかし
髭をあてられながら
うつつの中で聞いた氷川きよしは
なぜか涙腺に入ってきた
「こいつ、すげぇ」
こんなにも歌がうまいヤツとは
知らなかった
それは歌詞に拠るところも大きく
しんどい歌詞を
真っ向から伝えてくる氷川きよしは
皮肉屋のオッサンをファンに付けるのに
充分な力量だった



こんな氷川きよし
見たことなかった

そりゃそうだろう
紅白の大トリ経験者に囲まれて
若手演歌の代表として
フルキャストで歌わせてもらったんだから

このズンドコ節には
泣けた
こらえて仕事を果たす
男の意地
一種の鬼気を発露し
これまでのすべてを
全霊でぶつけてきた
男の顔を
久しぶりに見た

家を後にしたことのある人ならば
多かれ少なかれ
こんな顔の意味がわかるだろう

年末に
大きな勇気をもらった





おせち代わりの
差し入れに励まされて
我が家の年越しは
じんわりと 進みました







2.新年、明けました



よい天気の 年明けです
みなさん 明けまして
おめでとうございました

過去形で言うこのことば
最近の若者言葉として
嫌われていますが
北海道では
大真面目な方言です。

「おばんでしたぁ」
「小柴でしたぁ」
「ご苦労さんでしたぁ」
「どうもでしたぁ」
「よろしかったでしょうかぁ」

気持ち悪い感触の
オンパレードです。
地元の方言といえども
私は きらいでしたぁ



蘭越町昆布にある施設群
変なデザインだな



私自身もそうでしたが
初めてここを訪れる人たちは
一様にこう思います。

「なんかの宗教施設かなぁ」

けばけばしいモスク調の建物は
周囲との強調は全く無く
しかもとってもコスト高
建造物だけが
頑張りすぎ
しかも
よろしくないセンス

公営温泉施設
「幽泉閣」
ヨーロッパにある古代遺跡の
Roman風呂がモチーフなのは
すぐに分かる。
イギリス南部のBathにある
古代浴場ソックリ

ちなみに
BathはBath(お風呂)の
語源となった街ですが…

景観や町並みとの調和
残念ですが ありません。
寂しいですが…

良い正月の 眩しい光
そこに浮かび上がるこの建造物群を
もうっと想像して欲しかったな
せっかくの立地環境なんだから





山の朝
きれいでしょ?
身も心も 洗われます



海外からのお客様たち
山頂駅で記念撮影
この方たちは
ハワイから お越し



こどもスキースクールで
初すべり
友達とワイワイ滑るが
大好き

そして このイントラさん
去年まで高校生で
インターハイ北海道代表選手
ですよ!
凄い人なんだから



この人も 凄い人
むかしは
Mizuno の契約デモ
すごいパワフルな滑りをする
真狩村の青年農家



おかあさんイントラも
負けてませんよ
このイントラさん自身が
小学生2人のお母さん
子供との接し方は
良くご存知
しかも
地域事情とPTA事情を
しっかりインプット済み
こども達各々の関係や背景を
レッスンの完成度に生かします





ところ変わって
モイワ国際スキー場

賑やかなアンヌプリ3山から
ちょっと外れた
でも
一番古いスキー場
ジュニアレーシングの
ホームグラウンドです



不遜な顔つき
だんだんと 大人びてきた
我が家のレーサー
一応は
勝負師の空気か?



身長よりも長〜いスキーを
大事に抱えて
いざ出陣
身長145cmに対して
スキー長163cm
斜面に猛然と突っ込んで
この板をグイグイ撓らせて
旗門を駆け抜けていきます

あさ7時50分に スキー場入り
帰宅は 午後4時頃
冬休み中は毎日
5〜6時間 滑り続けます



帰宅しても 家に上がれません
倉庫で ワックス掛け
毎日します
もちろん 自分でやるのです
道具の手入れは 全ての基本です

昨シーズンに試供品で滑ったら
タイムが10%も縮まった
頑張って練習して
お小遣いもちょっと割増してもらい
やっともらえた 専用スキー
多い日は 一日3回の
ワックス掛け
うれしくて たのしくて
仕様がないのです



小学校以外に居場所を求めて
ちょっと切ない始まりだった
スキー活動
でもいまでは
小学校以上に強い絆の
スキー仲間がたくさん出来た。
隣り町の友だちと
行ったり 来たり
話題の巾が俄然広がった

大人にも言えるけど
閉鎖社会で固まった空気に居るより
色々な社会とチャンネルを持って
常に切磋琢磨出来ていることが
有意義な時間が送れる

この子は それを
実体験している
物事の捉え方が
もの凄く広く 深くなった
少々のことでは
めげなくなった

ほんとうに よかった







3.お互いのつながり




お正月
じつは 一家みんなが揃う日は
なかった

函館に行っている長男が
帰寮する前日
次男は全道一斉模試が終わり
少しリラックス
そんな日に
我が家のお正月イベントを開催

みんなで一緒にスキーをして
帰ってきてから 温泉に行き
ちょっと遅いけど 鍋を囲んで
いっしょに ごはん





冷えた身体を 温泉で暖め
おうちでいっしょに おでんを囲む
都会暮らしの方々は
ン十万円かけて味わうレジャー
わたし達は 5千円で完了します。

それにしても
よく食べます





この時間も また
死ぬ時に思い出すひとコマ
暮らしは厳しいけど
色々工夫して 努力して
いましか出来ないことを
一つずつ拾い上げる

子供たちのこころに
種が蒔かれるよう
その種がいつか芽を出して
彼らの人生に花を咲かせるよう
一つずつ 一つずつ
機会をたいせつに

ニセコで農家をして
よかったぁ〜!
と思えることが
また一つ増やせました。







4.みなさんとのつながり




先の年末に
お客様各位へご挨拶をしたためて
往復葉書をお届けしました。
そして
多くの返礼を頂きました。

我がふあーむへの
共感、励まし、ご注文
多くの声を直に頂きました。
本当にありがとうございました。



お客様の御提言のすべてを
ちゃんと整理しました。
今年のサービスへ反映させるべく
検討中です。

アスパラ、メロン、かぼちゃ
励ましの御手紙が多くて
感激しております。
今年へのやる気が猛然と湧いてきました。

なかでも一番心に残るのが
「伊良湖のマスクメロンより美味しくない」
と言うコメント

一瞬はガッカリするけれど
よく考えれば
伊良湖と比べてくれているってこと?
ひょっとして
とっても光栄な激励文なんじゃないか

わかりました!
品種の持ち味をもっとお伝えできるよう
工夫を重ねますね
見ていてください
激励に応えられるよう
がんばります。



少々のコストは掛かりましたが
皆さんが感じていらっしゃることを
直に知ることが出来て
本当にうれしかったです。

これが農家の醍醐味だよね
と、我が代表と話しております。
「我がふあーむのこども達」 を通して
お客様へメッセージを伝えることが可能だとわかり
それが一番の収穫でした。
「こども達」は ちゃんとメッセージを
伝えてくれていました。

うれしい、うれしい
ほんとうに
うれしい

一人でも多くの方に
メッセージを感じていただけるよう
大切に育て お送りします。










今月も 有難う御座いました。

「6回目の年越し」
如何でしたか?

渡道前に九州へ出かけたのが
もう5年前
ことしは息子達も
高3、高1、中1 と
いっちょ前の歳に並びます。
農家経営も 家族運営も
正念場に入ります。

息子達を無事に卒業させて
やれるかなぁ…
がんばって働こう!
それがお客様に認めてもらい
息子達への責任を果たす
基本となるはずだから。

ことしもがんばって 働きます。



不況のはなしも
今回ばかりはホンモノっぽいですね
でも考えてみれば
バブル前の水準に戻ったまで
相対レベルの話に
翻弄されてはいけません
大不況と言いながらも
バブル前の経済は維持されるってことを
絶対レベルで考えれば
もうちょっと冷静に受取れます

我がふあーむの生産原価も大幅アップ
でも価格は据え置きます
だってわたし達の存在目的は
「北海道を身近に感じて頂きたい」
「旬の贅沢 こころの贅沢」
のためなのですから。
生活に追われて
いまを見失いそうな方達のために
一瞬の彩りを添えることが
願いなのですから。

北海道ゆかりの方達や
北海道大好きな方達へ
お求めやすく提供し
生きていることを実感してもらいたい
そう願いながら
「不況の時こそ 我がふあーむの出番だ!」
と思っております。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。
それではまたお会いしましょう!








 
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