小柴家の風景
'08年11月 「八面六屁?」


「経済の 麻生に不景気 総崩れ」

北海道より 小柴です。
冬本番 その前の静けさ
いかがお過ごしでしょうか?

わが国の首相 麻生さん
色々と頑張っておられますが
演説の歯切れの良さの割りに
実行段階での切れの悪さ
ちょっと見逃せなくなってきましたね

噂に違わず
出自の確かさは
充分に感じます
400円のカップ麺を
食されているようなので。


実行段階での育ちの良さも
充分 感じさせてくれます。

たぶん今までは
「おい、これやれ!」
と言えば
「かしこまりました」
と答えて実行してくれる
とても有能なスタッフに
囲まれてらっしゃったのでしょう。
親方は 見栄を切るのが仕事
首尾よく済ますのは家臣の仕事
というかんじでね。

でもねぇ
大概の職業人は
言い出しっぺが 自分でやるのよ
唾飛ばし 汗だくになって
自分でやるのよね。
どうも その匂いが感じられないなぁ
麻生さん



我がふあーむ
さしずめ 私が行政府の長
すなわち 首相
そして 我が代表は
立法府の長
議会・議長 ですな。

私が色々と苦心した提案に対し
採決を頂くわけです。

そして司法府と言えば
子供たち
首相が議会相手に難渋し
はたまた
家庭内トラブルで治安が乱れ
クーデター前夜の様相のとき
裁定を下し 事態を収拾する
まさに 立派な司法府です。

我がふあーむの首相は
支持率が非常に高く
石原慎太郎氏のごとく
いささか乱暴なきらいはあるものの
信じたものに 迷わず掛ける
とても頼りがいある  首長です。
(それとも 裸の王様か?)

いっぽう立法府は
おおむね議会運営に協力的なものの
ときどき 護憲派野党が審議拒否して
採決を遅らせる場合があります。
特に議案と関係の無い
首相のスキャンダルを唐突に暴き
国会を混乱に落としいれ
司法へ弾劾を伺うことすらあります。

司法府はその点さすがで
常に沈着冷静
騒乱時は沈黙を旨とし
悪戯に行動は起さず
事態の成行きを静かに見守ります。
でも内戦勃発の気配を察するや
敢然と行動に移り
検察特捜部が過ちを質し
裁定へと導きます。

「どう? 稼ぎ なんぼあるの?」
我がふあーむで 首相が
こんなことを尋ねたら
もちろん癇に障り
寝た子を起す始末となるでしょう。

麻生さん
我がふあーむに来て
ちょっと やってみませんか?
一国の舵取りを



今月のテーマ
「八面六屁?」

11月も 忙しくしてました。
畑の後片付け
除雪機の準備
公職の色々
そうそう 久しぶりの出張
それに 家族慰労会や
次男の進学準備
小中学校のPTA絡み
そうこうしているうちに
スキースクールからの召集

畑とお客様に集中している夏と違い
冬は一気に交流が増えるのも
農村の特徴

毎日のように 会合呼出し
そして 忘年会
わたし達は 節制していますが
会合好きの旦那方は
「もう忙しくってよ!」 と
ぼやきながら 満更でもない顔で
あたふたしています。



まずは 「八面六屁?」
そう匂う話でもありませんから
どうぞ 覗いていって下さい。







1.これで、よし!




片付けも佳境に入り
最後は アスパラ畑
今年の色抜けは
なんかスッキリとしません。

軸(幹のこと)まわりに
緑が残っているんですよ。
「樹に力がある」
と言えば嬉しいことですが
いつまでも ダラダラ転流し続けるのも
見切るタイミングが
難しいものです。



もう 11月に入っているのに
まだ 緑っぽいでしょ?
でも今年はもうこれ以上
色は抜けないみたい
10月後半が暖かったから
かなぁ〜

とにかく
片付けましょう
雪が来る前に





テープを切って
支柱を抜いて
刈り取りの準備を進めます。

どう? この樹の状態は?
大人の女性が隠れるほど
アスパラの樹は背を伸ばし枝を広げて
太陽の光を 受け止めます。
そうして得た炭水化物を
夏に成長させた体内に蓄え
冬直前
一気に根へ転流します。

きれいな金色は
健全な体から養分が
うまく抜けた 証なのです。





樹の根元を
刈払い機で 切断します。
テクニックがあって
樹を一定方向に寄せて
倒すのが コツ。
これをすれば
来春の支度がとても
やりやすくなります。

また一つ 賢くなってます。



来春のアスパラも
楽しみですね。
株の養成が進んでいるので
品質も生産も
今年より上を行きます。

残念ながら
ことしの注文に
間に合わなかったお客様
または 品切れで
お断りしてしまったお客様
来年はたっぷりと用意して
お待ちしております。
どうぞ この機会に是非
お試しください!



アスパラ畑は
これで、よし!







出来たのさ、シューターが。

今年の雪投げは
このシューターで
万全だよ、飛ぶよぉ!



取り付けると
こんな感じ。







シューター
カッター
オーガー
プロペラシャフト

よその農家に捨ててあった
除雪ブロアー
手入れして 壊して 直して
機械との信頼関係を
一つ一つ 築いてきました。

この冬も
こいつと乗り切ります。



いよいよ 畑仕事終了
これで、よし!







2.「出張」って、久しぶり!



札幌のとなり町
江別に呼ばれてきました。



後志農業共済組合
農作・畑作 担当監事
小柴 孝志

おいおい、大丈夫かよ !?
なんでも
会社勤務経験者は
監事には適役なんだそうで
つまり
ルールとか モラルとか
そういった社会規範への訓練が
出来ているからなんだそうです。

っていうことは
普通の農家のオヤジは
出来ていないってことかい?
ん〜、ま〜
当たらずも遠からじ
って感じかなぁ。
「当たり前の感覚」
が、独自なものである
とだけ申しておきましょうか。
いやいや
多くは語れませんが…





夕べのマドンナ
NHK 青山祐子さん です。

今回の出張目的は
「研修」
3日間 缶詰めで
コンプライアンスとか ガバナンスとか
一般企業では使い古された言葉を
「農業界でも必要だよね」
って話を頂いてきたのです。
遅いって。

で、青山祐子さんが
研修と どう関係あるか?
3日間缶詰め研修で
宿泊所に帰れば
一杯やって 食べて寝るだけ
そんな手持ち無沙汰のお供が
青山祐子さん
だったのです。



いえ じつは
「地デジ」 初体験だったのです。
宿泊所は 「地デジ」 完備!
これを見ない手はないと
満載機能を 色々試し
で、出てきたのが
NHK 青山祐子さん

たしかに
地デジ+Hiビジョン
肌のディーテールまで
よく見えますね。
微妙な影や荒れも見えるので
とても立体的で
女性被写体にとっては
とても厄介な新技術かと
お見受けしました。

地デジになると
新聞の番組欄が
不要になりそうですね。
TVを観ながら
番組表でチェックし選択
ちょうどファイルの編集
みたいな感じです。
たしかに
操作が合理的といえばそうだけど
買い換える資源が無い我が家の場合
さて
どうしたもんだか…





はい、汽車です。
むかしは 重要幹線
いまは ローカル線
よい雰囲気です。





















ターミナル駅の雰囲気
いいですね。
移動したのが ちょうど週末
長距離列車が混んでいて
よく観れば
単身赴任者と思しき男性が
数多くいらっしゃる。

頑張ってますな
御同輩
互いに幸せな人生を
全う出来るよう
ここは一つ
踏ん張りましょう









どうしても眼が行っちゃ
メカの分野
JR北海道では
長距離特急に振り子台車を
導入しています。
全車両に各個搭載された
インタークーラー付ターボエンジンが
それぞれ500ps超を発揮して
在来線で120km/hの運転を実現
エアサスペンションを利用して
まるでオートバイのように
車体をバンクさせながら
コーナーを駆け抜けていきます。

さらに
驚いちゃいけないのが
(いえ、驚いてください)
路線全体をプログラムされていて
予測制御が可能なこと。
ひところのF1に使われた技術を
全長400kmのスケールで
応用しています。



移動は楽しいですね。
飽きません。

ただ
雑踏への抵抗力が
極端に減ってるみたい。
人が居なくなると
ホッとします。
もう すっかり
田舎びと です。







3.あすのために
  勉強 抜かりなく









避けて通れぬ
集計、決算

通帳、帳簿と
睨めっこ
神経磨り減る時間が
続きます。

果たして 黒か?
それとも 赤か!
10月〜12月
農家にとって 自分の成績が
徐々に明らかになる時です。

計画との照合
誤差の分析
昨年データとの比較
技術面から運営面まで
色々な側面から分析して
限られた資源でどうやって
お客様に独自のサービスを提供しようか
それを考え続けます。



枯渇してくる頭やこころ
土と一緒で
人間にも堆肥が必要です。
本を読みましょう
話を聞きましょう
むかしの資料を読み返しましょう












足りないものは なにか?
欲しいものは なにか?
求められているものは
なにか?

農家って
総合科学を駆使して
仕入れから 製造、販売まで
一手にこなす
マルチクリエイターであり
マルチパフォーマーなのです。
いっちょまえの
メーカー人なのです。

忙しかったり
赤字だったりすると
ついつい
気持ちは内向きに。
でも我がふあーむを支持して下さる
一人一人のお客様には
「我がふあーむのこども達」を通じて
夢を届けるのが
自分達に課した役目。
気持ちは いつも外向きに
これが大切です。







で、堅い話で疲れたときは
こんな本で 中耕します。
締まりかけた脳みそを
ロータリー掛けなおして
柔らかくします。

僕の好みは
1.歴史もの
2.克服もの
3.エッセイ

我が代表の好みは
1.文芸もの
以下ナシ

秋から冬に掛けて
我が家の居間は
TVも点けずに
静かな夜が過ぎていきます。



「頭デッカチ」
本を読んでいると
ご近所に知れれば
こう言われるかな。

よろしい、けっこう
頭がなければ
手足は動かないのだよ。
外は吹雪
ゴーゴーと風が通る
そんな夜に
ストーブで暖かい部屋に居て
お酒を舐めながら
本を読み
いつしか うつらうつらと
吸込まれていく。

ふゆ の夜
最高ですね。







4.よっしゃぁ
     冬が来た!








荒れてきます
冬が来ます
雪の匂いが
してきます。














真っ白でしょ?
北海道って
いいでしょ?
吸込むと 胸の奥まで届く
スーッとする冷たい空気
寒いんじゃないですよ
冷たいんです。
ここまで来れば
かえって 気持ちいいんですよね。
道産子の皆さん
北海道好きの皆さん
わかってくれますよね
このワクワク感を



冬支度も
ここまで来れば
ホッとします。
まず 畑はもう大丈夫
あとは月に1回くらい
雪割りに入ればいい。

自宅では
今年のまとめ と
来年の計画 が
どんどん進んでいます。
来年の新企画
考えています。
お客様方から頂いた
ご意見、ご要望 に基づいて
もっと喜んで頂けるよう
新企画、新技術
考えています。

反省しながら
色々考えをめぐらすと
今すぐに苗を降ろして
試したくなる衝動に
駆られます。
そんなことを繰返し
春へのモチベーションを
高めていくのです。

冬の農家は
とても楽しい!
冬は たのしい!







5.今年もご苦労さん




恒例となってきた
「お寿司で 打上げ」

みんな
それぞれの持ち場で頑張った
ことしもよく 持ち堪えた
お互いを思い遣り
時には激しくやり合い
でも傷の修復を忘れなかった

食べましょう
お寿司です!



これだけ積み重なっても
まだ食べる気でいるのか
我が代表

僕も もう一品
もらおうかな



わたし達だけで
全部食べ切った…

そんな訳ありませんよ
でも
おいしかった
嬉しかった

子供たちが 喜んでくれたのが
我が代表が パクパク食べてくれたのが
うれしかった

来年もここで
また 食べたいね





やはり
家族というものは
一緒にいようが 離れていようが
どこかで相手を思いやっている。

世の中には
思いやりの無い家族もいる
顛末考えず 好きなこと言って
自分の都合だけをぶつけて
自分の感情を優先して
相手に甘えるだけの
悲しくなる家族もいる。
自分の家族は
そうは持っていきたくないです。

互いの齟齬がしこりにならぬよう
兄弟の間に禍根を残さぬよう
キチンと交通整理するのが
オヤジたる 僕の役目
辛い役目から
逃げてはいけません。

オヤジの背中を
磨きましょう
ゴシ ゴシ ゴシ








今月も 有難う御座いました。

「八面六屁?」
如何でしたか?

農作業が一段落着く この時期
いろんな顔で いろんな所へ
登場しなければなりません。
経営者、PTA、保護者、役員、etc…
まさに 八面六臂

じゃ なんで 屁?
それは
全ての顔が真面目とは
限らないから です。
いろいろな背景や都合の成行きで
天命と思いながらやっている役が
ほとんどでして
真面目な顔して出席していても
腹の中では 「へ?」
お尻からは 「屁?」
の状態なのであります。

調子の良い人に利用されるばかりじゃ
生き残って行けませんからね。
大人の対応が  望まれるのです。



そうそう 原価管理といえば
決算、申告の時期が
近付いてきました。
いま我が家では
○リマチ というメーカーの
農業簿記ソフトを使っていますが
このメーカーは
頂けません。
営業姿勢が農家を
バカにしています。

たとえば
購入して数ヵ月後に
バージョンアップ案内
しかも
本体価格の1/3を
追加請求

たとえば
カスタマーサービスは
平日9時〜5時の
電話対応のみ。
ソフト開発会社なのに
メール対応 ナシ
ネット対応 ナシ

たとえば
エクセルのようなデータ汎用性
ナシ と言えるほど 酷い。
データ活用のOAソフトなのに
回りくどい操作性と硬直なソフト癖。

これから 農業簿記ソフトの
導入検討される方々に
○リマチ はお薦めしません。
弥○会計が さすがです。



農業界が足元を見られる
食い物を提供して また
自分達も 食い物になる

農産物市場って
どれくらいの規模か
ご存知でしょうか?
80兆円 です。

そのうち
生産者に届くお金
15兆円 です。

65/80
中間マージンです。

いままでの農家も
勉強不足でした。
だから
歪んだ利口さで
生き残って来た人も
多いのです。

小柴ふあーむ は
大いに疑問と憤りを
感じます。
なぜか?
そこに 受取ってくれて
食べてくれて
美味しいと言ってくれる
大切な人たちの存在を
忘れているからです。

農家も 中間業者も
食べてくれる人たちのことを
忘れていた結果
こんなにも
食文化が 崩れてしまった。
みんなで食卓を囲む
たったそれだけ
しかし
それが食文化の原点です。
それを忘れて
儲けと擬装の 応酬
まず農家が
生産者の誇りを思い起こし
偏った応酬から
足を洗うべきです。

北海道 小柴ふあーむ
まだ儲かっていません
でも
まっとうな生産と商売を通し
「信用」 と 「信頼」 で
皆さんに引き立てて頂けるよう
挑戦していきます。

グルメ番組で紹介されなくていいから
「がっちりマンデー」 に
価値観勝負で出られると
嬉しいな。



「小柴ふあーむの こども達」 を
受け取って下さったお客様に
年末のご挨拶として
DMアンケートをお届けしました。
そして
大変多くの方たちから
生の声を頂きました。
お忙しいところ
本当にありがとうございました。

良い勉強をさせていただき
来季へのファイトも貰いました。
お客様の声が持つパワー
凄いですね。
「小柴ふあーむの サポーター」
です。
やる気満々 意気揚々
来年ももっと美味しいものを
絶対にお届けしますからね
末永くお願いします。



お客様の生の声
その期待に応えるべく
来年も頑張ります。
我がふあーむの進化を
こども達を通して
ぜひお確かめください。
以上、来季への決意表明を以って
今季のお礼とさせて頂きます。
ありがとうございました。


それではまたお会いしましょう!








 
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