小柴家の風景
'06年 2月 「けっこう熱い!」
「 春一番 北の国では 猛吹雪 」
北海道より 小柴です。

もう春ですね!
うめ〜は〜 さい〜た〜かぁ〜
さく〜ら〜は〜 ま〜だかいなぁ〜
静岡では 2月は梅の季節ですねぇ。
豊岡梅園へ春を見付けに行った時のことを
懐かしく思い出します。

いまは杉の花が…
ていうか、スギ花粉が舞い始めていますか?
花粉症の方たちには ちょいと憂鬱かな?
でもね、排気ガスの無い所では
花粉症は出ないんだってよ。
花粉症の人でも浜松より天竜の方が
だいぶ楽だって話、聞いたことありますもん。

それはつまり
スギ花粉のポーラスに
ディーゼル排気のパティキュラがコッテリ付着して
そのアレルギー反応だと言う事なんですが。
自動車業界の方々、
より良い環境達成のため
是非頑張って下さいね。
けっしてオーバーリッチで燃やさないでね。



2月は2月でなにかと楽しく忙しく
あっという間に終わりました。
けっこう「熱い日々」が多かったなぁ
なんて感じます。
ということで今月のテーマは
「けっこう熱い!」
エキサイトした様子をお楽しみください!



1.ハウスがやばい!



埋もれてます。
アーチパイプの肩(曲がり部)を
超えちゃってます。
アスパラの中屋のぢっちゃんも
「お前のハウス、やばくねぇか?」
と忠告が入る始末。

ここでなにもせず潰すと
小柴ふあーむ株は信用失墜
暴落します。
なにより危機管理能力が問われている。
アルバイトを休んででも
対応せねばなりません。


雪がパイプの上まで積もると…



雪が締まり始めるとパイプも一緒に…



だからパイプの上と横を切り開く。
力が抜ける、というわけ!



機械もないし お金もないし
私たちは 手で掘るしかない


   
ひたすら掘るしかない
同業者達は 機械で掘ってるけど
私たちは 手で掘るしかない



−10℃でも 熱くて暑い
雪交じりの季節風が吹きつけても
ひたすらな私たちは
とても暑い



45mハウス×5棟
完了しました。
こども達も体力相応に
交代で手伝ってくれて
「男の子で良かったなぁ」と
この時ばかりは 実感する次第でした。







2.日常は淡々と





こちらの通学風景は こんな感じです。
意外と軽装でしょ?
学校では服装や持ち物
その全てが自由なので
非常に助かります。
揃える必要がありませんので
あるものを着まわします。
場合によっては衣類リサイクル
御近所同士でやってます。



仕事がちょっと早く済めば
一人でお忍び 薬師温泉。
いつも1時間半以上は浸かってきます。
湯温は40℃くらいですが
源泉直上の湯船なので気泡がスゴイ。
からだじゅう泡だらけ です。
バブが湯船でいつも溶け出している
そんな状態です。
じわりとくる温かさは
翌朝起きた時に実感できます。
おかげでインターフェロン溌剌
今年は風邪をひかずに済みました。



お客さまと 雪原ツアー
カンジキ履いて 約2時間
スキー場周囲の森林地帯を案内します。
香港のカップルは 仲がイイ。
特に男性が フェミニズム全開です。
女性の皆さん、今度生まれる時は
中国人女性になるといいですね。
女性としての満足感に浸れます。



我が代表は 3月15日まで病院勤務。
介護師のお仕事です。
体力的にもきついお仕事のはずですが
本人は好きだそうで 楽しんでます。
夫と違い我が代表は 我慢強い性格で
職場での色々なことも あまり喋ってくれません。
ただ言うのは
「人徳は元気な時に育まれる」
自分が活発で能動的なときに
どれだけ人を気遣えるか。
なるほどね、さすがだ 代表。



その頃 夫は冬期奉公を終り
圃場でひとり前途の厳しさに 思いを馳せていた。
はたして 上手くやれるだろうか…



小学校では 「6年生を送る会」
世に言う 「予餞会」


各学年 趣向を凝らして頑張ってます。
6年生もにこやかに見つめていた。
いつの間にか 大人になってました。







3.オリンピック騒動



3月22日
TVで観たことがある現場に 夫は居ました。
「ここ、○○さんの地元では…」
その地元に居たのです。
ニセコ町公民館で 町民応援会がありました。



大型スクリーンに向かい
みんな ハラハラドキドキ
日の丸やら ラッパやら 太鼓やら
この場に便乗してお祭り騒ぎです。



寄せ書き はちまき
みんな いつの間にか真剣です。
なかなかいい雰囲気 トリノに届くかな。



お手製の看板
マネージャー曰く 「時間外にやれ」
でもみんなお構いなし ドンドン始めちゃった。
ノリが大事だよ こういう時は。
悪くないぞ この出来栄え
まさに自画自賛さ。
スキー場に登る人たち
見てくれるかなぁ 見てくれよぉ


ああいう世界的イベントと接点があるというのは
ほんと 理由もなく嬉しいわけで
TVのスタート時に我がことの様に
上がってきちゃいましたよ。
結果は大回転24位/83人中
あのコースと旗門設定は 難しいよ。
まさに世界レベル
速いやつは速い、安定して。
そのコースに振り落とされないだけでも
実は大したことなのです。

ありがとう、吉岡大輔選手 !!







4.忘れるな、まだ冬だぜ!

ピークは過ぎても まだ2月
とうぜん 冬!
強烈な低気圧通過と ブリザード です。
スキー場は 終日全面閉鎖。
維持でも運行する最下部リフトですら
運休です。



スキー場が全面閉鎖となる時は
最下部でも風速20m
ということは 最上部では30m超かも。
軽トラは向かい風ではシフトダウンです。



事務所に車が多いのは
みんな外に出られないから。
開店休業とは このことですねん。
一寸先は 真っ白 ホワイトアウト
織田裕二が モービル乗って走っていきます。

あっ ヘリがぼっかけてった…


で、吹雪明けは お決まりの凍れ
でも旭川じゃないから 大したことない
せいぜい−15℃とまり。
大したことないっしょ? 窓ガラス見てわかるっしょ?









5.さぁて いよいよだぁ




ここ 我が圃場
背景に見覚えがありませんか?
これからここを 生産状態に復元するのです。
厳しい覚悟は ここから生まれます。

今年のメロン定植第1弾は 4月10日!
無加温での限界に挑戦です。
この雪の下の土を地温20℃にすることが
生産を意味します。



来ましたよ! 相棒が。
3ヶ月ぶりのご無沙汰でした。
圃場入口にコイツが顔を出し
本当に始まるのだと 悟ります。

で、なにやってんのさ、あんた。
おいトラクター、どこよ!











そんな怒るなよぉ…
おいらだって 一生懸命なんだぜ!




わりぃ わりぃ
いま助けちゃっかんな。
まっ 一緒にがんばんべ!





















やぁっと 来たぜ!
ん? どこにいるかって?
よく見て!そこだよ、もうすぐそこ。



よっ! 久しぶり!
元気だったかい?
お互いまた会えたなぁ



そして収納庫まで
ふぅ〜、やっと来たね。
長かったなぁ、お疲れさん。




それにしても 初めての作業は
トラブル対策への試練ともいう状態。
作業時間の1/3は修理・修復に費やされる。

 

そして…



中古機械の宿命か
コストを何十分の一に抑えるため
こういったトラブルにも 付き合わねばなりません。
PTOシャフトが 壊れました。
(しかも2日連発)

 

およそ3時間 見事な復旧劇でした。



夫は元開発エンジニア
でもね こういった整備技術は持ってないの
残念だけどこれはこれで 一つの分野だと思う
勉強と経験に裏打ちされた仕事があり
着実にすばやく実用的なスキル
憧れとコンプレックスが 混ざります

要するに現場では 使えねぇヤツ なのさ





そして4日で ここまで来ました。
初定植まで あと??日
(いやほんと 何日ある?)

 







今月も有難うございました。
今月は写真が増えたでしょ?



配信が遅れたのは
すでに農作業が本格的に始まっているから。
そして決算・申告・諸手続
機械修理や御挨拶に講習会
冬期奉公明けていきなり
全負荷高速運転を強いられております。



我が代表も 今シーズン突入の覚悟を
徐々に固めております。
たぶん走り始めたら もう11月まで止まらない
のだろうなぁ…。

不安と期待とが綯い交ぜとなった
2月末です。

やりたいことが山ほどあり
出来るスキルがほんのわずかで
経験なんかまったくゼロ。
「毎年が一年生」
ベテランがそういう この世界
私らは生意気でギラギラした一年生かな?
それともどこか頼りなげで心もとない一年生かな?



古巣のヤマハ発動機スノーモービル開発では
日本選手権でチャンピオンを獲得したとか。
その母体となったエンジンに僅かでも関われて
遠くから空を眺め祝福しました。
(かぁーっちょえぇー!)

本当の春仕事は今年が始めて。
来月は 初定植準備完了!
の報を届けられるよう 頑張ります。
結果を手にした昔の仲間に笑われぬよう
私たちは私達の圃場(まさにフィールド)で
独自のレースに取り組みます。
チャンピオンを決めるのは
みなさんです。


ではまた来月 お会いしましょう




 
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