小柴家の風景
'05年11月 「Season Closed」
お元気ですか?
北海道より 小柴です。

日本全国 津々浦々
すっかり木枯らしの季節になりました。
と、思っていたら
もう師走、師走ですよ
お勤めの皆さんは あと一息という感じですか?
あと3週間持ちこたえれば 冬休みです。
1年の締めくくり 頑張って下さいね。



こちら北海道は すでに冬です。
ニセコ一帯のスキー場も Fully Opened です。
今年はずーっと天候に恵まれて
秋もとても暖かかったのですが
雪の定着は あっと言う間でしたね。
ものの見事に 季節がガラリでした。
四季がハッキリした 北海道の醍醐味です



さて今月は
「Season Closed」
Closed なんかしてる場合じゃないのですが
北海道の農家は冬になれば 強制終了がかかります。
でも傍目と実際は大違い!
会社で言えば 経理や企画、技術に相当する
間接業務に 追われまくります。

雪を迎えるこの時期を
どのように過ごしたか
少しずつ心の余裕を取り戻した11月の風景を
とくとご覧ください!






1.仕舞い

「しまい」
「お」が付いたら 「お終い」
これでは すべてがおしまいになるので
正確には 「仕舞い」 です。
片付けの最後は 各種資材の収納です。


先月お伝えした収納庫が 大活躍です。

ハウス230m分の資材
小農具と機材、備品
来春に順序良く取り出せるように
逆順で奥から詰め込みます。


おい、代表!
それじゃ 中へ入って行けないぜ。


ビニールって 重いんだよ。
人手でハンドリングするのは 50m位が限度。
ちっちゃな収納庫に 段積みと致します。

そして ちょっと高いが大変な働き者
アルミキャリィ の泥も落とします。
コイツはなんと 静岡県掛川のメーカー製です。
たぶんどこかのオートバイメーカーの部品屋さんが
アルミ溶接で小遣い稼ぎしたものかな?
なんて 勝手に推測。

こういう裾野技術は 大変な社会的財産で
アーク溶接以外を知らない地方にいると
溶接ビードを眺めるだけで 懐かしくなります。


やっと収納完了。
棚をこさえれば まだまだ効率的に使えそうです。
(夫の大工仕事か?)


ここで始めて 笑みがこぼれます。
「8ヶ月間 ご苦労様!」 の一瞬です。
代表の体中から 力が抜けかけている様子
お分かりでしょうか?

そしてこれ以上の相棒はいない 「スズキ キャリィ」
お二人とも(?) よく頑張ったよね。
顔と車体にとどまる 若干のシミが
緒戦の過酷さを物語ります。


2.ロマンチック

冬の訪れ
落葉 雪虫 そして初雪



初雪の降り出しも 色々なパターンがあります。
たとえば 霰(あられ)が ばらばら
たとえば 氷雨(ひさめ)が ばちばち
たとえば 霙(みぞれ)が びちょびちょ
たとえば 綿雪(わたゆき)が ふわふわ



そのときその時の 空気と匂いが
初雪の憧憬とともに 脳裏に刻まれます。



「 降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪 」



「津軽恋女」
20年程前の新沼謙治さんの歌です。
当時 夫は、岩手県北上で勤務していました。

盛岡へ映画を観にいく道すがら
AMラジオから流れたこの歌を
初雪のたびに思い出します
国道4号線の光景とともに



時代は変わり
いま脳裏をよぎるのは
松任谷由実 「BLIZZARD」
GLAY 「Winter Again」
Speed 「White Love」
???

しょせん 夫の頭の中は
こんな程度です…







3.縁切 そして 冬支度



Speed 「White Love」 を口ずさんだ翌日
畑は見事な銀世界になりました。
これで終わっていれば良いのですが
私たちには
「縁切」 が待っていたのです。

穏やかじゃないですねぇ、
「縁切」
特に新規就農の私たちにとって
「縁切」は 常に背後に潜む影です。

話はそういう方向じゃなくて…。

まだまだ もう一仕事 あるのです。
例の排水工事を仕上げます。
先月報告 暗渠工事はご覧いただいてますか?
あれは「畑の内側」への対策。
仕上げとは 「畑の外側」への対策です。


これが出来上りのすがた。
立派なもんでしょう?
「縁切」と申します。

畑や田んぼを作る際に
高い方は地面を切り崩して(=切土・きりど)
低い方は土を盛上げて(=盛土・もりど)
全体のレベルを合わせて造成します。






今年最後の仕上げは レベルが高い方の
外周部に沿う排水溝の掘り下げです。
「地中の水脈を断ち切る」 のです。



もう10年以上も整備していないようで
排水溝は 畑のレベルまで上がってました。
つまり 水は出て行かない。
排水溝を掘り下げて 地下水位も下げます。
畑の下に 水が潜り込まないようにします。



きれい スッキリ
これで畑に雪を積もらせて
漬物のように 土中の水を押し出します。







冬支度


道路も 冬道
タイミングを見計らって タイヤ交換せねば。



近所のパンク屋は 大忙し!
一般客はじめ 重機のタイヤ交換も入ってきます。
ビード落しも 重労働です。








アスパラ

最後に アスパラの支柱撤去
アスパラ畑の最後の手入れが
積雪の中で行われました。


掘り出さないと 作業が出来ない


掘り出しても 掘り出しても
きりがないや


保護策を切って 支柱を引っこ抜いて
そうこうしているうちに アスパラも首をもたげてきます

最後まで頑張ってくれた苗
この苗を分けてくれた農家
堆肥と技術を分けてくれた農家
皆さんのおかげで 来春が楽しみです。




ウィンターブレード


4.やっと ひと息、ホッ



なにはともあれ
暖かい部屋にあがりましょう
1杯19円が なんともしあわせ
喫茶店のない所に住んでいても
コーヒーっぽいので 間に合わせます。
はぁ〜、あずましぃ〜




前から観たかった 映画「スイングガールズ」
ついに 観ちゃいました。

矢口史靖作品としては
「ウォーターボーイズ」系 第2弾!
前作は静岡ロケーションが多く
たとえば静鉄バスで御前崎海岸を走ったりして
それなりに香りを楽しめました。

でも今回の舞台は 山形。
いいぞぉー、この設定がツボに入ります。


楽しい映画って
わかりやすい人物像や テンポ良い展開
そしてちょっと舞台的な演出が
うま〜く絡みあっていますよね。
「そりゃぁ ねぇだろぅ!」
と思う場面も 映画の流れで許せちゃう
そんな気分にさせてくれるのが 楽しいよね。



夫も趣味で 写真を撮るので
こういうカット一つ一つが 楽しくしようがない!
フレームとか ライティングとか パンとか
学生時代に友達と 8mmで遊んだりしたが
その延長上に こういう世界があるのだろうか。



矢口作品の一大特徴は
役者に実際にプレーさせるとこ。
だから各シーンで見せる役者の顔に
演技以上のものが出て 輝く瞬間がある。
観ているものと 気持ちが一体化するような
そんな臨場感が出てくる



ひとつの夢を 一緒に観ていたような
そんな余韻を残してくれるのです。
無形なれども 時空を超えて
永遠に残るしあわせ
当人しか知らない サクセスストーリー
でも他の人は味わえない 充実感
コンテストとは異なる世界の
もっと高いレベルのしあわせ

私たちも選んだ道で
そいうしあわせを お客様に感じてもらえたら
これ以上のしあわせは ありません。









5.気分転換




この3人
彼らもいわば 新規就農の仲間です。
夏のあいだ メロンが植わさっている間は
この子たちより メロンが優先されます。
(ぐれるなよ!)

親の趣味で申し訳ないが
いちおう年末の慰労ツアー
日帰りで約400kmの ドライブへ!



室蘭、ご存知ですか?
札幌の南西100kmほど
太平洋に面した工業のマチ
軍艦の砲身なども製造していた このマチは
夫の青春時代の 巣窟でもあります



はるか向うには 駒ヶ岳
あのヤマの裏に 函館があります
大学の講義が休みのとき
(決してサボったわけではなく)
夫ら原付暴走団は ここ地球岬あたりで
お互いの明日を 語り合いました。
(ということにしておいて)



ほんとうは学生食堂でご飯にするつもりだったが
いまは学食も一つになり 日祭日はおやすみ
学食の存在は 今の学生には重要ではないのかな?
学内も出入口すべてがゲートで封鎖され
校舎もオートロックで施錠されている

こども達に「こういう場所」を知って欲しかったが
世知辛い世の中のためか
敢え無く頓挫してしまいました。







気分転換の やり直し


気を取り直して 千歳へ
狙いは ラーメン
我が家の財政では
これが目一杯の贅沢かな
(いつもワンパターンですみません)

今日のテーマは
函館の塩

まずメニュー


これが実物


きれいなスープでしょ?
浜北「日歩味」、磐田「いこい」
確かに似ていますが やっぱり
ここが いちばんかな
塩の美味しいラーメン屋は
それほど多くありません。








今月も有難うございました。

まもなく 今年も暮れようとしています。
皆さんのこの一年はいかがだったでしょうか?
嬉しいことも 悲しいことも
まずは一旦くくり上げて
心機一転 来年に向かおうではありませんか



当ふあーむも まとめと計画で
結構忙しくしております。
なにぶん初めてのことばかり
一つ一つは理解していても
全体のジョブフローが確立されてない
行っては戻り 戻っては帰り の繰り返し

税務処理が本格化するようになったら
上手く乗り切れるのだろうか
なぁんて
利益も出せないうちから 心配しています。



さらに来期の 企画と計画
どうやって皆さんに喜んでもらおうか
そのためにはどんな環境設定が必要なのか
根拠となる情報の種類や量
落し穴を踏み抜かないために
脳みそはハッスル状態で
演算を重ねます。
(無限ルーチンで オーバーヒート!)



冬のお仕事も 間もなくスタートです。
圧雪車たちも スタンバイOK!
どしどし踏みつけて
ゲレンデコンディションも上々です。
今年の冬は ぜひニセコに
スキーにいらしてください。

そしてご来訪の折は ご連絡を!
近辺情報を たくさんお分けいたします。
きっと楽しい雪世界を 満喫できるでしょう。


ではみなさん 楽しいクリスマスを!
また来年お会いしましょう。





 
発行    編集局 制作責任 小柴孝志
----------------------------------------------------------------
☆ご意見・ご感想は、こちらまで!
----------------------------------------------------------------
★メールアドレスの変更や配信停止、各種問い合わせは、小柴ふあーむまでご一報ください。

(C) Copyright 2004 「北海道 小柴ふあーむ」. All rights reserved.
全文、または一部の記事の無断転載および再配布を禁じます。