こころのスケッチ
日 々 萬 景  '06



小柴家の風景  ('03年11月〜)
日々萬景 '09  ('09年1月〜12月)
日々萬景 '08  ('08年1月〜12月)
日々萬景 '07  ('07年1月〜12月)
日々萬景 '05  ('05年1月〜12月)
晴れときどき小柴家  ('04年5月〜12月)
  12月31日
「年の暮れ」
ふあーむ、一年を締めます。
畑の奥でスノーブロアを背負ったトラクターが待機し、季節風で一段と擦り切れてきた風向旗が、ハラハラと身を任せる。年賀状の投函が遅れておりますが、貧乏暇なし肉体労働者の夫婦とお許しください。帰宅時に年越しで明るいペンション街で、皆さんとの一年を振り返っておりました。今年もお世話になりました。そして来年も宜しくお願い致します。
  12月27日
「ほんと暖冬」
積雪150cm、にも満たないの。
道路はアスファルト剥き出し、なんと今日は雨。それでもレッスン続行で、パンツまでびしょ濡れのインストラクターでした。去年の今頃は既に2mを超え、連日の降雪に辟易していました。今年は楽だ。畑の除雪もいまのところ大丈夫。来年のスタートダッシュは凄そうだ。相場暴落かな。・・・と、なにごとに付け一喜一憂の百姓です。
  12月20日
「断末魔か    
輪廻か」
お命、頂戴仕ります。(by 内蔵之助)
「お覚悟召されよ」とか「御免」とか。その際の礼儀というものがありますよね。譲れぬ一線を挟んで対峙し、相まみえていよいよの際、相手への尊厳を以って世の刹那に許しを請う。我が家の堆肥は、アスパラの師匠から分けてもらう特別なもの。タンパク源となるホッチャレを受け取りにいった時のこと、厳粛な気持ちにならざるを得ませんでした。皆さんへの作物は、彼ら彼女らの生まれ変わりです。
  12月11日
「ただいま30cm」
ただし平野部でね。
スキー場は下で1m、上で…2m?くらいかな。わたし達も冬のアルバイトへ出動!我が代表は介護師、夫はスキーの先生(というかスキー介護師)。両方とも人助けみたいなもの。寝てる人を起すのが仕事です。夏に負けず劣らずの体力勝負です。農家としては雪は遅い方が良いが、スキー業界としては早い方が良い、断然に。複雑なものです。
  12月 7日
「年かな…」
だめだね、涙腺が緩くて。
ビッグコミックでおなじみの「夕焼けの詩」は、学生時代に仲間と回し読みしていました。答えの出ない切ない話、穏やかにほろっとくる話、感受性が試される作品でもあります。ただ映画「三丁目の夕日」はちょっと違う。みんなで意地張合いながらもかばい合う世界を描き、なにより東の玄関口・上野駅の情緒と親子の情愛には、まいっちゃいました。そういう年なのですね(上野駅世代だしね)。
  12月 1日
「幻聴」
南大夕張で昔日を見た。
最近マスコミを賑わす夕張市、「ついこの間」まで炭都でした。追分との間を炭車が数珠繋ぎで9600型やD51に牽かれて往復してました。30両40両は当たり前の時代。それは見事な長編成列車でした。いまはメロンハウスが一面埋め尽くし壮観だが寂しさは隠せない。ひとり大夕張の目抜きで記憶を重ねていたら、大夕張音頭がふっと聞こえてきた。自分にだけ。
  11月29日
「幻影」
いつもの風景こそ幻影なり。
なんと人間の小さきことよ。太古の昔からこういう一瞬は繰り返されているのだろう。下界が如何に変わろうとも、数々の幻影は絶対的な存在感を厳かに顕わす。そこに拡がる道も住いも井手達も、一皮剥けば太古となんら変わりなし。手にするものが石器か携帯か。まとうものが毛皮か化繊か。生きる手立てが変わろうとも、所詮は夢まぼろしの木っ端たち。なぁーんて、神を信じた縄文人と同じ一瞬を味わいました。
  11月26日
「前頭葉」
言語中枢、想像力の根幹です。
思い浮かべる、見えてくる、身の毛がよだつ、こころがさざめく、せつなく、こらえきれず、うちふるえる。これらすべては想像力。想像力が足りないとこころは干からび、唯物的価値のみを追い求める。常になにかと比較して、優越と焦燥を繰返し、強迫観念が行動原理となる。自然の恵み、人生の喜び、それは無形のコミュニケーションで育まれます。ばあちゃんのおとぎ話、懐かしくないかい?
  11月24日
「突撃」
芸能レポーター並みです。
聞こえてきた情報源は、自分で確かめに行きます。まさに「恐縮ですが…」。それは営農技術であり、土地改良技術であり、経営術であり、営業術であり。自分達が困っていることに引っ掛かれば、すぐに場所を確認して、アポイントとって、突撃取材です。この作業は1年の中で今しか出来ません。お互いに一息入れて1年を総括している、今しか出来ない重要な仕事です。
  11月22日
「1280m」
温泉行くのにオーバーヒート!
「ついこの間」まで、ここへ来るには耐久レース状態でした。エンジンが茹で上がります。シフトが2速入りっ放しと言えば、分かりますか? 我がニセコアンヌプリよりも高い標高1280m。北海道一高い温泉です。「ついこの間」まで、よぼよぼの建物で入る露天風呂が名物だった凌雲閣、いまは近代的になりました。が、現代的でもない。場末の匂いがたっぷり漂っています。
おい、代表!湯冷めしねぇか?
  11月18日
「来年に期待」
その黄色、見事なり!
タイトルページの写真でもご覧頂いている鮮やかで透明感のある黄色は何ぞや? これはアスパラです。夏から秋へ健康に過ごせたお陰で、きれいに枯れました。いや枯れたのでなく、脱色しました。秋までに蓄えた茎葉の養分は、寒くなってから一気に根へ転流します。これが来春の品質・収量の分かれ目。果たして結果は如何に。そして役目を終えた茎葉は刈払われ、土へ帰ります。
  11月15日
「畑の研究」
使えない畑を使う。
暗渠工事はその一端ですが、基礎をもっと勉強したい。そう思い上富良野「土の館」へ。欧米で見たミュージアム(欧米かよ!)、創設者の理念が展示物と構成と運営で表現されてる。ここは日本では珍しく、そういうところ。立派な博物館。ところでわたし達はよほど切羽詰った悲壮な顔だったのか、素敵なおじさんが相談に乗ってくれました。一期は一会の積重ね。わたし達の運は、まだ離れてないかも。
  11月 9日
「暗渠工事」
畑の作業路にこぼれる籾殻。
11月2〜5日、暗渠工事 実施。雨の間隔が近く、土木工事には不向きな今年の秋です。深さ80cm、幅30cmの溝を掘って、そこに籾殻を充填していきます。工事完了の夜からまた雨が来ました。。ご覧の様に畑は水が浮いてます。たぶんこれが最後のチャンスだったでしょう。滑り込みセーフで、意志貫徹です。
  11月 2日
「ふあーむ 消滅」
10月29日、今年は消滅したのです。
最後のメロンを穫り切って、翌日午前に出荷完了、してその午後、ハウス消滅。仕事がだいぶ速くなってきました。終わってみてホッ。なにはともあれ無事故で切り抜けました。
と、思いきや未だあった、暗渠工事。メンタル、フィジカル、コストと三拍子揃ったプレッシャーの中、来期へ向けて最後の踏ん張りどころです。
  10月30日
「ようこそ        
学芸会へ」
シックで粋なお出迎え。
もう1週間前の事ですが、小学校の学芸会が盛大に(!)行われました。今年は御弁当タイム復活!母さん達は大変だが、なぜか気分は高揚しどこか楽しげである。そして欠かせない来賓の方々。地域社会を垣間見る物差しとなります。町長、教育長、地区選出議員、地区郵便局長etc.  郵政民営化はどこの国、町長は業者関係と御愛想合戦。まちが成立する背景がにじむ一瞬でもあります。
  10月27日
「やっぱ         
これっしょ!」
渡道して、いつかしら応援してました。
なんとなぁく気になっていて、勝てばなんとなぁく嬉しくて、負ければなんとなぁくガッカリ。叶わなかったけど、今夏は札幌ドーム応援ツアーに申込んだし。代わりに行かした息子達は「楽しむ」意味を体感して大喜び。興業と言えば怪しい聞こえだが、一流のプレーを媒体としたイベントと言えば分かりやすいか。一流だから成立する時間。本場モータースポーツも、そういう世界でした。
  10月23日
「雨そして…」
標高1200mまで降りてきました。
先日の羊蹄山初冠雪では、標高1700mほどまで冬が見えてましたが、今朝はアンヌプリに冬が見えました。ニセコ連峰の稜線は白一線の雪化粧。下界は紅葉でカラフル、その奥に上から見下ろすようにキリッと引き締まった山達。絶妙のコントラストです。お陰で昨日も雨で、仕事にならず。トホホ…。
  10月20日
「また雨」
寒冷前線が憎い。
昨夜もたっぷり、でした。週間予報が毎日変わり、明日の予報がお昼に変わります。低気圧が無くても沿海州でムクムクと前線を発生させ、ザァーッと降らせて行きやがる。こんちくしょー! とついお下品な言葉が口をつく。
今朝も作業通路には水が威勢良く流れた痕が。排水工事待ちの畑が、排水できずに入れないなんて、しゃれになりませんぜ。
  10月17日
「乱層流」
レイノルズ数 ν≧(なんぼだっけ?)
いわゆる遷移領域ってやつかな。いや地球規模では十分に層流域なのかも。昆布岳の頂きを乗り越える低層気流、後方にカルマン渦の発生も見られず、非常にキレイな乱層流でした。あぁ、これは昆布岳がボルテックスジェネレーターになっているんだ!だから剥離してないんだな、と一人で叫び感動する朝のにわか百姓でした。(ちなみに羊蹄山は年から年中、剥離しっぱなしです)
  10月14日
「こういう季節に」
霜と氷、W初の朝でした。
Winter Messenger 2連発、いや3連発かな。まず涼しいを通り越して、寒い時期に入りました。この次は初雪ですね。あまり早く来て欲しくないなぁ。暗渠工事、どうしよう!
と焦ってばかりでも身が持ちませんので、鍋で晩酌とおつに参りますか。鍋といえばこの野菜。今年は自家製だでね、うまいさ、そりゃぁ。Quiz の答えは、ここにあり。分かったかい? 誰だい、キャベツなんて言ってるのは。
  10月12日
「前線通過」
どうも芳しくない。
雨がひっきりなしに襲来します。先日の台風崩れが通過してから此の方、11月のような天候です。バケツをひっくり返したような降りかた。水煙で大気中全て飛沫で充満します。困るのは畑が水浸しになること。秋作業は来年の下地造り、とっても大事。でも子供の泥んこ遊びのように、トラクターが畑を練り上げます。最悪〜!
そして雨の後には、Winter Messenger。
  10月 9日
「Suzuka」
アロンソが勝ちましたね。
シューミィはブローしてリタイア、今年のタイトルは決まった感じです。昨日、日本GPが鈴鹿であり、久し振りにTV観戦出来ました。今年からエンジンが小さく制限されて重量バランスが良好になったのか、車が凄く安定しているのに驚きました。130Rなど6速全開ですもんね。個人的にはMonza、Hocken、Spaが好き。もちろん全開ストレート勝負があるから。写真は3年前の鈴鹿です。
  10月 1日
「力尽きて」
子を残し、消え行くいのち。
とてもおいしい農産物ですが、収穫とは、子孫を戴くことです。いのちを戴くから「いただきます」。こんな当たり前の常識すら知らずに、流行を追いかけ、にわか評論家になり、生ごみを排出する。どうか皆さん、そんな日常をちょっとでも振り返られると、日々の食卓が輝いてきますよ。たとえいつもと同じ献立でも。
にわか評論家の私たちが農家の端くれになって、自然から自然と教わった事です。
  9月26日
「黒光り」
おまたせしました。
如何にも重厚なかぼちゃのテカリ。色から重量感を醸す、それが熟した証し。穫りましたよ。昨年の雪辱!と言うほどの収量には足りず、まだまだ反省点だらけの栽培結果でした。7月の干ばつが痛かった、とはいえそれはみんな一緒。お天道様は公平です。でも穫れたモノ自体はなかなかで、期待をかけながら乾燥中です。味見じゃ、味見じゃ。
  9月20日
「風のいたずら!?」
いたずら、なんてもんじゃ済まされんぞ!
旗、倒れちゃいました。竹竿の根元から、バキッとイッちゃいました。圃場の被害は極めて軽微でありますが、気が気でありません。1週間もしないうちにお届けし始めるメロンたち、あと2〜3週間で旅立つかぼちゃ達、来年の春の便りアスパラたち、みんな揺さ振られながらこらえております。ビニールトンネルの補修をしながら、私たちもジッとこらえております。自然を満喫しております。
  9月18日
「いざ、いも拾い」
男爵の収穫、完了です。
初めての土地で、初めての栽培。土地改良の不足を感じる収量ですが、奇跡的に消毒1回きりで済ませました。準有機無農薬栽培と言えます。さて工程は全て手仕事、おとな2人で畝を掘起し、こども3人が土をほろい籠に入れる。出陣時はチャリで颯爽と圃場へ向かったこども達も、しばらくして疲れ果てヘナヘナです。収穫体験は、苦痛なようだ。(その後のおとなだけでの収穫作業もきつかった)
  9月15日
「労災」
親指が、欠けちゃいました。
かれこれ10日も経ったかな? やっと傷口が塞がったんですが、ちょっとヤバイ怪我の仕方でした。アスパラの整枝をしていた所、ほんの一瞬よそ見したんですね。足元の株に気になることがあって。右手で振り上げた鎌が、左手親指をダンッ!て削いでいきました。痛いより戦慄が先。もし鎌が関節に入っていたら…。左手のケガ自慢する偉人もいましたが、単なる下手くそでしょ、ケガは。私は自分の両手の傷跡を見て、そう思う。
  9月13日
「これはなに?」
Quiz です、わかるかい?
アオムシや軟腐病の攻撃を凌ぎながら、ここまで育ってきました。前回の「これはなに?」にたくさんの回答をお寄せ頂きありがとうございました。正解の方、おめでとうございます。間違いの方、今回もお待ちしていますよ。鍋の季節に欠かせない秋野菜です。
ところでQuizって、どういう意味か知ってますか? これも回答をお寄せください。
  9月 5日
「川霧」
秋の早朝、特有の世界。
山あいを縫うように横たわる川面は、霊験新たに霧立ち渡ります。夜明けから1時間ほど過ぎた午前6時、流域一帯に充たされた川霧は徐々に、静かに、大きく動き始めます。
尻別川流域にある我が圃場も、静寂な世界から一気に眩い陽光にガラリです。アンヌプリの裾野を音も無く駆け上がっていくその様に、自然と呆然と見つめてしまいます。
  8月28日
「これはなに?」
Quiz です、わかるかい?
メロンハウスの後作に代表的な秋野菜を植えました。うまく育てきれるか不安ですが、なにごとも挑戦せずば得るものなし。皆さんの回答をお寄せください。正解者の中から選ばれた方に完成品をお送りします。もしダメでも遠慮なく御注文をお寄せください。送料を考えると高過ぎる買い物かもしれませんが、話の種には十分かも。美味しくなるよう、手入れしています。
  8月22日
「まだ暑いが…」
秋の気配が少しずつ。
圃場の朝、朝露が少しずつ多くなってきました。夏の朝は草達も乾いてますが、秋になると飽和状態となって結露します。今年の夏は曇天のあとに続く蒸し暑さが長く、すっかり暦を忘れかけてますが、実はもう立秋。8月も終末です。ヒエも種をつける季節で、私たちも秋仕事への覚悟を固める時です。
  8月15日
「うれしい!」
お盆は、来客ラッシュです。
皆さん夏休みで、例えば会社時代の知人が、学生時代の友人が、近所の帰省者が親類が、畑にまで訪ねてくれます。そして御注文を置いていってくれるのです。なにより私たち家族を心配してくださり、なにより我が代表を気遣ってくださる。心優しき方たちです。
再会を祝い、近所のペンションで早速飲む。うまいぞぉ、ビールが。ビール万歳!
  8月10日
「くたぁ〜」
冷夏、曇天続きのあとは熱暑です。
果実をならせる作物は、ある時点の温度がとても重要です。それによって実がならなくなります。葉っぱたちも体力を振り絞って天候に順応しています。葉からの蒸散が不足すると萎れたようになります。夜は回復しますが、これが何回も続くと根の体力が尽きて、枯れます。土と苗の品質が左右する局面です。
  7月31日
「さぁ行け!」
旅立ちです。
我が子たちがお客様のところへ旅立ちます。この子たちは幸せです。育てられた人と受取る人が分かっているのですから。「あの人に届くのかぁ」と思いながら、モノを通じたお客様とのコミュニケーションを噛締めています。この子たちは私たちのメッセンジャーです。
  7月28日
「夏の午後」
爽やかぁ〜!
日向は暑いのですが、日陰は涼しいよ。湿度が低いから、ちょっとした風でも汗は引いていく。心地よい暑さだね。
しかぁーし、ハウスの中はお構いなし。日射量で室温が決まるので、そりゃぁもうはぁ、あぁせぇダラダラだらぁ。だから仕事は午前中勝負です。午後はシエスタと決め込み、3時過ぎた頃から再始動します。熱中症は怖いぞぉ。
  7月21日
「2毛作」
即日植替え準備です。
1棟目は4月10日に定植し、7月20日に生を終えました。 生産性を高めるため同じハウスを2回転させたく、片付けを手早く進めます。こども達が片付けられた後のベッドは、空虚感を伴う寂しさが漂ってました。残念なのは、このハウスの子たちの殆どが市場出荷に回され、行方知れずとなったこと。これはとても寂しく悲しいことでした。行方の知れるこども達を一つでも増やしたい、と願う私たちです。
  7月16日
「これもか?」
Clutch Disk、減ってました。
わかりますか?溝が無くなりかけているのが。放射状に入っている溝はディスクの磨耗粉を上手に排出するためにあります。ディスクが磨り減って溝が無くなると、半クラッチの時に出る磨耗粉が圧着面で挟まって、クラッチが密着しなくなり滑ってしまいます。これが怖い!一度滑リ始めると後は留まる所を知らず、クラッチ系部品の全てを巻き添えにして、煙を出して燃え始めます。
  7月12日
「あちゃー」
トラクターの腹が開きました。
推測どおりPTOギアの歯折れです。PTO 4th Driven Gear、典型的な疲労破断です。複数回にわたる石からの衝撃が起点を作ったようです。畑を作る上での不可避な関門なのか。でも内部仕様が分かったから、これからの使い方も上手くなるでしょう。なお請求書に戦慄を覚えます。ン十万円? そしてもう一つ、予定通りに修理されないとハウス2作目に支障が出る。準備が間に合うかなぁ。
  6月30日
「力強し」
今からが勝負の葉っぱ達です。
この溢れかえる勢いもさることながら、ピンと張って青筋キリリ、それでいてふわっとしなやか。色は深い緑で棘も硬い。なんてイイ葉っぱなのだろぉ。もう自画自賛だね。いや自葉自賛ってところかな。初ロットはいま熟成に入りましたが、この葉っぱ達の体力次第で中身が決まります。これなら大丈夫そう、力強いですよ。
  6月27日
「雨に追われて」
気象庁も 困っているんでしょう。
週間予報も毎日、いや朝と晩で変わっちゃってます。「明日いっぱいは持つかな?」が「ゲッ!明日朝には雨!?」と、昼飯時にひっくり返ります。少量多ロット生産にチャレンジしている私たちの弱点は、天候の影響を受けやすいことです。一方でリスク分散のメリットも。
こんな天候を早いうちに経験するのも、悪くないかも。それにしても、毎日が雨との追っかけっこですわ。
  6月21日
「日照不足」
雨です。
今年の梅雨は変ですね。内地方面が梅雨の時、北海道は爽やかに晴れるのですが、今年は梅雨前線がだらしなく、オホーツク海高気圧も中心が偏位していて、低気圧の通過経路が北にずれて。つまりそのぉ、晴れないのであります。雨が続き、ひゃっこい風が吹き、土が湿りっぱなしなのであります。
でも、メロンはネットが入り始め、皆さんのお越しをお待ちしております。
  6月18日
「定植」
同じウリ科、でも かぼちゃ。
2発目まで定植完了です。雨がちの天気で一番頭が痛いのは、土が湿気ってしまうこと。機械を畑に入れられないし、耕すにも団子になる。ヒドイと土を練り上げてしまい、いっそ陶芸家にでもなっちまえ!というような惨状となる。だから雨が上がってもまず日和見で乾燥させる。そして次の雨の前日に、一気呵成に畑を仕上げます。今日の写真、同業者には私たちの乱痴気がバレバレだぁ。
  6月13日
「芽出し」
かぼちゃ です。
育苗ハウスで発芽後までの条件を整えて、本畑へ降ろします。これを「芽出し」と言います。本畑への直接播種は温度条件が整わず、発芽率が極めて不安定となります。それでは本畑が余って損失となります。工場を稼動停止させるのと同じです。育苗ハウスで確実にスタートさせ、本畑でキチッと稼いでもらいます。去年はそれが出来なかった…。
  6月 9日
「露わに」
メロン6発目の準備です。
6月定植3発はハウスの囲いがありません。露地栽培とかトンネル栽培と言われます。ビニールトンネルのみで温度調節します。昔はみんなこうして始まったそうです。ハウス1棟 60万円、トンネルだと6万円。その代わり管理が忙しく、病気にもなりやすい。二律背反です。
131株、今日の豪雨前に定植完了です。
  5月31日
「雨 4日目」
ちょっと 辛いなぁ、しつこいぞ!
日曜日から降り始めた雨がなかなか止みません。6月上旬定植予定地の準備が、全く進みません。雨が止んでも乾かないと畑に入れないので、実質1週間は圃場準備が滞っているようなものです。これは痛い!
気を揉んでも参るので、きょうは岩内へ所用を足しに。日本海も暗くどんより。冷気流入で海も陸も雲底高度が100mまで下がってます。
  5月28日
「これが 雌花」
メロンの出来は、雌花で始まります。
今年の雌花は立派です。なんと言えばいいのでしょうか、花びらがヴヮーンと広がって色が濃い。勢いと力強さが昨年より進歩しています。ほんの小指第1関節くらいの大きさ。これが1.6kg以上の玉になります。ご覧の雌花右側が株元との接点。メロン頭頂にあるT字アンテナは、まさにここです。(花弁部はメロンのお尻になり、つまりお尻に花が咲くのです)
  5月27日
「堆肥とアスパラ」
アスパラのうまさは、堆肥で決まります。
いま昨年御贔屓のお客様へアスパラモニターとしてお送りしております。評判は上々で「畑のアスパラ」と命名した価値がお手元に届いているようです。今年の出荷ももう少しで打切りそうです。徐々に株の力が衰えてきています。
と、そうしているうちにも、今年定植の準備が進んでいます。その堆肥がうず高く、アスパラ達を見下ろします。畑の輪廻です。
  5月23日
「堆肥と石」
アスパラ増設工事です。
昨日4tダンプで山盛り7杯の堆肥を搬入しました。合計43立米以上。これが来年以降のアスパラの源です。サブソイラで地盤を割り、堆肥で土を膨らます。海と陸の有機物がヤクルトの香りで融合した特別な堆肥です。
そしてもう1ヶ所造成中の畑があります。来年から生産開始の予定。でも石(岩?)との戦いが、ハードロックなローリングストーンズです。
  5月18日
「開花 準備中」
からだが出来てきました。
4月10日定植の1発目、あと1週間ほどで開花・着果の予定です。どうです? この葉っぱは。観る人が見れば、褒めてもらえそうな葉っぱです。肉厚で黒光り、大きく丸くバァーンッと広がってます。トランジスターグラマーですね。私たちはこういう葉っぱが欲しかったのです。低温障害も克服し、徐々に生育ペースが上がってきています。
  5月15日
「デジ 帰る」
By 菊池寛、じゃないですけどね…。
デジカメ、退院してきました。ご苦労様でした。鏡胴へのゴミ混入は避けられない、との診断を頂きました。トホホ。
早速、圃場の最新状況を御覧頂きましょう。アスパラです!ニョキニョキ出ています。美味しそう!まず私達が味見しますからね。それで「うまいなぁ」ってことになれば、皆さんからモニターを募集します。お楽しみに。
  5月10日
「デジカメ    
帰らず」
オリンパスさん、修理まだ?
あいだにGWが噛んでいるとはいえ、すでに2週間を経過。ちょっと焦れてきました。修理日数は受取り後1〜2日を基準としているそうですが、僕のデジカメはそれが出来ないほど重傷なのでしょうか? もしそうなら、いたずらに日数を費やさずに、品質確認済みの代替品を送ってくださいな。
だって、圃場の様子が日々変わって、写真を撮れないのが、とてももったいないのであります。みんなに見せてあげたい瞬間が、もったいないのであります。
Sorry
No Photo
  4月26日
「デジカメ修理」
なぜ!? 買ったばかりなのにぃ!
鏡胴内にゴミ混入、しかも2個。前のカメラも混入があったけど、今度のは早かったね。2週間に1個ずつだもん。修理センターとの送料は往復カスタマー負担、補償外です。送料で儲けようなんて、ねぇ。
というわけで、最新画像の提供はしばらく滞ります。直前画像で圃場の様子をお楽しみください。(オリンパスさん、カメラ早く返してね)
  4月23日
「4発目 準備」
スタートダッシュは続きます。
3発目定植、2発目植替えとこなしながら、手間をかけて乾燥した4発目ハウスの準備が山場を迎えました。お天道様の熱を少しでも取り込むべく、この晴天を逃す手はありません。子供達にも手伝ってもらい、ベッド造成を終えました。このハウスは水位が高めなので、ベッド造成も少し改良しました。毎回が改良と勉強です。明日からまた雨っす。
  4月21日
「あんた        
もうダメかい?」
ついに落伍者が出てきました。
ここ3日間の濃い曇天で、地温は堪えきれずにクライテリアを割り始めました。定植2発目に低温障害が顕著で、約40/132株が力尽き来ました。2発目ハウスは他ハウスに較べて温度が途中から下がり気味でした。その原因が掴めないのです。なんとか究明しなければ、再発に付きまとわれます。このトラブルで生産原価が1万円押し上げられました。
  4月18日
「春 もうひとつ」
今日も薄日、シャビシャビ入り混じり。
日照時間が短いのが難点、とにかく地温が不安定です。いま4発目ハウスの乾燥中ですが、先発3棟に較べて極度に遅い。赤外線が欲しいのぉ。露地畑の雪解けも一進一退を繰返し、アスパラのスタートが遅れています。予定では5月中旬に皆さんに味見頂くはずなのですが…。
  4月17日
「油断ならぬ」
まだ冬の空気が残ります。
晴れ、凍れ、そして吹雪。定植した苗に風邪をひかさぬよう、気が抜けません。地温さえ確保できればなんとかなるのですが、寒気がひつこいと我慢できずにジワジワ下降してきます。今日はほんとどうしたのでしょう、氷雨、みぞれ、あられ、ひょう、しゃびしゃびフルコースでした。
3発目定植は20日、予報は風雨。
  4月14日
「雪解け 急ピッチ」
もの凄い勢いで解け出しました。
尻別川も流域の融雪水を飲込んでほとばしるように疾走し始めました。河川敷が消えました。圃場の雪も10cmくらい低下し、小柴ふあーむは表通りに向かい出現しました。
明日も晴れの予報です。定植2発目、いきます。
  4月12日
「上手くいった    
かな?」
予定通り、4月10日定植しました。
2日経過した今日、苗は順調に活着しているようです。もう少し様子見が必要ですが、昨年の先発ハウスとは較べようもない健やかさです。
今週土曜日(15日)、2発目いきます。
  4月 9日
「苗は 待ってるぜ」
By 石原裕次郎、ってか?
あす先発ハウスを定植します。シグナルが変わるわけですが、今年の春はまだ寒さが残っているので、今の温度条件が十分かどうか非常に不安です。ベテランに聞くと「いやぁ、大丈夫だぁ!」となんともはや。ご覧の苗が明日ハウスに来て、今シーズンのレースがスタートします。(ひょっとしてピットスタートとか、Tカーとか、いきなりリタイアとか、まさかね)
  4月 7日
「晴れてください!」
いま3棟目の乾燥中です。
ところで先発ハウスは現在地温14℃。 昨日はなんと吹雪でした。外気温はせいぜい+2℃、ベッド地温も冷めかけます。地温は深さ20cmで計測していますが、晴れた日には1日で2℃も上昇します。きょうは晴れ時々曇り、ベッドの保温材は全て剥がし、直射日光を出来るだけ当てて深層まで赤外線を入れるようにしています。
  4月 1日
「本畑準備」
遂に来ました、ここまで。
肥料ふって起しました。土中水分が未だ多い目でしたが、なんとか耕運できるギリギリの状態。勝負です。今回使用した肥料は6種類、有機質肥料をベースに酸度矯正、速効性、根張り促進、光合成強化、食味向上を図ります。やりたいスタイルを自分達で進められる、初めてのシーズンです。
地温5℃、ここから温めます。
  3月27日
「乾燥 始まる」
土、いい匂いです。
水引きが、そして乾燥が順調に進んでいる証拠です。この調子なら、ひょっとして定植に間に合うかも。いや、間に合わせるんだよ。秋仕事をキッチリやっておくと、春のスタートダッシュを確保できます。サブソイラの割れ目、荒起しの土塊、みんな上手く機能しています。一年前の今頃は、雪の解けずらい水浸しの畑だったのにね。
  3月26日
「もっと 解けろ」
晴天になると、土が一気に現われます。
雪を解かすにはまず温度、そして土を乾かすには通風が必要。熱力学や伝熱学の知識が生かされます。比熱とか、飽和とか、潜熱とか。飽和点ギリギリまで温度をかけて、土中水分のエネルギーを目一杯上げておいてから、乾燥空気を流し込みます。すると深いところからの水分蒸散が可能となる、はず…。上手く4月10日に間に合えば、こんな講釈も無駄にならない。さてどうなるか?
  3月23日
「帰ってきたハウス」
4ヶ月ぶりで出現しました。
ビニールを掛けたら融雪材です。融雪材は焼却カスによる炭素粒子で出来ています。それ自体が赤外線を吸収して蓄熱します。伝達でなく、輻射により発熱するので、ハウスの中で熱源を持つのと同じ効果があります。雪が融けたあとでも、土の中で同じ効果を出すので、地温上昇に一役買います。これで1日でも稼げれば大したもの。
今回はタップリ撒いてみました。
  3月21日
「病理解剖」
財前教授の総回診です。
「んむ、順調に回復してますよ」だとよかったのですが、我がデジカメは解剖へと回されました。本体は生きているのです、まったく問題なく。しかしSW ONのまま作業してぶつけてしまい、鏡胴部が壊れて動かなくなったのです。悔やまれます。代替品を購入したものの、3万数千円の追加出費、年初から経費がかかっております、とほほ。
  3月20日
「年初 壮行会」
今シーズン突入記念です。
こども達の進級祝いも兼ねて、伊達市まで学用品調達と食事に行って来ました。そういえば昨年も同じように同じところへ食べに来た。20数年前に較べて伊達も賑やかになりましたし、整備もされました。道さえ良ければ我が家から1時間半、大きくも小さくもない、そこそこ用事も済ませられるし、赤十字病院も伊達看もある(なんじゃそりゃ)、手頃な地方のマチです。
  3月18日
「準備完了」
ビニール掛けの準備、完了です。
本当は今日にもやるべきだったのです。風が殆ど無い穏やかな一日、ビニール展張によい一日でした。が、しかし!明日・明後日と春の嵐が来ます。なんと970hpaまで発達する低気圧、台風並です。こいつの通過を待つことにしました。4月10日に対して、吉と出るか凶と出るか。判断が試されます。
  3月16日
「除雪 目処立つ」
やっとこさ、やっとなのさ。
除雪機が順調に稼動し始めて、だいぶ要領を得てきました。とりあえず3棟の除雪が9割かた完了しました。結構危ない緊張感に満たされつつ、除雪の山場は過ぎました。もう3月16日、つぎは骨組みの補修をしつつ速攻でビニール掛けの準備です。
Xデーまで、あと25日。
  3月15日
「確定申告」
第1期決算 △¥1、218、226−。
資本金 ¥6、735、561 の結果です。この資本金額に生活費¥3、000、000が加わったお金が、第1期に使われました。自己資金がそれだけ減り、運転資金が窮屈になります。でも減った現金は資産に置き換えられたわけで、それを生かすも殺すも第2期以降の経営次第です。
確定申告は納税ゼロ、すみません…。
  3月12日
「除雪再開」
中4日ののち、やり直しです。
熟練者なら1日で仕上げるハウスも、夫のスキルでは2〜3日もかかってしまう。要領が分かっていない。効率の良い手順は誰も教えてくれません。自分で授業料払って失敗するのです。なにかを聞きに行っても「だべな…」としたり顔で評論されるだけ。機械作業の研修が一切なかったから仕方ないか。
前進あるのみ、さ。
  3月11日
「頑張るしか、ない」
メロンの芽が出ました。
Lot1は4月10日定植予定。その苗が芽を出しました。圃場の進捗がどうであれ、芽はもう出て成長を始めました。こども達に対する親の責任、逃げられません。どんな理由があろうとも、この芽を最後まで育て上げ、子孫を残させて皆さんのお手元へ届ける。それが結果です。
除雪機故障は復旧しました。明日からの吹雪に臆せず、格闘あるのみ。
  3月 5日
「かまぼこ」
北海道では「堀川」、静岡は「あま栄」
鱈やスケトウのすり身を練って、杉の板に盛付けて、蒸して凝固させる、お値段によって格段の差異がある付け合せ。場末の大衆食堂ですする鍋焼きに、かまぼこは欠かせませんよね。
ところで雪割り作業は、ハウス丸ごと浮き彫りにして始まります。見えないパイプに着かず離れず、横滑る愛機をなだめつつ進む、まったく板に付いてない除雪技能です。
  3月 1日
「雪割り」
休む間もなく、突入です。
昨日までスキースクール、今日から農家。概略日程はすでにショート気味、焦ります。この雪の下で、1ヵ月後にはメロンが植わさってる予定です。信じられます? 私も雪割りからのシーズンインは初めてなので、そう信じて実行するしかありません。平均積雪で1.7m、ところによって2.5mに突入する愛機は、はなから雪に飲まれています。
  2月28日
「雨 のち吹雪」
春の兆し、それは吹雪。
昨日は雨が降りしきる中、ずぶ濡れでスキーレッスン。今日は猛吹雪で、全身凍結、開店休業。お客様もつれなく帰る羽目に。せっかくカナダから来てくれたのにね。夫が山登りに没頭していた頃、こんな気象に知床連峰で出くわした大学生パーティーが遭難しています。5人中3人が帰らぬ人に。ここニセコもリゾートながら、その正体はれっきとした厳冬期の冬山。片鱗を感じない輩は、あぶないゾ。
  2月24日
「もらって          
いいのかい?」
拝啓、野口英世様
あなたの大切さはつとに分かってるつもりでしたが、この度はそのありがたみが身に沁みました。2日間ご一緒したお客さま(3歳男子アメリカ人)の評価が誠によろしく、伝え聞いた御両親が「ありがとうの気持ちネ!」と握らせてくれた、あなた様です。先日、別のお客さま(20代カップル2組中国人)にクレームを頂いてしょげていた私への最高のカンフル剤となりました。さすがお医者様です。
初めて頂いたチップ、千円です。
  2月18日
「ふ〜ぅ」
薬師如来の権現なり。
ごく近所にある温泉で、時々疲れが溜まると養生します。洗い場はなく、清潔とは縁が無い温泉です。川床から湧き出すちょいとぬるめのお湯が、足元からボコッ、ボコッと、泡と一緒にそのまま被せた湯船に溢れます。いつも1時間半ほど浸かりっぱなし、沈思黙考(いわゆる居眠り)します。くさや系の温泉です。泉質は炭酸水素鉄鉱泉、名称は薬師温泉と申します。
  2月14日
「きつい 縁切り」
ハウスが潰される、ビニール無しでも。
ハウスパイプは雪に抱きつかれ、自重で沈む雪に引き連られ、折れていきます。パイプを掘り出し周囲の雪を壊して、これからの沈み込みに備えます。掘り出した表面が硬くなれば、例えまた埋もっても雪同士が滑り負荷が逃げます。構造力学の世界です。今日明日は暖気、しめしめ。表面硬化バッチリ。
にしてもきついなぁ、全部手掘りは。
  2月12日
「Viva!Trino」
始まりましたねぇ、オリンピコ。
ゆかりある選手への応援看板、ささやかながら自作で2枚作りました。スキー場へ出入りする人たちの目にとまって、少しでも認知してもらえると嬉しいなぁ。
プロの滑り、自分で毎日試行していると、その凄さが分かります。
  2月 4日
「ともし火」
灯火、と書きますが。
その昔の映画では「Lime Light」、街路灯がアセチレンガスでサービスされていた頃のお話です。切ないですよね、あの結末は。チャップリンの本質を知る良いきっかけとなったものです。夕暮れの帳(とばり)が暮れる5時過ぎは、小屋とスキー場が明かりで溶け合う、深紺の深みに包まれます。
  1月30日
「これが 倒壊」
圧壊というべきか。
まるで潜水艦乗りのような言葉ですが、事実、圧壊です。別にサボっていたわけではありません。ただ今年は例年より低温がきつく、ハウス上の雪が滑り落ち切らないのです。落ち切らずに凍れて、へばり付く。セミモノコックのビニールハウスは、集中荷重には耐えられません。
  1月26日
「お疲れさま」
いま着いたよ、北海道に。
とっても大切なお客さま、修学旅行生が連日押し寄せます。この子たちは佐賀県からのお越しです。初めての雪と寒さに、阿鼻叫喚…じゃなくて歓喜嬌声。のはずですが、さすがに疲れています。歓喜嬌声は明朝のスキー授業開校式にお預け。その時の弾け方は、さすが若さ!と納得します。
  1月23日
「トリノに 行くか?」
切符ゲット!
アルバイト先の社長の息子はこのスクールOBで、なんと今度の五輪でアルペン代表となりました。みんななんだか嬉しそう。ニセコが育んだ世界レベルです。
でもそこまで行くには数々の淘汰や取捨に面してきて、特に決別は時間が経っても辛く残ります。道を貫く厳しさを思い起こさせてくれました。
  1月19日
「親子ナイター」
ニセコならでは。
それは一仕事終えた後の親子ナイトスキー。とってもハードにハイテンションで、スキー場全部を借切れる時間です。スクールの人たちは、基本的にスキー大好き。時間を遣り繰り、練習上手。
我が子達の上達は素晴らしく、直滑降をカービングでグイグイ攻め込みます。
  1月14日
「新年会」
ニセコならでは。
それは薪ストーブがあるログハウスでのパーティー。とってもゆったり、穏やかな雰囲気で、空間を楽しめるひとときです。スクールの人たちは、基本的にアウトドアラー。盛り上がり、くつろぎ、楽しみ上手。
で、翌日のレッスンはこわいのさね。まいった。
  1月 6日
「面目躍如」
お屠蘇気分も吹き飛んだ。
内地も凄いことになっていますね、雪の猛攻で。私たちも連日の降雪対策で多忙な日々を送っています。久しぶりに取ったお休みも、収納庫の雪下ろしで費やしました。ただ今170cm。累積降雪はとっくに3m超。すでに昨年の積雪量に達したとか。目印のポールも消滅です。
豪雪地帯で名を馳せた東洋のサンモリッツ、ここはニセコ。
  1月 1日
「年を取れました」
このお正月はいかがですか?
私たちもつつがなく、そつがなく、つつましく、静かなお正月を迎えました。
嬉しいですね。こんなに年越しが価値あるものだとは、最近身に沁みて感じます。我が代表のおせちと紅白歌合戦、変哲も無いこんな風景を愛しく感じます。
今年もよろしく。